メリーさんのひつじ日記

文系PhD留学帯同妻のアメリカ・メリーランド州生活奮闘記です(/・ω・)/ 不定期更新

渡米前の5つの悪夢とポジティブな変化

渡米から早2ヵ月

 

どうもkyoumixです(/・ω・)/

早いものでもうすぐ渡米して2ヵ月が経過します。

 

昨日からサマータイムに入り、日本との時差が13時間になりました。

時間が1時間進みました。

まだ本当は16時なのに17時です。

もう、「本当の時間」ってなんだろうという気持ち…(;´Д`)

 

 

 

 

さて!

 

今回は、現時点で感じている「アメリカ生活」へのイメージの変化を

書き留めておきたいと思います。

 

 

 

 

一応前置き:アメリカと日本の文化に優劣をつけたいわけではないです

 

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DCと近辺の街をつなぐMetro。

 

 

本題に入る前に念のため補足しておきます。

この記事にはアメリカと日本を比較する表現が出てきますが、

「どちらが優れているとか、どちらが劣っているとか、そういうことを言いたいわけではない」です(/・ω・)/

 

まだ2ヵ月しか住んでないし。

メリーランドの一部しか知らないし。

 

文化に優劣はなく、

ただ、違うということなのです(/・ω・)/

よろしくです。

 

 

 

渡米前の「アメリカ生活」イメージ

 

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Smithsonian American History Museum。レゴでできてる女神さま。

 

 

もともと心配性な性格の私(;´Д`)

来るべきアメリカ生活にかなりビビってました。

 

渡米直前までの「アメリカ生活」のイメージはこんな感じでした。

 

  1. 食べ物がおいしくない
  2. 水道水が飲めない
  3. 洗濯物が外に干せない
  4. 物価が高い
  5. 事務が雑

 

まぁ日本のほうが圧倒的に安全だろうし、

衛生的で…それなのにアメリカに行かないとブルブル(;´Д`)

銃社会コワイヨー(;´Д`)みたいな…。

 

アメリカどうなんだ…?

言葉もろくに使えない土地で、マジでどうなっちゃうんだ?

日本人の多い地域に住むわけでもないし、

マジでどうなっちゃうんだ…?

 

そんな不安を抱えながら渡米の日を迎えたのでした…。

 

 

 

時は流れ

 

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Dupont Circleのベンチから。ゆったりできるいい雰囲気の公園でした。

 

タイムマシンがあったら、渡米前の自分に伝えたい。

「あのね、そんなに怖がらなくてもダイジョーブそうよ(/・ω・)/」

 

たった2ヵ月ですが、いまの認識はこんな感じです。

 

  1. 食べ物がおいしくない → 美味しくなくはない
  2. 水道水が飲めない → 料理とか全然できる
  3. 洗濯物が外に干せない → 乾燥機意外と悪くない
  4. 物価が高い → 高いのは外食と家賃だけ
  5. 事務が雑 → 雑だけど悪気はない

 

 

それぞれについて振り返っていきます(/・ω・)/

 

①食べ物がおいしくない → 美味しくなくはない

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Mac & Cheeseデビューしました。めっちゃ量多かった…(;´Д`)

 

 

そもそもどうして不安になっていたかというと、

過去2回のアメリカ滞在での経験にさかのぼります。

 

まず、3年ほど前に一度ボストン~NY観光をした時に泊まったボストンのホテル。

朝食のバイキングで食べた

パン、ベーコン、ポテト、何もかもが「無味」だったこと。

 

2年前、旦那の引っ越しを手伝うために滞在したとき、

飲んだ牛乳がいかにも「人工」な味、かつ、「長すぎる賞味期限」にドン引きしたこと。

 

それからずっと「アメリカのメシは不味い」というイメージでした(;´Д`)

 

 

月日は流れ実際に生活することになったわけですが、

結論から言うと、気にするほどじゃないです(/・ω・)/

 

スーパーにはすでに賞味期限が過ぎた商品や、

どう見てもしなびた野菜が並んでいることもありますが、

きちんと選べば問題ありません。

 

大根やニンジンは日本のものに比べてちょっと硬い感じしますけど(/・ω・)/

 

 

 

一つ付け加えるのであれば、

美味しさと値段は比例するかも…という感覚はあります。

 

例えば、売り場で最も安いパンは「ちょっと違和感のある酸味」を感じますが、

もう1ドル足すと特に問題なく、むしろ美味しいパンが買えます。

 

牛乳は、前回買ったものがどのメーカーだったか覚えていないのですが、

こちらもブランドやメーカー、加工の種類(ビタミンD多めとか、低脂肪乳とか、種類が多い)によって値段が違い、

高いもの(Organic)のほうが美味しい印象です。

 

最安値~最高値で2~3ドルくらい違う(;´Д`)

我が家はいろいろ試して最低ラインを探っていますw

 

ここは日本と違うポイントかも。

 

ともかく、自炊レベルで困ることはほとんどないです。

まぁたまに、

 

細切れ肉が手に入らない

自分で肩ロースをスライスすればいいよね!(`・ω・´)

硬いね…(´・ω・`)

 

とか、

 

もやしだ!もやし買おう!(`・ω・´)

もやし不味い…(´・ω・`)

 

とか、ちょくちょくありますけど…。

※おそらくそれなりの値段を出してそれなりの場所まで探しに行けば良いモノも手に入る。

 

 

ちなみに外食については

そもそもあまり機会がないのですが、

ハンバーガー、ウマいです(/・ω・)/!

 

あと、Chipotleというブリトーのファストフードチェーンがお気に入り。

アボカドやサルサソースがたっぷり入ってめちゃうま。ちょっと高いけど。

同じようなブリトー屋さんでCAVAというお店もあります。これも試してみたい!

 

 

 

 

②水道水が飲めない → 料理とか全然できる

 

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思えばアメリカの水でゆでたパスタを毎日食っとる

 

仕事柄海外に出張する機会が何度かあったのですが、

そのたびに「水には気を付けて!」と言われていたからかもしれません。

 

 

が、アメリカで暮らす分には、お水もそんなに心配しなくて良いです。

※もしかしたらほかの州の条件は違うかもしれないので調べてください!

 

料理したり、コーヒーを入れたりするときは、水道水で問題ありません。

ただ、そのまま飲む分には抵抗があるので、水道水はそのまま飲まず、

飲む用のお水はスーパーでspring waterかpurified waterを買ってきています。

 

ちなみにアメリカの水道水は硬水と言われています。

日本(軟水)に比べミネラルの含有量が多いため、

体質によっては硬水を飲むとおなかを壊したり、

髪や肌を痛める原因になるとか。

 

歯磨き、シャワーは普通にできます。

大きな肌荒れは特にありません(でも生活リズムのせいかもしれないし一概に言えない)。

髪質は…もともと太めのしっかりとした髪質&黒髪なので変化はわかりません(;´Д`)

 

 


③洗濯物が外に干せない → 乾燥機意外と悪くない

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DSWで見つけた解の公式ソックス。解の…公式…?

 

アメリカでは、どんなに天気の良い日でも洗濯物を外に干したりはできません。

それは例えば空気が汚いとか泥棒がとっていくとか、

そういう可能性があるからではなく、

 

「洗濯物を干すことは景観を損なう」から、らしいです(´・ω・`)

逆に、洗濯物を干している地域は民度が低いという見られ方をされたり、

すでに条例で洗濯物を外に干さないように取り決めている地域もあるとか(/・ω・)/ナンデヤネーン

 

うちのアパートには共用のランドリーが備え付けられていて(残念ながら部屋にはないです)、

洗濯機と乾燥機にそれぞれ1.5ドルずつ払って使います。

 

最初は敬遠してた乾燥機ですがそんなに悪くないです。

むしろお洗濯に天気が関係なくなったのはよかったかも。

 

洗濯機も服が傷むのを心配していましたが、

今のところ特に問題ないです。

 


④物価が高い → 高いのは外食と家賃だけ

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セブンで買ったアップルパイは1ドルちょうど。…これはちょっと甘すぎた

 

そもそも物価が高いと思うようになったきっかけは、

外食の値段がクオリティに釣り合わない、という旦那氏の愚痴からでした。笑

サブウェイもマクドナルドもバーガーキングも、全部日本のほうが安くて美味しいらしいです。まぁ確かに…。

 

ただ、安いものもあって。

 

食品は、ものによりけりですがほぼ日本と同じくらい。

じゃがいもや玉ねぎ、パスタ、冷凍食品は日本よりも安いと思います。

他の食品もスーパーの会員カードで割引になったり。

IKEAでそろえるような家具も、そんなに変わりません。大丈夫。

電車賃も、オフピーク時は安いですよ。

 

 

 

日本よりも高いと思うもの代表は家賃と外食。

 

家賃。

日本の1ルームに相当するのが1studioなのですが、

どんなに安くても1000ドルくらい…?

これはかなり地域差ありますが、家賃相場は高いかもしれません。

ただ、マジで場所による。マジで。

 

メリーランドの中でも、特に日本人が多く住むような地域(Bethesda、Silver Spring)は高い(/・ω・)/ウラヤマシイ

高い分、治安が良くてお店が多く便利という利点が。

でも、高い。

高いから治安が良い。

そんなループがそこにはあります。

 

まぁちょっと高いけど、東京よりは広い部屋に住めます(/・ω・)/

 

 

 

外食。

ファストフードでも1人10ドルくらい。

レストランだと追加で15%以上のチップを支払うのでより高くなります。

大学院生的には無理かも。。。

 

総じてトントンくらいだと思うけど、

改めて外食は高い!高いです。ごめんなさい、やっぱり高いです。(´・ω・`)

 

 

 


⑤事務が雑 → 雑だけど悪気はない

 

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Silver Springにあるラーメン屋、Ren's Ramen。ちゃんとラーメン。

 

 

アメリカの事務の雑さについては、

先にアメリカで暮らしている夫から常々聞かされていました。

入居予定だったアパートが音信不通になり、やっと連絡できたと思ったらほかの人に先に住まれてたとか。

キッチンが停電して、アパートの管理人に同じ内容を何度も問い合わせてやっと対応してもらった、とか。

 

私自身、

アパートの管理人やSSA(SSN=Social Security Numberを管轄する役所)、MVA(Motor Vehicle Administration、車の免許とか申請するとこ)を含め数回しか”事務”とのやり取りをしていませんが、

 

雑、というか、日本ほど過保護でないというか、

ガンバラナイ、という感じ。そしてそれがフツウ。

 

基本的に愛想は良くないです。営業スマイルとかないし。

あと、あちらから「こうしますか?」「あれしますか?」といった機転を利かせてくれることもなし。

 

ただ、それがフツウなんです。

こちらの要求以上のことはしないし、

対価以上のことはしない、ただそれだけのこと(/・ω・)/

そこに悪意はないし、そういうもの(/・ω・)/

 

MVAで車の免許の申請をしに行ったとき、

webに書いてある通りの書類を持って行ったのにダメって言われた時にはさすがにイラッとしたけど…。

しばらくイライラ収まらなくてラーメン食べに行ったけど…。

ただのラーメンじゃ物足りないと思ってこってり食べちゃったけど…

 

おおよそ、大丈夫です。もうそういうものなんです。大丈夫です。

 

大丈夫になるまで、何度も確認するしかないし、

そういうものなんです(半ばあきらめ)(/・ω・)/

そしてそのために英語が必要なんですね(/・ω・)/

 

 

 

 

2ヵ月目の総評

 

渡米直前に私が抱いていた「アメリカ生活」のイメージと、

それに対するポジティブな変化を振り返りました。

 

  • 食べ物がおいしくない → 美味しくなくはない
  • 水道水が飲めない → 料理とか全然できる
  • 洗濯物が外に干せない → 乾燥機意外と悪くない
  • 物価が高い → 高いのは外食と家賃だけ
  • 事務が雑 → 雑だけど悪気はない

 

私は心配性な性格なので、

渡米前は心配でしょうがなくて、あんまり眠れなかったんですよね。

 

でも、実際に住んでみたら案ずるより産むがやすし。

そしてさすが先進国アメリカ。多民族国家アメリカ。

ここは日本ではないけど、生活には困らないよ。

 

なんとかなる!

 

 

 

今回は長くなってしまいました。

またカルチャーショックを受けたり、変化があったらブログにします(/・ω・)/

 

それでは次の記事でお会いしましょう(/・ω・)/