どうもkyoumixです(/・ω・)/
月日は経ち、もう12月!
さすがに寒くて、車の中でも暖房を入れることが多くなってきました
ただ、意外と家の中は暑くて、
central heating(アパートまるごと暖房的なやつ)が効いているのか、
長袖長ズボンだと「暑っ」ってなることもしばしばです
さて、最近興味深いことに気が付いたので
今回はそれについて書きたいと思います(/・ω・)/
Red Line とYellow / Green Line
わたしはメリーランド州に住んでいるのですが、
ワシントンDCに出かけるときはたいていMetro(地下鉄)を使います(/・ω・)/
DCのMetroは、比較的安全とされていて(地球の歩き方もそう言ってる)、
女性ひとりで利用することも可能だし、
DCの中心部にはそもそも駐車場が少ないので、
Metroが非常に便利なんですね~
それで、わたしがよく利用するのは
Yellow/Green LineとRed Lineなのですが、
乗り換えの時にあることに気が付きました
…まわりのお客さんが変わった…?(^ω^;三;^ω^)
乗っているひとが違う?
気が付いたのは以下のような点です
・Red Lineに乗り換えると、黒人やヒスパニックの割合が少なくなる
・Yellow / Green Lineでは、白人やアジア人はほとんど見かけない
・Yellow / Green Lineに乗っていた白人やアジア人は、Red Lineの乗換駅に着くと、ほとんどRed Lineに乗り換える
つまり、
Red Lineの利用者には白人、アジア人が多く、
Yellow / Green Line の利用者は黒人やヒスパニックが多いということでした
だからなんだ、という話なのですが、
それってつまり、
地域によって住んでいる人種がくっきり分かれていることの
何よりの証拠なのかなって思ったんです
The Racial Dot Map
ヴァージニア大学が2010年のCencus(アメリカ国勢調査)のデータをもとに
作成した「The Racial Dot Map」というものがあります
これは、
人間ひとり=1 dotとして、
それぞれ白人、黒人、ヒスパニック、アジア人で色分けし、
実際に住んでいる地域に表したものなんです
このマップのDC~Maryland近郊を抜き出すと…
白人(青)、黒人(緑)、ヒスパニック(オレンジ)、アジア人(赤)です
地域ごとに、
青の地域、緑の地域、オレンジの地域、赤の地域があることがわかります
中心部を拡大するとこんな感じ
ここに、先ほどのRed Line とYellow / Green Lineを書き入れると、
だいたいこんな感じ。
Red Lineは青(白人)と赤(アジア人)のエリアを、
Yellow / Green Lineは緑(黒人)とオレンジ(ヒスパニック)のエリアを通っていることが分かります
これは…ほぼ体感と同じ…!(^ω^;三;^ω^)
人種の分布は家賃で決まる?
ここからは「これ!」っていうデータがある訳ではないので、
半分実体験、半分推測なのですが、
ここまで分布がくっきりしている理由のひとつに、
家賃相場があるんじゃないかなぁ、と思っています
先ほどの路線図を書き込んだThe Racial Dot Mapに、
主要な住宅街を書き入れると
こんな感じになります。
Red Line はRockville、White Flint、Bethesda、SIlver Spring
Yellow / Green LineはGreenbelt、College Park、Hyattsvilleなど。
ひとことでいうと、
家賃相場はRed Line沿線のまちのほうが圧倒的に高いです(/・ω・)/
家賃が高い順に並べると、
Bethesda>>> White Flint、Rockville>Silver Spring >>>>>Greenbelt >College Park >Hyattsvilleって感じ。
もちろん間取りにもよるし、
マンションやアパートのタイプ、築年数などによって
かなり大きく変わるのですが…!
たとえばCollege Parkでは1 bedroomがだいたい$1200~1400くらい(新築の綺麗なマンションだと軽く$1700くらいしちゃうけど)だけど、
RockvilleやSilver Springになると最低ラインが$1500…$1700くらい。
RockvilleやWhite Flintなどは日本人も多く、
日本食スーパーや、アジア人を対象にした美容院とか、
和食屋さんも多いです(/・ω・)/
一方でCollege ParkやHyattsville付近はオレンジ一色になっていて、
実際、私の住んでいる場所の近くは
ヒスパニックが多く、お店の看板もほぼスペイン語だったりします(/・ω・)/
アパートの大家からの案内も英語・スペイン語でくるし。
ちなみにRed Line沿線の地区はMontgomery County、
Yellow / Green LineはPrince George's Countyという郡に分かれています
Mongomery CountyとPG Countyで、
心なしか街並みも違うんだよな…
道路の質というか、清掃され具合というか…
何回も書いてる気がするけど、まじで街の投資のされ具合が違うというか…
※County…郡、みたいなもの。州のつぎに大きなくくり。
そんな単純なものじゃないのかもしれない、が…
というわけで、Red LineとYellow/ Green Lineの客層の違いと、
どうしてそれが起こるのか、自分なりに考えてみたことをまとめてみました
理由は家賃相場だけじゃないかもしれないし、
というかそもそも関係ないかもしれないし、
代々そこに住んでいるから住んでいるだけかもしれないし、
そこまで調べ切ったわけではないので分からないのですが、
ここまでくっきり、はっきり分かれているのはかなり興味深いなと思いました。
日本で無理やり例えるなら、埼京線と中央線で乗ってる人種が全然違うみたいなもんだし…
個人的には
・DC市内の16th Streetを境に、東西でくっきり色が分かれている
・DCとMD州の東側の境目で、くっきりいろが分かれている
ところも気になります
アメリカの人種の話はかなりセンシティブだけど、
実際どうなんだ、っていうところはすごく気になるし、
これからも注意して観察していきたいな、と思いました
また書けそうな話題があったらまとめます(/・ω・)/
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
また次のブログでお会いしましょう(/・ω・)/