どうもkyoumixです。
私事ですが、現在日本に一時帰国しています。
現在は出来る限り細心の注意を払い、感染予防を徹底しながら自主隔離期間を過ごしています。
さて、アメリカから一時帰国する際に必要な、
・出国前72時間以内の陰性証明書
・空港でのコロナウイルス検査
の流れや注意点等ついてまとめました。
緊急事態宣言下ということもあり
コロナ禍での一時帰国は好ましくないと感じる方も多いだろうと思い
書こうかどうかかなり迷ったのですが、
アメリカにいるときになかなか情報が手に入らず苦労したので、
簡単ですがブログにて共有させていただきます。
- ①【アメリカ出国前に】出国前72時間以内のコロナウイルス検査を受ける
- ②【アメリカ出国前に】厚生労働省の「質問票」に回答し、QRコードを取得する
- ③【飛行機搭乗中に】「健康カード」の記入
- ④【成田空港】検査案内前の書類確認
- ⑤【成田空港】唾液検査受付
- ⑥【成田空港】唾液検査場
- ⑦【成田空港】検査結果待ち後の受付 座席番号の発行
- ⑧【成田空港】検査結果を待つ
- ⑨【成田空港】検査結果発表、入国審査へ
- ⑩入国後の健康チェック等
- ☆その他、気づいたこと
- まとめ
①【アメリカ出国前に】出国前72時間以内のコロナウイルス検査を受ける
◆検査の予約と実際の流れ
外務省のHP等でも記載されている通り、
日本に入国するためには、
出国前72時間以内のコロナウイルス検査で「陰性」であることを証明する書類が必要です。
わたしは出国3日前に、
民間のurgent careでPCR検査を受けました。
通常のPCR検査だと結果が分かるまでに2~5日程度かかってしまうため、
「covid test for travel near me」などでググって、
24時間以内に結果がわかり、検査証明書を発行してくれる場所に依頼しました。
私が利用した場所は事前に個人情報をオンラインで登録しておいて、
医師との簡単な面談(オンラインでいくつかの決まった質問に答える)を受けたあとに
ドライブスルー形式で検査を受ける、という流れでした。
(車に乗ったまま検査を受けられるなんてなんて便利なんだろうか…!)
◆費用
そのクリニックは、実費だと$150かかるのですが、
保険が利用できるとのことでした。
予約前に自分が加入している保険が使えるかどうか確認するといいと思います。
(実際にいくらかになるかはまだ把握してません…)
※通常のPCR検査は無料の場所も多いですが
rapid testは有料のようです。
※2021/5/9追記
保険会社のWeb site で確認したところ、負担額は$0でした!
(請求額は$890とか書いてあった。まじか?)
◆検査証明書
検査翌日、検査証明書がメールで届いたので
「陰性」であることとそのほかの情報を確認し、
問題なかったのでSTAPLESで印刷しました。
外務省のHPに「出国前検査証明」のフォーマットがあり、
念のためそちらも印刷して持って行ったのですが、
クリニックの係員からは「ほとんど内容が同じだからうちの病院の証明書で大丈夫だと思う」と伝えられました。
実際、外務省のフォーマットには項目がある「国籍」と「パスポート番号」が載っていない検査証明書だったのですが、
空港でのチェックイン時も成田空港での確認時も問題ありませんでした。
その他の必要項目は外務省HPでご確認ください。
◆検査証明書の注意点 検査時刻の記載に注意
1点、見落としていてひやっとしたのは、
空港でのチェックイン時に「検査時刻の記載がない」と指摘されたことです。
検査日が出国前3日前だったので、
日付だけでは出国前72時間以内の検査かどうかの判別がつかない、とのことでした。
(実際には72時間以内に検査しています)
空港では検査を受けた時刻を口頭で説明し納得してもらい、
そのままチェックインに進むことができました。
万が一指摘されても、
クリニックに問い合わせれば検査の時刻はわかるはずなので
なんとか大丈夫かな…といったところなのですが、
書面でないと納得できない、というケースもあるかもしれないので(分からないけど)、
72時間以内に受けたかどうかわかりやすくするためにも
検査証明書には時刻が書いてあるかどうか確認しておいたほうがいいと思います。
②【アメリカ出国前に】厚生労働省の「質問票」に回答し、QRコードを取得する
◆オンラインで「質問票」に回答する
直前まで知らずに
空港でのチェックイン時に焦ってしまったことの1つです。
厚生労働省が入国する人を対象に
「質問票」に回答するよう義務付けており、
過去14日間の滞在場所や健康状態、
日本での自主隔離場所などについて入力する必要があります。
回答自体は5分もかからずに終了します。
◆QRコードを取得→スクショで保存しておく
回答をすべて終えると、
QRコードが発行されます。
このQRコードは日本での入国時に必要なので
スクリーンショットで保存しておきます。
③【飛行機搭乗中に】「健康カード」の記入
◆「健康カード」を人数分記入
搭乗中、税関に提出するカードと一緒にA4サイズの紙(健康カード)が配られるので、
それを人数分記入します。
記入する内容は
・過去14日以内に発熱や咳などの症状がある人と接触した?等5項目に該当するかどうか
・過去14日間に滞在していた地域をリストの中からすべて丸で囲む
というシンプルなものです
記入した用紙は到着後に使用するのでなくさないように!
☆コロナウイルス検査の30分前から飲食が禁止なので、
空港到着直前~到着後は検査が終わるまで飲み物が飲めません!注意!
④【成田空港】検査案内前の書類確認
◆パイプ椅子で待機
飛行機を降りて順路に沿って進むと、
番号が貼られたパイプ椅子があるので、
そこに座って待機します。
◆書類の確認
ここで最初の書類の確認があります。
確認される書類は
・パスポート
・健康カード
・陰性証明書(持っている場合)
です。
また、健康状態や滞在国、滞在していた州について簡単な質問をされました。
⑤【成田空港】唾液検査受付
◆書類の確認
確認される書類は、
・パスポート
・健康カード
です。
ここで、
唾液をためる試験管の番号と個人情報が紐づけられ、
試験管とジョーゴ(?)が手渡され、
「健康カード」に試験管の番号シールが貼られます。
⑥【成田空港】唾液検査場
◆パーテーションの中に1人ずつ入って唾液をためる
受付が済んだらパーテーションがたくさんある部屋に案内されるので、
荷物置きに荷物を置いて、
壁に向かって各々唾液をためます。
壁に、「すっぱいものを意識して!」というメッセージと
レモンや梅干しのイラストが貼ってあるので
頑張ってためましょう…!
試験管に黒い線が引いてあるので、
その線まで溜めるように指示があり、
唾液がたまったら係の人に確認してもらって、
大丈夫であれば唾液を提出し、次の部屋に向かいます。
小さなお子さんもたくさんいたのですが、
1人1人やっていたような…
あまり気を付けて見ていなかったので分かりませんが、
家族連れの方もたくさんいらっしゃいました。
⑦【成田空港】検査結果待ち後の受付 座席番号の発行
◆書類の確認
唾液を提出しさらに進むと、
カウンターがあるのでそこに並び、書類などの確認があります。
(本来は搭乗ゲートがある場所)
確認される書類は
・健康カード
・パスポート
・QRコード(質問票を回答したときに取得できる)
です。
◆待機用の座席が指定される
検査結果が出るまでの間、
本来塔上ゲートである場所のベンチで待つように言われるのですが、
ソーシャルディスタンスを取るために座席が指定され、
「健康カード」に座席番号を係の人が書いてくれるので、
指定されたベンチで待機します。
◆誓約書の配布、LINE@、COCOAの案内
誓約書をまだ持っていない人はここで渡されます。
(わたしはこの段階まで持っていなかったのですが、
係の人には「誓約書はもうお持ちですか」って聞かれました。
もっと前に記入するチャンスがあるのか…?謎です)
一応内容はこんな感じ。
⑧【成田空港】検査結果を待つ
◆検査結果が出るのに待つのは40分~1時間程度
指定された座席で待機し、
割り振られた試験管の番号(「健康カード」に貼ってもらう試験管番号シールの下4ケタ)が呼ばれるまで待ちます。
検査結果が出るまでに40分~1時間程度かかるので、
その間に誓約書を記入し、
COCOAをインストールしておきました。
トイレは利用できますが
自動販売機などはないので、飲み物を持っていないとちょっとツライかもしれません。
(着陸30分前になると検査前30分前からの飲食が禁止になる影響で
飲み物をもらえなくなるので、チェックインしてから飛行機に乗る前に買っておいたほうがいいかも)
(飲んでしまうと飲んだ時間から30分待たないといけなくなります…ってCAさんが教えてくれた(´・ω・`))
⑨【成田空港】検査結果発表、入国審査へ
◆アナウンスで試験菅番号を呼ばれる
検査結果が出たら、アナウンスで試験管番号の下4桁が呼ばれるので、
呼ばれたら書類を持って検査場の出口へ向かいます。
確認される書類は
・誓約書(回収される&控えはない)
・陰性証明書
・健康カード
です。
結果を伝えられる&
「検査済み」的なカードをもらったら終了です!
この後は通常通り入国審査→荷物ピックアップ→税関を通って…
という感じになります。
疲れた…!
⑩入国後の健康チェック等
◆毎日朝11:00頃に健康確認LINEが来るので必ず回答するようにしましょう。
入力する内容は
・体温が37.5℃以上になってないか?→はい、いいえ、計測できないの3択
・本人、同居人にせきなどの症状がないか?→はい、いいえの2択
の2問なので簡単です。
◆体温計を持参する
健康管理のために持ってきましょう!(買うと高いし)
☆その他、気づいたこと
・荷物は少なめに
飛行機を降りてからずっと、
待機→移動、待機→移動の繰り返しで、
同じ書類を何度も見せなければいけないので
機内持ち込み荷物は最小限にしておいたほうがいいと思います。
航空会社からも機内持ち込みでなく、
出来るだけ預け荷物にするよう案内が出ているので
ご参考までに…
・検査前の飲食
これも盲点だったのですが、
唾液検査の30分前から水を含めて飲食が禁止になります。
(食べ物や飲み物が検査結果に影響してしまうそうで…)
搭乗人数やほかの便との到着タイミングによるのですが
混んでいなければ検査まではすぐ案内されるので、
できるだけ着陸の30分前より前のうちに飲食は済ませておいたほうがよさげ。
・ボールペンを1人1本持っておく
もともと税関申告書の記入で使うので
カバンに入れてある、という人も多いと思いますが、
誓約書を記入するときにも使うので、ボールペンは持っておいたほうがいいです。
まとめ
以上、アメリカ出国前~入国時までの流れを簡単にまとめさせていただきました。
急ぎで書いたので読みにくかったらすみません…。
また、こちらは2021年3月上旬時点での情報です。
入国時に必要になる検査や書類はその時々によって変わる可能性があるので、
外務省や厚生労働省のHPで最新の情報を確認してください。
コロナ禍の一時帰国は良く思われない方も多いと思います。
わたしもできるだけ人の往来は少ないに越したことはないという考えです。
なので、ブログにまとめようかどうかすごく迷いました。
実際、コロナ禍での一時帰国はSNSなどで言うべきものではなく、
「こっそり」帰るひとが多いと思います。
海外から日本に帰ることへの後ろめたさは程度こそあれ、
海外在住者の誰もが感じていることなのではないでしょうか。
(不要な往来は避けましょう、ということで、
一時帰国したい人には人それぞれの理由があるので
過度に責められるべきものではない、とも思っています)
ただ、コロナ禍の一時帰国は必要な書類や検査が多いのに
情報源がかなり少なく、準備する際かなり苦労しました。
個人的な知り合いに体験談を聞いたりして補完するにしても
全体像を把握するまでには至らないのが現状なので、
これから帰国される方のために、
一連の流れをまとめてみました。
どなたかのご参考になれば嬉しいです。
わたしも滞在期間中、それからアメリカに戻ったあとも感染予防を徹底し、
安全に過ごせるように気を付けてまいります。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
日本滞在期間中はブログの更新はお休みします。
また次のブログでお会いしましょう(/・ω・)/