メリーさんのひつじ日記

文系PhD留学帯同妻のアメリカ・メリーランド州生活奮闘記です(/・ω・)/ 不定期更新

夫の大学のgraduation partyにお邪魔してきた!

 

どうもkyoumixです(/・ω・)/

 

先日、スーパーで違和感を感じたので

ふっと二度見したら

 

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にんじんコーナー

 

明らかにカッピカピなbaby carrotを発見!

(baby carrot…小さく加工されたにんじん。風味は日本のにんじんに近い)

 

 

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撮影日は6/1

 

賞味期限が1日切れてるにんじんが売ってました(/・ω・)/

まぁ1日だもんね…まだいいほうかな…

 

アメリカのスーパーでは賞味期限切れの食材が売ってることがたまにあります。

特にbaby carrotのトラップには2回ひっかかったことがある…

見た目大丈夫そうでも必ずbest by...の日付を確認するのが吉です!

 

(間違って買ってしまったときには返金or交換してくれます)

 

 

さて、今回は

夫の大学のgraduation party に参加したので

その時のことを書こうと思います(/・ω・)/

 

 

 

指導教官のお屋敷でホームパーティ〜〜〜!

 

この感覚まだ慣れないんですけど、

アメリカでは年度が9月始まり、かつ、

夏休みが長いので年度終わりは5〜6月あたりなのです。

 

今回わたしが参加したのは大学主催のパーティではなく、

指導教官が主催するホームパーティ的な卒業パーティでした(^ω^ ≡ ^ω^)

 

そう、ホームパ…

 

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会場だった指導教官のお屋敷

 

え、ここ庭だよ…広…

このテントもテーブルも全部指導教官のだよ…

 

お屋敷自体もめちゃくちゃデカかったよ…

ガレージには車が4台くらい停まってて、

うち1台は荷台だけのやつで(クルージングでもするんか)

 

室内のストレージだけで何部屋もあったし

(これは狭い方のストレージよ♡って案内された部屋がもううちのキッチンくらいある)

ゲスト用のベッドルームだってもちろんあるし

洗濯機は2台あるしリビングは天井吹き抜けだし地下室もあるし…!

 

聞くところによると、

この指導教官(夫にはお世話になってる指導教官が2人いる)は

彼の専門分野ではかなり有名で業績もトップクラスらしい。

 

私は全然彼の研究に詳しくないし、どのくらい偉いって言われてもさっぱりわからないのですが、

「お笑い界でいうところの上沼恵美子だよ」の例えでその凄さがわかりました。

 

すごい…すごすぎるよ…

そこまで上り詰めればこんな家に住めるんか…

リビングに入った瞬間思わず "ten times bigger than my apartment..."って言っちゃったもん

(指導教官笑ってくれた)

 

夢あるじゃん大学教授…(^ω^ ≡ ^ω^)ニホンハシラナイケド...

 

 

 

人生で初めて英語で話さないとどうにもならない空間に行った

 

今回のパーティの目的は

大学院を卒業する学生のお祝いと、

昇進した教員のお祝いの2つ!

 

大学院といってもビジネススクールMBAとはまた違う)なので、

学生の年齢層は高め。

会社員として働いていた経験がある人もいれば、

校長先生だったひともいるし、

元テニスプレイヤーもいたりする。

 

私たちはひつじ年生まれのアラサーなのですが

この集団だと全然若い!むしろ最年少くらいの勢い。

 

ということでちょっと早めに行って

食べ物を取りに行ったり、部屋を飾り付けするお手伝いの役目を仰せ付かりました。

(上の写真のテントについてるバルーンとかも私たちがつけた)

 

準備の時間は3時間くらいあったのですが、

その間、我々夫婦と韓国、クウェートからの留学生と一緒に

仕事を分け合って協力しながら進めないといけませんでした(^ω^ ≡ ^ω^)

 

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gradはgraduationの略。こういう飾り付けが今のシーズンはいっぱい売ってるみたい

 

当たり前だけどみんな英語話せる!

そんで夫はもともと見知ったクラスメイトではあるけど、

私は初対面!

でも不思議と不安な気持ちは少なくて、

とにかくしゃべってみよう!という心意気で臨みました(^ω^ ≡ ^ω^)

 

わたしは韓国人の女の子と一緒に部屋の飾り付けをメインでやったのですが

これはどこに飾ろうか?とか、

タペストリーの高さ、反対側に飾ったやつと高さ合ってる?とか、

はしごが欲しいね…とか、

全部英語でやりとりした…!

 

実際にはその女の子がめちゃくちゃいい子で、

ゆっくり、シンプルな英語で話してくれたおかげなんだろうけど、

ちゃんとコミュニケーションが取れたことにめっちゃ感動してしまった…

 

「夫婦で一緒にいられてうらやましい、私は夫が韓国にいるのよ」みたいな話も。

単身来てるのか…なんかもう…えらすぎる…ってか寂しいよね…!

 

あと、指導教官の先生に

「あなたは飲み物がなくならないように、外のクーラーボックスが少なくなってきたら飲み物を補充する仕事をお願いね」

とか

コロナビール用にライムを切ってちょうだい」

ウォーターサーバーにレモンを絞って氷水を作っておいて」

とか!

 

そういった指示を受けて実際に動いたり。

なかなか聞き取れなくて、先生直々にやってみせてもらって

やっと理解できるっていうそんなレベルではあったけど、

 

まじで結構頑張ったし、

その他のハプニングなどなども相まって

(私が風船を割ったり、飾り付けを組み立てる途中で壊したりするもんだから、「なんてdestractive(破壊的)な子なの!」と言われた)

 

最終的には”so sweet!!”ってハグされるくらいに仲良くなった。

(↑上沼恵美子に「フアンです」って言われるくらいすごいこと)

 

ちなみに先生は旦那さんにライムの切り方をそれじゃ小さすぎると注意されて

キレてました(^ω^ ≡ ^ω^)ワロタ

 

 

お世話になってるみなさんにご挨拶

 

パーティの時間が近づくと途端に騒がしくなって、

ぞろぞろと人が集まりだし…

 

パーティに参加するのは本人だけじゃなくて、

パートナーや子供がいる人は一緒にくるっていうケースがほとんどで、

最終的には40人くらいの大所帯となりました。

 

コロナのワクチンの摂取率が上がったこともあって、ノーマスクでの会合。

コロナ禍以降、こんなの初めてだしほんっとうに久々の空気感でした(/・ω・)/

 

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congratulations!と書かれたお祝いのケーキをわけわけ

 

夫がお世話になってる先生たちやクラスメイトやそのご家族に挨拶して、

ケータリングのインドカレーを食べながら雑談して、

あっという間の数時間。

 

聞いたことある名前の人に実際に会って、きゃっきゃさせてもらってました。

そんでまじでみんなが優しすぎた。

 

 

"Nice to meet you!"にはじまり、

アメリカにはいつきたの?」

「暮らしはどう?どこに住んでるの?」

「こっちではどんな仕事してるの?」

とかとか、いろいろ聞いてくれました(私に!)

 

すごくない?

仕事関係のパーティで家族が集まったとして、

そのご家族を"メイン"に尋ねる質問が私にできるかなぁ…

 

ただの「ついてきた人」じゃなくて、

1ゲストとして尊重してもらったことがすごーく嬉しかったです(/・ω・)/

 

 

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各指導教官から一言挨拶&卒業生によるミニスピーチをしたミニセレモニー

 

中でも印象的だったのがこの会話。

 

私が「英語を上達させるためにこの夏からESLに行くんだ」という話をしたときに、

あるアメリカ人の学生が

「すばらしい。でも君の英語は素晴らしいよ。僕は第二外国語としてフランス語を学んだことがあるけど、めちゃくちゃ難しかった。だから第二外国語を話しているみんなのことは本当にすごいと思ってる」

って言ってくれたこと!

 

すごくないですか?

彼はアメリカ育ちだから、英語を話せるのは当然だし、

他の国から来た学生の英語に内心なにか思ってても不思議じゃないのに、

こんなこと言える?ここまで尊重できる?

まじで嬉しすぎてセレモニーでいっぱい写真撮ってあげました(^ω^ ≡ ^ω^)

 

本当にすごくいい雰囲気だったし、

充実感が半端じゃなかった(/・ω・)/

 

(余談ですがパーティ中に写真や動画をたくさん撮って、

動画は簡単に編集して夫経由でシェアしてあげたら

卒業生たちにめっちゃ感謝されました(/・ω・)/ヨカッタ〜)

 

 

初めてのパーティは本当に楽しかった

 

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バラとラズベリーのケーキ。美味しかったけど甘かった…!

 

最初、パーティと聞いて頭によぎったのは、

過去に読んだことがある奥様方のパーティ経験談

 

ポットラック(各々料理を持ち寄って行うタイプのパーティ)だったから、準備がすごく大変だった」

「せっかく持って行った料理があんまり喜んでもらえなかった」

「当日は何もしゃべれなくて孤立してしまった」

 

みたいな話が結構あったので、

大丈夫か…?みたいな不安がないことはなく、

一応「話せても話せなくても超いい経験になるはず!」と信じて、

心の準備はしておきました

 

でも、いざ行ってみたらみんなとっても優しくて、

親切にいろいろ質問してくれるし、社交的だし、

さすがに夫がいない場面は不安だったけど、めっちゃ楽しかった!です!

 

これはひとえに指導教官のカリスマ性(なんたって上沼恵美子なので)もあるし、

この大学やこの土地柄の雰囲気もあるかもしれないんだけど、

 

一番大きいのはアカデミックの世界で重要視されている

「人種や性別による差別やセクハラ、パワハラの排除」という意識が

全員の中にある、ということなんじゃないかと思いました(/・ω・)/

 

いろんな国にルーツがある面々が一堂に会して、

同じテーブルを囲んで食事や会話を楽しむ、という風景は

なんだか心温まるものがありました(TOEICの問題集の表紙みたいだった)

 

留学についてきたの、やっぱり正解だった!

って思えた1日でした(^ω^ ≡ ^ω^)

 

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みんなでいただいたインドカレーの残り。全部ジップロックに仕舞われてた(^ω^ ≡ ^ω^)タンドリーチキンやナンもあって、めっちゃ美味しかった!

 

あと、学生みんなで集合写真を撮ったのですが、

多国籍な集団の中で楽しそうにしてる夫を見て

誇らしい気持ちになりました(^ω^ ≡ ^ω^)ヨッ

 

まじでみんないい人たちだった…

いざというときのために「会話に詰まった時の質問集」を作って持っていったんだけど

出番なかった(^ω^ ;≡; ^ω^)

 

 

おわり!

 

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誰かが焼いてきたクッキー。絶対甘いと思って食べなかったけど可愛かったから写真だけ撮らせてもらった(^ω^; ≡; ^ω^)ゴメンネ

 

ということで今回はめちゃくちゃ楽しかった1日のことを書きました(/・ω・)/

 

ここまでいい雰囲気だったのは

コロナ禍を超えて(まだ終わってはいないけど)の再会というのもあったんだろうな…

オンラインでのイベントや授業ももちろん方法としてはアリなんだけど、

やっぱりこういった社交の場が復活してくれたのは嬉しい。

 

ワクチンについてはいろんな考えを持ってる人がいるし

変異種のこともあるから

ワクチンが広まる→即元通りとはいかないのだろうけど、

ワクチンのおかげでかなり生活が元に戻りつつあって、

これは喜ばしいことだと思います。

 

日本でももっとたくさんの人にワクチンが行き渡るといいな…!

そして、一刻も早くこの事態が終息しますように。

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

また次のブログでお会いしましょう(/・ω・)/