メリーさんのひつじ日記

文系PhD留学帯同妻のアメリカ・メリーランド州生活奮闘記です(/・ω・)/ 不定期更新

アメリカで妊婦が子宮筋腫の摘出手術をした話④【終】(退院後の生活、痛み止め、電話通訳の感想、請求額など)

 

どうもkyoumixです(/・ω・)/

 

早いものでこのブログを開設して2年になりました!

何かを始めるにはちょうどいい節目になるかなと思って

節分に立ち上げたので、節分がくるともうそんな季節かぁ〜としみじみします。

これからも週1更新を目標に、アメリカに住んでる間は続けていきたいなぁ〜

 

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今年は恵方巻きを作ってみた(^ω^ ≡ ^ω^)
ちゃんと酢飯、きゅうり、かにかま、冷凍ほたて&えび、たまご焼きがはいってるお(^ω^ ≡ ^ω^)
美味しくできた(^ω^ ≡ ^ω^)

 

さて、年末から年始にかけて手術を伴う入院をしていました。

 

めちゃめちゃ簡潔にまとめると、

「お腹が痛くて念のため病院に行ったら、大きめの子宮筋腫が捻れていたので手術した」

というお話。

 

妊娠中の手術となりましたが、赤ちゃんも私も無事に退院することができました。

 

今回は退院の流れ、痛み止め、電話通訳の感想、請求額といった

細々としたものをまとめて、手術体験記を締めたいと思います!

 

ややボリューミーですが、よければお付き合いください!

 

 

前回までの記事はこちら↓

 

kyoumix.hatenablog.com

 

kyoumix.hatenablog.com

 

kyoumix.hatenablog.com

 

 

 

 

退院の流れ

 

術後2日のスピード退院!

 

病室で年を越し、元日早々に退院となりました。

もちろんアメリカに「お正月」という文化はないので

Happy New Yearの挨拶もそこそこにアップルマフィンを食べました。

 

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毎度飲み物が多かった(コーヒー、オレンジジュース、牛乳パック)

 

病院側は前日(つまり手術翌朝)に退院させる気満々だったんですが、

一晩粘った時点でもこちらとしては

「まだ早いよぉ…」って気持ちでいっぱいでした(´・ω・`)

 

家に帰ったところで

トイレちゃんと行けるかなとか、

電動じゃないベッドから起き上がれるかなとか、

病院から自宅までの道のりの揺れに耐えられるかなとか(´・ω・`)

 

まぁでもずっと病院にいても、

痛み止めを飲むくらいしかできることないからね(´・ω・`)

 

 

ドクターからの注意事項

 

その日の午前中にドクターがやってきて、

退院後の過ごし方についてのインストラクションを説明してくれました。

 

・生活面の制限

・シャワーは今日からOK!

・2週間は掃除機かけない、重いもの持たない。階段の上り下りも1日1回まで。

・1週間は運転禁止。

・腹痛(abdominal pain)を感じたり、発熱したり、出血があったり、陣痛(contraction)のような兆候に気がついたら、すぐ病院に行くこと。

 

・処方薬について

・痛み止めを1週間分くらい処方するが、麻酔レベルで強い薬のため、基本的には市販のタイレノール(≒カロナール)を飲むこと。

・処方する薬の副作用で便秘になりやすいので、便を柔らかくする市販のColaceという薬を必要に応じて飲むこと。

 

・かかりつけ医のフォローアップについて

・縫合した糸は勝手に溶けるので、次の定期検診でかかりつけ医にテープだけ外してもらうこと。

・今回の手術については、この病院からかかりつけ医に共有する予定(←フラグ)

 

 

その後、退院します!という書類にサインをして、

今回病院で施された処置(検査内容と結果、手術概要など)を要約した用紙をもらい、

退院手続きは完了しました。

 

そぉぉぉぉ〜〜〜〜っと身支度を整えて、

ナースに「いっぱい食べて、いっぱい水分摂って、いっぱい赤ちゃんに話しかけてね!」と激励され、

うっかり届いてしまったお昼ご飯を食べてから、自宅に帰りました。

 

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ほろほろ煮込み牛肉^^ これは結構美味しかった^^

 

 

電話通訳の感想

 

上記の説明が始まったとき、

一旦家に帰った夫がまだ病院に来ていなかったこともあり、

退院時のインストラクションでは電話通訳を利用しました。

 

アメリカでは、患者さんが英語を話せなくても不利益を被らないように、

多くの病院やクリニックで通訳のサービスが受けられるようになっています。

 

使いたい時は話の途中でもドクターかナースにお願いすればOK。

この病院では、専用のiPadを持ってきてくれて、

ドクターたちが通訳さんとのセッティングを済ませてくれました。

 

 

で、使ってみたはいいものの…

やや微妙でした(´・ω・`)

 

 

通訳の流れとしては

 

ドクター喋る(英語):例)"If you have an abdominal pain..."

通訳電話越しに訳す(英語→日本語):「もし腹部の痛みを感じた場合は…」

患者喋る(日本語):例)「わかりましたー!」

通訳電話越しに訳す(日本語→英語):"I understand."

 

という感じなんですが、

 

 

まず、音質や電波のせいで会話そのものがスムーズに進まない。

スピーカーフォンで喋ってるので仕方ないといえば仕方ないのですが、

ベッドからだとかなり大きな声を出さないといけないので、

術後の疲れた状態ではちょっとしんどかったです。

 

あと、こちらの英語が第二言語であることを考慮してなのか、

ドクターがシンプルな英語でゆっくりと説明してくれたので、

通訳を介さなくてもほとんどの内容が理解できてしまって、

通訳を待つ時間にやや煩わしさも感じました。

("Do not drive for one week."とかだったらさすがに聞き取れる)

 

 

1番困ったのは誤訳されてしまったことです(´・ω・`)

 

子宮筋腫のことを英語ではfibroid(読み:ファイブロイド)というのですが、

ドクターが「あなたはfibroidを摘出する手術を受けました」と言ったのがうまく聞き取れなかったのか、

「あなたは5つの筋腫を取り除く手術をしました」と訳されました。

 

5つ…ふぁいぶろいど…

ファイブのロイド…ってコト…!?(ちいかわ)

 

明らかにこれまでのドクターの説明と食い違っていたので

おかしいな、と感じましたし、

ちょうどそのタイミングで夫も到着したので、

「これは誤訳だ」とはっきり気がつくことができました。

 

でもこれがもし1人の状況で、

おかしいなと感じても誰にも答え合わせできない(あるいはその余裕がない)場合に起こったら

結構怖いなと思いました。

 

電話通訳が利用できるのはとってもありがたいし、

自分でこれなんて言おう…と思っていた質問が聞けたのでよかったのですが、

相手も人である以上100%ではないので

身を守るためには

自分自身がある程度英語が分かるようになっている必要がありますね…(´・ω・`)

 

 

退院後の生活

 

スローライフのスタート

 

退院したその日と翌日くらいまでは本当にしんどくて、

家の中でも1歩1歩慎重に、ゆぅぅ〜〜っくり歩くようにしていました。

何かを手に持って歩くのは、バランスが崩れるので避けていました。

 

靴下も自分で履けないし、

手すりがないと椅子に座ったり立ち上がったりできないし…

シャワーを浴びた後も自分では着替えが拾えないので

夫に浴室まで来てもらって…みたいな(´・ω・`)

 

 

1番辛かったのはベッドに寝る&ベッドから起き上がる動作。

開腹の手術跡と、右側のおそらく筋腫を摘出した部分がすごーく痛かったので、

少しでも動くと下腹部全体がビリビリビリッ!!と痛む…。

 

最終的に編み出したベッドへの寝方は…

 

・キッチンで使っていた踏み台をベッドサイドに置いておく

・でかいクッションを枕元に重ねて、柔らかい壁を作っておく

・ベッドサイドの出来るだけ枕側に腰掛けて、踏み台に両足を乗せる

・でかいクッションに体重を預けながら、片足ずつ、太もも〜ひざのあたりを手で持ち上げるor夫に持ち上げてもらう

・両足が乗ったら、でかいクッションから徐々に背中を下にずらしていき、枕に頭がくるまでもぞもぞする

 

というステップになりました(´・ω・`)

起き上がる時はこの逆。これは2週間弱続けてたかも。

 

最初の数日はこれすら無理だったので、

夫くんに力づくで起こしてもらったりしてました(´・ω・`)

 

あとは、

横隔膜を刺激する笑い方ができなかったので

新春のお笑い番組をチェックするのがしんどかった(´・ω・`)

 

 

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アノヴァ先輩夫妻がプリンとお花を差し入れしてくれました(´;ω;`)

 

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指導教官夫妻も手作りおせちを分けてくれた…(´;ω;`)!

 

 

とはいえ、つわりの時とは違い気分が悪いわけではないし、

頭も元気なので、退院後は普通にブログとか書いてました。

 

2週間くらいは日常生活は無理かなぁ…と思っていたけど、

身体の回復は想像以上に早くて、

退院2日後くらいにはトイレもかなり楽に行けるようになり、

3〜4日目くらいからは自炊もちょこちょこ再開できました。

 

この手術体験記も退院4日後には一通り書き上がっていました。

 

 

痛み止めについて

 

処方された痛み止めは2種類で、

オキシコドン(Oxycodone)→8-10レベルの激しい痛み

インドメタシン(Indomethacin)→4-7レベルのそこそこの痛み

の処方箋をもらったのですが、

インドメタシンのほうはCVS(=大手ドラッグストア)のカウンターでストップされてもらえませんでした(^ω^ ≡ ^ω^)

 

インドメタシンは妊婦の服用が推奨されていない薬らしい。

CVSの薬剤師に、「病院にダブルチェックしないと渡せないよ!今日は土曜日だから月曜日に確認する」って言われたんですけど、

結局月曜日になっても連絡がこないままなぁなぁになってしまいました…(^ω^ ≡ ^ω^)

 

※ちなみに、アメリカの処方箋は病院から予め登録しておいたドラッグストアに

電子データで送られるパターンが多く(ドラッグストアは好きなチェーン、店舗を登録できる)、

その場合は薬さえ用意できていればドラッグストアの処方箋カウンターで名前を伝えるだけで薬を受け取ることができます。

(病院によっては紙の処方箋をもらってドラッグストアに自分で持っていって、準備ができたら取りに行く、というパターンもあります)

 

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CVSで受け取ったオキシコドン。こんなケースに入ってます。

 

そのほか、市販薬の

タイレノール(Tylenol)→ 一般的な解熱鎮痛剤。マイルドに効く。成分はアセトアミノフェンで、日本のカロナールと同じ。

・コーレイス(Colace)→便を柔らかくする薬。強い痛み止めであるオキシコドンの副作用で便秘になりやすくなるのと、お腹に力を入れらない状態でもお通じを助けられるようにとのことで。

を購入するように案内されました。

 

市販薬をドラッグストアで買ってね、っていう指示、

日本だとあんまりないですよね(・ω ・)

 

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タイレノール。成分はアセトアミノフェン。めちゃくちゃメジャーな解熱鎮痛剤。

 

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コーレイス(Colace)。アメリカではそこそこ一般的?らしいけど、日本では売ってない成分らしい(・ω ・)

 

 

「食後に1日3回!」みたいな指示ではなく、

痛みがあれば痛みの強さに応じて薬を選んで飲む、というシステムだったので

自分で服用のタイミングを判断するのがやや難しかったです(´・ω・`)

 

それぞれの薬に「24時間以内に○錠まで!」とか、

「○時間空けなきゃだめ!」とか書いてあるし…

 

結局、処方してもらった1番強い薬のオキシコドンは初日だけ服用して、

あとはタイレノールを起床時・午後・寝る前に、

コーレイスを毎食後に飲む、という風にしていました。

 

5日目まではタイレノールが手放せなくて、

朝、痛みで目が覚めることもあったのですが

6日目からは痛み止めがなくても大丈夫になりました(/・ω・)/

 

 

術後のフォローアップ検査

 

かかりつけ医へGO☆

 

かかりつけの産婦人科の定期検診が1月上旬に入っていたので、

入院した病院のドクターからは、

・縫合部分のテープをかかりつけ医に取ってもらってね

・手術の内容についてはうちから共有しておくね

と言われていました。

 

共有してくれるなら楽だな〜安心だな〜と思っていたのですが、

実際にかかりつけ医に行ったところ、

「何か変わったことはある?^^」と聞かれました。

 

えぇ〜…

この日のドクターは同じクリニックの初めて見てもらう先生だったので

もしかしたら私のカルテには情報が入っていたのかもしれないけど…

 

改めて、年末から腹痛があったこと、一度ここに来たけど心配無用と言われたこと、

手術と入院をしたこと、子宮筋腫を摘出したことを一から説明しました。

やっぱりアメリカで言われる「やっとくね」は信じてはいけないと痛感しました…

 

妊娠中の手術だったということで、

念のため出産へのリスクが発生していないかきちんと検査をしましょう、ということになり、

エコー検査の専門技師がいる産婦人科を紹介されました。

 

どうやら、同じ産婦人科のなかでも

定期検診のためのエコー検査と

より精密な目的でのエコー検査では役割が分かれているらしい…!

 

 

より精密検査ができる産婦人科

 

電話での予約(英語…(´・ω・`))と

webページからのデジタル問診票の入力を済ませ、

紹介してもらった新しい病院に。

 

内容は専門技師によるエコー検査とドクターとの面談。

エコーだけで30分くらいじっくりと確認してもらい、

特に異常はないとのこと!よかった〜

定期検診ではなかなかエコーを見てもらうチャンスがないので

見てもらえて嬉しかったです。

 

今度また行くことになっているのですが、

最終的には手術した病院から治療内容の詳細を取り寄せたうえで

帝王切開(C-section)の必要性があるかどうかを判断して

ここでのフォローアップは完了するらしいです。

 

 

手術、入院にかかったお金

 

アメリカの医療費と保険制度

 

いやぁ…すごいです。高いです。アメリカの医療費…!

たぶんこれを読んでくれている方も1番気になるところではないかと。。

 

実際、わたしたちもすごく怯えていました。

手術が無事に終わったのはいいけど、支払えない金額の請求が来たらどうしよう…

いざとなったら交渉しないと…

と、指導教官の先生に万が一の場合のヘルプをお願いしたりしていました。

 

アメリカでは経済的な理由で医療費が払えない場合、

きちんと交渉すれば減額や分割に応じてもらえる場合があるそうです。

そもそも、事務が全体的に雑な国なので、

病院や保険会社の手違いでものすごい金額の請求が来てしまったり、

支払ったはずの医療費が再度請求されるケースもあるとか。

 

ということで、

請求が来ても鵜呑みにしてすぐに支払わない&細かく内容をチェックすることが

すごくすごく大事だそうです!

 

 

EOBと請求書

 

手術と入院から1ヶ月ほどの間に、

EOB(Explanation of Benefit)や請求書(bill)がいくつか届いたのですが、

五月雨式にちょこちょことやってくるので、

実はまだ全体でいくらかかったのか把握できていません。。。

 

※EOB(Explanation of Benefit)…保険会社が発行する書類。

①病院やクリニック、検査機関といったproviderがどのような項目でいくら請求しているか、②保険会社がそのうちのいくらを負担するか、③保険加入者の自己負担額がいくらか、が記載されている。だいたいは請求書(bill)が来る前に、郵送で送られてくるか、保険会社のポータルサイトで確認できる。

 

入院した病院は1つなのに

EOBや請求書が五月雨式にちょこちょことやってくるのは、

治療に関わった関係者が多く、

請求元がドクター個人、検査機関、入院した病院…と分かれているからで、

しかもそのドクターも執刀医、画像診断医、手術前の相談医…と、

それぞれの関係者から独立した請求書が来るからです(´・ω・`)

 

 

実際の請求額と自己負担額

 

前置きが長くなりましたが!

いまとりあえずわかっている範囲で公開しちゃいたいと思います。

 

※転載禁止です。(念のため)

 

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せっかくなのでリアルな数字を載せてみる

 

ぎゃ〜〜〜

 

ということで、子宮筋腫の摘出手術と入院(1泊)のproviderの

請求額は$23,582.27(≒2,358,227円)でした。

 

230万円…

別日に行ったフォローアップのためのエコー検査を除いても、

200万円以上の請求が来たことになります。

 

しかし、そのほとんどを保険がカバーしてくれたので

自己負担額は10万円強で済む見込みです。全体のおよそ4%。

保険、すばらしい…

 

最初は入院した病院からの請求額だけを見て、

130万円くらいか…!とそれでもびっくりしたのですが、

あとからそれぞれのドクターや病院外の検査機関からの請求も来ていて、

さらに100万円ほど上乗せになりました。

 

まだ請求が来ていない分もあるかもしれないのでやや怖いですが、

おそらく保険がカバーしてくれるでしょう…!

 

なお、処方箋(prescription)の保険は

一般的な医療保険(medical)とは区分が分かれていて別々に加入する必要があります。

そのため上の表には含まれていないのですが

請求額が$10程度、自己負担が$1程度とかなり安価でした。

 

 

まとめ

 

自分の痛みを信じて、とにかく訴えるのが大事

 

年末に感じていた腹痛への違和感から始まり、

一度はかかりつけ医の診断を受けたものの

「念のため」と受診した緊急外来で結果的に子宮筋腫が見つかり、

無事に治療を済ませることができました。

 

もし途中で

 

緊急外来高いし、年末年始だからやめとこう…

英語で診察受けるの怖いからやめとこう…

かかりつけ医は大丈夫って言ってたし、緊急外来は大袈裟かも…

盲腸じゃないならさっさと帰ろう…

 

と、一度でも選択肢を間違えたら、

もっと長い間痛みに耐えるしかなくなり、

危険な状態に陥ったかもしれません。

 

「念のため」と病院に行ったのは英断だったと思います。

調べてみて本当になにもないのなら、それが1番いいわけですし…

 

一度はかかりつけ医に大丈夫、と言われたけど、

自分自身の症状と痛みを信じて訴えてよかった…と心から思いました。

 

今思うと、

「全然大丈夫だよ!心配しすぎ☆」ってテンションでかるーく、

"巻き"で診察されたことが、とても腹立たしいです。

 

心配なことは全て訴えて、

具体的に説明できなさそうであれば電話通訳を使うのも手ですし、

それでも取り合ってもらえなさそうな時は、

痛みをやや大袈裟に伝えてもいいのかなと思いました。

「痛みのレベルでいうと9〜10が続いていて、耐えられない」とか。

 

あと、アメリカのお医者さんは原則として

"How can I help you?"のスタンスなので(うちだけかもしれないけど)

自分自身が自分の身体で起こっていることや

いままでの治療や通院でわかっていることを十分に理解し、

例えばこんなリスクがあるかもしれないから調べたい、と

具体的にリクエストを出すことが重要だとも感じました。

(今回は、盲腸を疑っていることを明確に伝えた)

 

 

保険加入は必須

 

今回の件で改めて保険に加入する重要性を実感しました。

230万円は…払えないです(´・ω・`)

 

うちは夫婦ともに、大学経由で

医療保険(medical)、歯科(dental)、処方箋(prescription)の保険に加入していて

月$700ほど(年間で$8,400)というそこそこの額を支払っているのですが、

それでも手厚い保険に入っておいてよかったと思います。

(普段の産婦人科の定期検診代もほぼカバーされているので…)

 

※2022/3/24訂正

すみません!改めて確認したところ月$340程度でした!earning statementの読み方を間違えていた…!

それでも年間$4,080ほど。そこそこの額ということに変わりはないですね…(´・ω・`)

 

 

健康なのであればそれに越したことはないですが、

生きていれば万が一…ということは十分にありますので

保険にはちゃんと入っておくのが大事…

 

なお、countyによっては低所得者向けの保険プログラムを用意している地域もあります。

(「low income insuranse 州名」とかで調べると出てきます。)

 

 

英語の用意と心の用意

 

当たり前のことかもしれませんが、

アメリカで生きる以上、自分たちを守るための英語は自分で話せないといけないな、と強く思いました。

 

医療通訳などのサービスにも間違いが発生するリスクがあることを理解して、

次の出産のための入院のときには、

もっとスムーズにドクターやナースとやりとりできるように

語彙を覚えて使う習慣を続けていこうと思います。

(メンタルのために医療通訳を信じ抜く、というのも手だけど)

 

あと、余談ですが昔見たバイリンガールちかさんの動画が役に立ちました!

ナースさんに「おなら、出てるカナ??^^」って不意に聞かれたりするので…

 

youtu.be

 

 

おわり! このまま健康に過ごせますように

 

4回に渡って長々と書いてしまいました。

特に今回はすごいボリュームになってしまいました。

読んでいただいた方、ありがとうございました。

 

とにかく、無事に済んでよかったです!

とはいえ妊娠生活はまだまだあるので、

引き続き油断せず、気をつけて過ごそうと思います。

 

退院してから指導教官の先生夫婦に差し入れをいただいたり、

院生仲間の先輩夫婦からも差し入れをいただいたり、

ブログにもあたたかいコメントをたくさんいただいて…

まじで、まじでありがたかったです。ほろり…(´;ω;`)

 

そして、緊急外来に行くことに同意してくれて、

ずっと付き添ってくれて、随時通訳してくれた夫くんにも感謝を。

 

最後に、年末年始にもかかわらず尽力してくださった

すべてのドクター、ナース、スタッフさんにも、ありがとうございました!

 

もうこのまま、出産まで何も起こらないといいなァ…(´・ω・`)

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

また次のブログでお会いしましょう(/・ω・)/