どうもkyoumixです(/・ω・)/
もう最近自炊に疲れてしまいました…
かと思えばぐんと熱が入り、手のかかるラザニアとか茶碗蒸しとか作っちゃったり…
気分の波がすごい!( ˘ω˘ )
さて、オンラインですが両親学級の受講も始まり、
いよいよ「出産」というイベントが間近に感じられてきました。
怖いっす。。マヂ二足歩行の弊害。。世の母はすげぇよ。。
これからどんどん忙しくなりそうなのですが、
時間の許す限り、わたしのアメリカでの妊婦生活や妊婦健診のことを
ブログに残しておきたいと思います。
メリーランド州、という比較的日本人の多い地域ではありますが、
日本人コミュニティとのつてが当初皆無だったわたしにとって、
アメリカで出産するということはいったいどういうことなのか、
どんな準備が必要なのか、どんな産婦人科がいいのか…という情報を集めるのは
やや難しい作業でした(´・ω・`)
なので、さまざまな方からヒアリングしたり
自分なりに調べていく中で分かったことは
できるだけ多く記録したいと思っています。
アメリカのなかでも州によって全く環境は異なりますし、
同じ州だとしてももちろん産院や産婦人科によって、
あるいは数年前と今とでは求められることが全然違う…ということはありえますので、
あくまでも体験談として読んでいただければ!幸いです。
今回はアメリカで妊娠と出産を考えるにあたって
自分なりに準備したことをまとめておきたいと思います。
①日本人に話を聞く
やはり、1番重要だと思われたのは「アメリカで出産を経験した日本人ママに話を聞く」でした。
といっても、わたしは夫の大学院留学に帯同してアメリカに来ているだけなので、
身の回りに日本人家族がいない…!
単身で来ているパターンは何人かいるのですが、
まず結婚してるケースが稀だし、パートナーを呼んでいるケースはさらに稀…!
幸い、メリーランド州自体は日本人が多い地域なので、
こちらで出産を経験される方は毎年そこそこの人数がいらっしゃるようです(/・ω・)/
(ワシントンD.C.のベッドタウンであることや、NIHというアメリカ国立衛生研究所があることが大きいです)
ということで、インスタで相互フォローになっていた
メリーランド州にお住まいの先輩ママさんたち何人かにヒアリングをさせていただくことができました。
実際に聞いてみて分かった、
アメリカで出産するメリットとデメリット、
重要なことは以下の通りです。
(まだわたし自身がそのフェーズに行ってないのにすんません…(´・ω・`))
アメリカで出産するメリット
・体重指導が日本よりも厳しくない
・NIPTという出生前の遺伝子検査がメジャーであり、受けやすい
・アメリカの国籍は出生地主義のため、アメリカ国籍がゲットできる
・ミドルネームを付けることができる
アメリカで出産するデメリット
・妊婦健診が日本よりも簡素。日本だと毎回エコーを撮るが、アメリカだと妊娠期間中通して3〜4回ほど(その他の回は心音確認のみ、など)。
・診察がかなり楽観的(日本だったら入院するかもしれないが、安静にしてね、とだけ指示されて帰らされるなど)
・小児科探しや予防接種、チャイルドシートの取り付けなど、子どもの命を守るための情報をすべて英語で調べないといけないので、かなり大変。
・出産後の入院期間が短く、2日ほどしかない。
・いざという時に頼れるひとがいないと、結構メンタルに来る可能性がある。
アメリカで出産するにあたり重要なこと
・ドクターやナースと対等に話せるように、英語とメンタルの準備が必要。(体調を聞かれた時にfineとかgoodではなく、具体的に伝えられるように単語や表現を覚えておくなど)
・いざという時に頼れるひとがいること。
・話を聞ける日本人の知り合いがいると安心。
・医療費がとにかく高いので、保険のカバー内容を確認しておく。(産婦人科はもちろん、NICUに入った場合や帝王切開などもカバーされているかどうか、など)
・産後すぐに必要なベビー用品などは日本人コミュニティやワシントンD.C.掲示板で譲り合いがあったりするので、タイミングが合えば初期費用をおさえることができる。
なお、妊娠〜出産までで実際に払った金額は
10万円〜40万円とやや幅がありましたが、
とにかく保険が大事!とみなさん口を揃えておっしゃっていました…!
いろいろ教えてくださった方、改めてありがとうございました!!
当時のわたしはESLにも通ってなくて英語を使う習慣がほとんどなかったし、
アメリカの医療システムについての知識も皆無だったのに、
なんとなく子どもは欲しいなぁ…と漠然と考えているだけでした。
ヒアリングの結果を受けて、
大学院留学の帯同中に妊娠・出産を考えるなら
それなりの準備が必要だな…!(小並感)
ということと、
そこまで金銭的な余裕がなくても保険次第ではなんとかできるかも…?
ということがわかりました。
②保険のカバー内容を確認する
アメリカの医療システム
アドバイスいただいた内容をもとに、
まずやったことは保険のカバー内容の確認。
アメリカの医療システムって、日本とは根本的に違ってるんですよね…(´・ω・`)
日本だと会社経由で組合健康保健に加入したり、
そうでなくても役所経由で国民健康保険に加入しておけば、
原則としてどの病院でも3割負担で医療を受けられますが(妊娠・出産はおいといて)、
アメリカではそういった「健康保険」といった制度がないため、
・医療保険に加入するかどうか
・どの会社の医療保険に加入するのか
・医療保険のどのカテゴリーを契約するか(医療全般のmedical、歯科のdental、処方箋のprescriptionは別々の保険に加入する必要がある)
・PPOにするかEPOにするか(ネットワーク内外で使える保険か、ネットワーク内しかカバーされない保険か)
というところから任意の選択となり、
さらに、
加入している保険会社の保険が使えるかどうかは、
クリニックにより異なる、というトラップがあります。
(かかりたい病院の保険がA社とB社のみ取扱い、ということであればC社でいくらいい保険に入っていてもカバーされない、ということ)
産婦人科の詳しいカバー内容を確認
わたしたち夫婦は夫の大学経由でCareFirst(BlueCross BlueShield)という保険に加入しており、
医療全般のmedicalはPPO(ネットワーク内外OK)に、
歯科のdental、処方箋のprescriptionにも加入済みでした。
(歯科、処方箋は保険会社が違うので他社になります)
改めて大学からもらった保険のパンフレットを確認したところ、
妊娠と出産に関わりそうな部分では
maternity benefitがきちんと明記されていたのですが、
念のため保険会社に連絡して、
・NICU
・帝王切開
もカバーされていると確認を取りました。
ほっ(´・ω・`)
③産婦人科にカルテを作っておく
メリーランドの産婦人科(obgyn)探し
おおよそ産婦人科の医療内容がカバーされていることが確認できたので、
次に産婦人科(obgyn)探しを始めました。
手術体験記でも少し触れましたが、
日本で昔卵巣に腫瘍があると診断されたことがあり、
3〜4ヶ月に一度経過観察をするように言われていたのです(´・ω・`)
なので、アメリカで妊娠出産をするしないに関わらず
いずれはアメリカで産婦人科にかかる必要がありました(´・ω・`)
日本人の方にヒアリングをしたところ、
Rockvilleという地域に日本人が多くかかっている産婦人科があるとのことで、
わたしもそこで診てもらうことにしました。
※ほんとはいまここで「このクリニックです〜」ってご紹介できるとわかりやすいと思うのですが、
今まさに通っている最中なので全てが無事に終わったら追記しますね(ノД`)
もしメリーランドの産婦人科気になってる方がいれば、
なにかしらの連絡手段でご連絡いただければお教えしますので!
もうだいぶ前のことなのであんまり覚えてないのですが、
初診ということでかなりたくさんの書類にサインをしたり、
病歴を記入したりした覚えがあります。
コロナ対応で診察室・待合室には本人のわたししか入れず、
パートナーには必要であればFaceTimeなどで参加してもらってね、と言われました。
先生(のちにプンスコすることになるDr. S)との面談で
・卵巣に腫瘍があると日本で診察されたこと
・妊娠を考えているが、腫瘍がそれに影響しないか確認したい
ということを伝え、
エコー検査だけしてもらいました。
特に問題はなかったらしく、
「次は妊婦さんとして会えることを楽しみにしてるよ〜☆旦那さんと営んでね^^☆」
と言われて帰されましたwwwwwwwwこらwwwwwwww(^ω^ ≡ ^ω^)
ちなみにドクターとの面談前に、
ナースに血圧を測ってもらったり来院の目的を再度聞かれたりする時間があるのですが、
英語で全然説明できず(というか全く伝わらず)、
夫に電話で代わりに説明してもらう…という一幕がありました。
(ナースに電話越しで「彼女は何のためにここに来たの??」って聞かれた時はつれぇ気持ちになった…(´・ω・`))
事前に産婦人科を探しておくことのメリット
婦人科系の疾患を持っていなければ、
妊娠・出産前に産婦人科にかかっておく必要は必ずしもないかと思いますが、
個人的には以下の理由で
前もってカルテのある産婦人科を作っておけてよかったと考えています。
・コロナのせいで新患を受け付けていないクリニックがたまにある。あてにしていた医者がいても、いざというときに新患を取っていないタイミングだと詰む。
・初診の場合、記入する用紙がめちゃくちゃ多い。過去の病歴や同意書、行きつけのドラッグストアの登録など、英語でそれなりの分量の書類を記入しなければいけないので、気持ちと時間に余裕があるうちに済ませておけてよかった。
・「どんなスピード感でしゃべるドクターやスタッフがいるのか」、「クリニックの設備や雰囲気」を事前に確認できた。
・自分の加入している保険で問題なく診察してもらえることを確認できた。
・電話で予約を取る、ナースやドクターに英語で来院の目的を伝える、診察の流れを体験するなど、次に来る時に必要な手順を一通り経験できた。
・そもそもアメリカで病院に行くのが初めてだったので、実際にどのような形で請求が来るのか、どのように支払うのか事前に把握できた。
・日本の産婦人科に書いてもらった「紹介状(英文)」がまったく役に立たず、自分の症状は自分で説明する必要がある、ということを学べた。
特に最後の紹介状の件は…ここの時点で確認できてよかったなと思っています。
病院からもらう紹介状って、患者は開けちゃダメって言われるじゃないですか…?
だから真面目に開封せず、封筒のまま産婦人科の受付に出したんですけど、
なんと中身の3枚中2枚が日本語だったという\(^o^)/
1枚だけ、簡単な英文のレターがあったけど、
あとは日本語のMRIと血液検査の検査結果(画像のデータとかなし)のコピーが入っているだけ…!
こんなん英文の紹介状って言う?
1通5,000円もしたのに…。
結局何が起こったかというと、
紹介状の中身を見てドクターが一言、"So...how can I help you?"と。
そりゃそうだよね、日本語の検査結果なんかわかるわけないじゃんね!
ということで持病がある方で渡米を予定されている方、
英文の紹介状をもらうのも1つの手ですが
最も大事なのは
・持病の英語での呼び方を医者に確認しておくこと
・それが「どこに」「いつから」あるかきちんと把握しておくこと
です!!
あと場合にもよるかもしれないけど、
紹介状の中身は確認しちゃってもいいかもしれないです(´・ω・`)
④prenatalのサプリを飲み始める
妊娠を希望しているひとにとって
積極的に葉酸(folic acid)を摂ることが重要であることはよく知られていますが、
アメリカだとprenatal(出生前の、妊婦向けの…という意味)用に
必要な栄養素を集めたサプリがドラッグストアなどで売られています。
わたしがいまも継続して飲んでいるのは
Nature MadeのPrenatal Multi + DHAというサプリです。
特にこだわりがなかったので、ググってみてレビューがよさそうなやつを選びました(・ω ・)
かなり粒が大きいのと、
ちょっと前までかなり魚臭い感じ(最近はそうでもないけど)がしたので、
飲みにくいと感じるひともいるかも…
いろいろ種類があるので、飲みやすいサプリを探してみるといいと思います。
わたしは、妊娠が分かってから改めて
産婦人科の先生に「このサプリでいい?」って聞いたところ、
成分を見てOKと言ってもらえたので特に新しいものを探さずにこのまま飲んでます。
おわり:情報と保険がとにかく大事なんだぁ〜〜〜
紆余曲折ありましたが、
・加入している保険が妊娠・出産をカバーしてくれている
・安心して診てもらえそうな産婦人科が見つかった
ということで、具体的にアメリカでの妊娠と出産がイメージできるようになりました。
お住まいの地域やコミュニティとの関わりの有無で
条件は異なってくるかと思いますが、
アメリカに暮らしていると、つくづく情報って大事だなぁ…と感じます。
正直、まだ出産を無事に終えていない段階なので
ドヤ〜っと書いてるのがお恥ずかしいのですが
どなたかの参考になれば幸いです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
また次のブログでお会いしましょう(/・ω・)/