F-2ビザでアメリカ・メリーランド州で自動車免許を取る!
どうもkyoumixです(/・ω・)/
先日、ようやく自動車免許の申請が終わりました!
必要書類の準備と取得までの流れを実際の体験をもとにまとめておきます。
ちなみに外務省とメリーランド州の取り決めで筆記試験と実技試験が免除されることになったのは2016年1月からとのこと。
日本の自動車免許を持っていれば、
・メリーランド州指定の試験(麻薬や飲酒運転、州法などについて学ぶ)
・書類審査
のみでメリーランド州の自動車免許を取得することができます!(`・ω・´)
必要書類が多く煩わしい自動車免許の申請ですが、
この記事が少しでもお役に立てば幸いです(/・ω・)/
※情報は2020年3月現在のものになります。
※免許取得にあたり歴代のメリーランド在住者の方のブログを参考にさせていただきました。記事の最後にリンクを貼っておきます。
自動車免許取得までの大まかな流れ
F-2ビザの場合、このような感じでした。
- MVAのサイトで必要書類をチェック
- SSAでSSN無資格証明書を発行
- 3-hour drug & alcohol研修(オンライン可)と修了テスト(オンライン不可)を受け、修了証明書を取得
- MVAでの書類審査→免許が後日郵送で届く
外務省のページには居住者となってから60日以内に申請を済ませること、とあります。
MVAでI-94を確認されるわけでもないのですが、念のため60日以内に手続きを終えるのがベターだと思われます。
1. 必要書類(F-2ビザの場合)
・パスポート
・日本の自動車免許
・日本の自動車免許の翻訳(指定翻訳者もしくは大使館に依頼) ※1
・居住証明書類 2通 ※2
・SSN無資格証明書
・3-hour safe & sober programの修了証明書
※メリーランド州MVAのwebサイト:International Applicantsの項目より。
※1 MVAのwebページには「国際免許証もしくは英語に翻訳したもの」とありますが、私が1回目にMVAに申請しに行ったときは、国際免許証では受け付けてもらえませんでした。
免許証の翻訳は、MVAのサイトにプロバイダーの情報があります。こちらの指定翻訳者に依頼するか、日本大使館で依頼できます(運転免許証抜粋証明 有料、$19)。
※2 メリーランド州に住んでいることを証明する書類が2通必要です。こちらのチェックが一番厳しく、SSNを持たないF-2ビザ滞在者にとっては最もハードルが高いのではないかと思います。
有効な書類は、例えばアパートの契約書(lease agreement)、公共料金の支払いや銀行口座・クレカ会社などからの郵便物などです。
宛先に、【アメリカの住所+宛名に申請者本人の名前】があるものを。
私はLease agreementしか用意できず、苦肉の策で両親から送ってもらった国際郵便の送り状と、アメリカで入っている医療保険の私宛の案内(郵便物の宛名は旦那)を持って行きましたが、Lease agreement以外見向きもされませんでした(;´Д`)
夫の自動車免許+婚姻証明でなんとか通してもらいました。
ちなみに婚姻証明は免許申請のために用意したものではなく、たまたま戸籍謄本の原本(婚姻証明書ではないw)と、婚姻証明の翻訳を持っていたのでありました(;´Д`)ここは担当者(or上司)の判断が分かれる可能性あるので絶対にOKとは言えないですm(__)m …が、自分自身を証明し得る書類は全部持って行くに越したことはありません。。あくまで体験談として参考になればm(__)m
2. SSAでSSN無資格証明書をもらう
SSN(Social Security Number)は、日本でいうマイナンバーに相当する社会識別番号のこと。就職やアパートの契約、社会保障の手続きなどに広く用いられ、自動車免許の申請時にも本来必要な番号です。
ただし、就労が許可されていないF-2ビザなどの滞在者はSSNを取得することができず、また、自動車免許取得のためだけにSSNを取得することはできないことになっています。
そのため、SSNを持てないことをMVAに証明するための"SSN無資格証明書"を発行してもらいます。(証明書と言ってもただのペライチですが。)
手続きはSSA(Social Security Administration)でできます。
SSN無資格証明書をもらうためには
・本人のパスポート
・住所を証明するもの(私はLease AgreementでOKでした。)
・I-94(入国日を証明する書類。webで無料でDLできます。) ※
・申請者本人のI-20 ※
・F-2ビザの元になるF-1ビザ本人のパスポート、I-20、自動車免許など ※
が必要です。
※印は必須ではなさそうですが、諸々確認される可能性があるので一通りそろえていったほうが無難です。
私の時は混んでいて、最初に受付してからすべて終えるまでにおよそ2時間くらいかかりました。
ちなみに無資格証明書は英語で
ineligibility proof か、 proof of ineligibirityです!
3. 3-hour drug & alcohol programの受講と修了テスト
実技試験と筆記試験が免除される代わりに、メリーランド州MVAが規定する3-hour drug & alcohol programを修了しなければいけません。
MVAのサイトに指定スクールの一覧が載っているので、こちらからアクセスのよい場所を選ぶと良いと思います。
ちなみに、スクールでは3-hours safe & sober programというプログラム名になっていますが、ドラッグ&アルコール研修と同じものを指します。
内容は麻薬の種類とか、メリーランド州法とか…。
個人的にはthe last text(最期のメール)というコンテンツが衝撃すぎて印象に残っています。わき見運転ダメ絶対!
私はオンラインで受講して、確認テストだけスクールに受けに行きました(/・ω・)/
スクールといっても、ビルの一室にある小さな事務所という感じです。
テストは全20問。オンライン講座の最後に出てくる模擬テストとほぼ同じの内容ですし、急に難しい問題は出ないので大丈夫です!
費用は、55$かかりました。場所によって多少異なる模様。
過去問載せてくださってる方がいました。↓
4. MVAでの書類審査
1.の必要書類が揃ったら、いよいよMVAへ申請に行きます!
MVAは大変混み合うので、事前にappointmentをオンラインで取っておくことをお勧めします。
mvascheduling.mva.maryland.gov
必要事項を入力してappointmentを取ったら、あとは予約した時刻に受付に行ってappointmentの時間と名前を伝えればOKです。
受付で、○○(必要書類)はありますか?など諸々確認されます。
その場で出して、と言われる可能性もあるそうなので、手元に必要書類を揃えておくとスムーズだと思います。受付を済ませると番号札をもらえます。
番号札が呼ばれたら窓口へ。
担当者に要件を伝えて必要書類を出し、不足がなければその場で免許申請の手続きが始まります。
不足がある場合は追い返されます…
(MVAは役所みが強いので、担当者がダメと判断した場合は容赦なくバッサリいかれます。明らかにこちらに落ち度がない場合、交渉もしくは抗議して好転することもありますが。)
必要な書類が揃っていたら、続けて写真撮影、質疑応答、視力検査に移ります。
ちなみにすべて同じカウンター内で行います。
質疑応答では、
・身長/体重(feet/poundで入力されますが、受け答えはcm/kgでもOK)
・ドナー提供の意思
・眼鏡orコンタクト着用かどうか
などを聞かれます。
担当者の指示に従って答えればOKです。
書類確認と質疑応答などがすべて完了したら、
手続き料として$9ドル支払います。カードOK。
申請の控えをもらったら申請自体は完了です。
自動車免許の交付はその場ではされず、後日郵送で届きます。(7営業日ほ)
無事に免許申請が終えられますように…!
以上がメリーランド州での自動車免許取得についてでした。
webサイトを確認するだけで嫌になっちゃうんですけど…
重要なのは
・出来る限り使えそうな書類を持っていく!(書いてなくても)
・MVAのappointmentを必ず取る!
どうかスムーズに自動車免許が取れますように…(/・ω・)/
参考にさせていただいたブログ
どうもありがとうございました。
次の記事でお会いしましょう(/・ω・)/