どうもkyoumixです(/・ω・)/
アメリカでの出産ということで、
当然ながら日本で産むのとは別の手続きが発生します(;´Д`)
知り合った日本人ママの方から
「代々日本人コミュニティの間で受け継がれてるマニュアルがあってね…!」
と、一連の流れについて教えていただきました。
そのまま載せるのは忍びないので、
自分で調べたことも追加しつつ整理しながらブログにまとめてみようと思います。
実際に手続きを終えてみるまで正直わからないことが多いので
一旦は仮のものとしてご覧ください(;´Д`)
- 出生後の重要な手続き(出生届、パスポート、SSN)
- 出生届
- パスポート
- 【5】SSN
- 【6】保険に赤ちゃんを追加する
- 【おまけ】The White Houseにご挨拶すると、大統領のサインが入ったお手紙が届く
- おわり:抜け・漏れ・tipsなどあればご連絡ください!
出生後の重要な手続き(出生届、パスポート、SSN)
やることはざっくり6こ!!!!!!
産前〜退院後までの時系列(重要な点のみ抜粋)
【産前】
必要な書類の取り寄せ・ダウンロード&印刷
- 「出生届」の用紙を2部大使館に取りにいく(or 郵送で取り寄せる)
- 「医師作成の英文出生証明書」の用紙を2部ダウンロードして印刷
- 「医師作成の英文出生証明書」の「和訳文」用の用紙を2部ダウンロードして印刷
【出産入院時】
赤ちゃんを取り上げてくれた医師か助産師に、
その場で「医師作成の英文出生証明書」にサインしてもらう
【産後】
ナースに渡される出生関係書類(アメリカ用)を記入&提出
→ここで赤ちゃんの名前が必要になる(生後24時間以内)
【退院後】
- 日本大使館宛てに出生届を提出
- アメリカのBirth CertificateをWebで追加注文
- 出生届が受理され日本の戸籍に登録されたころ(届出から1〜2ヶ月後)に、赤ちゃんも記載された戸籍謄本を日本から取り寄せる
- アメリカのBirth Certificateが届いたら、アメリカのパスポート申請
- 日本のパスポート申請
- (各保険会社の期限内に)赤ちゃんを保険に追加する
※メリーランド在住なので、メリーランドに基づいたURLを貼ってます!
※両親ともに日本人という前提での情報になりますm(__)m
※2022年3月時点の情報です。手続きにあたっては最新の情報をご確認ください。
出生届
【1】アメリカ
☆メリーランド州のBirth Certificateに関する詳細
https://health.maryland.gov/vsa/Pages/birth.aspx
☆Vital check
https://www.vitalchek.com/vital-records/maryland/maryland-vital-records
手続きのタイミング
入院中に渡されるフォームを記入し、ナースセンターに提出。
※2022/6/15追記:フォームの説明書に、出生届は「生後24時間以内に提出」とありました。つまり生まれてすぐに名前が必要。退院時までにではなく時間の縛りがあるようなので、スムーズに記入できるように準備しておくといいかも。
Birth Certificateについて
・アメリカのパスポートを取るために必要
・Birth Certificateを取り寄せるには、vital checkというページからオンラインで申請
(産後2〜3日後から申し込み可能)
・取り寄せに時間がかかるので何枚か多めに申請しておくと良い
※2022/4/27追記:Birth Certificateの請求には、オンラインと郵送の2パターンがあり、それぞれでBirth Certificate1通あたりの値段が異なる(オンラインだと1通$20、郵送だと1通$10くらい)。郵送の場合はcheckかmoney orderを同封する。結局5枚くらい必要になった、という人をSNSで見かけたので、お金に余裕があれば、多めに申請しておくと楽なのかも。
※2022/6/15追記:急ぎの場合はwalk-inでbirth certificateを請求できるオフィスに出向くことで、即日受け取ることができます。この場合は1通$25程度と高額。
【2】日本
☆日本大使館の出生届に関するページ
https://www.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/shussei-todoke.html
手続きのタイミング(提出期限)
3か月以内
届出方法
- 大使館に出向く
- 郵送(原本は送らないように注意)
- 本籍地のある役場(日本)に郵送
必要書類
1. 「出生届」2通
→用紙は大使館で直接受け取るか郵送で請求。
「日本国籍を留保する」の欄に署名を忘れない。
※アメリカの国籍は出生地主義なので、アメリカで出産すると自動的にアメリカ国籍を取得でき、さらに「日本国籍を留保する」届出をすることで日本とアメリカの二重国籍になります。
※現行法では、二重国籍となった子供は成人(2022年4月より18才)してから2年以内に国籍を選ぶ必要がある。
2. 「医師作成の英文出生証明書(原本2通)」または「外国官公署発行の出生登録証明書(原本 1通)」
→証明書用紙は大使館HPよりDL、印刷
※出産時、赤ちゃんを取り上げてくれた医師か助産師のサインが必要。
産院に必ず持参&記入できる部分は記入しておき、その場でサインをもらえるように準備しておく。
3.「上記2の和訳文」 2通(証明書はDL&印刷)
4. 両親の日本パスポート(原本提示)
5. 「両親の米国での滞在を証明する書類」( visa及び付帯する書類 1-94+I-20、DS-2019などを提示)
6. 「現住所を証する書類」(自動車免許や請求書など)
※2022/4/27追記:大使館・総領事館によっては出生届の担当者が決まっていて、その人からでないと出生届をもらえなかったり、申請できなかったりする。大使館・総領事館に直接出向く場合は、日程に余裕を持ってアポイントを取る必要がある。
パスポート
【3】アメリカ
☆アメリカのパスポート取得に関する政府のページ
https://travel.state.gov/content/travel/en/passports.html
☆赤ちゃんのパスポートを申請するときに必要な書類や手続きの流れ
(16才未満の人向けのページ)
https://travel.state.gov/content/travel/en/passports/need-passport/under-16.html
☆参考にさせていただいたWebサイト
https://la-life.info/baby-us-passport/
手続きのタイミング
出産して2〜3週間後、Birth Certificateが届いてから
(手続きには両親二人で行かないと、別途公証人をとって書類が必要らしい)
届出方法
passport acceptance facilityに必要書類を揃えて直接出向く(基本的にはUSPS)
※2022/4/27追記:USPSは適当なので、予約して出向いても担当者不在で帰されてしまった…という口コミをいただきました。延期されるケースも想定して、日程に余裕を持っておいたほうが良さそうです!
※2022/6/15追記:私たちのときは、USPSのアポイントが3週間先くらいまで埋まってしまっていました。一時帰国などで急ぎパスポートが必要な場合は、予約は先にとってしまい、birth certificateはwalk-inで即日受け取りに行く、くらいのことはしてもいいかも。
必要書類
1. DS-11
https://travel.state.gov/content/travel/en/passports/need-passport/under-16.html
※under 16のページを参考に作成し、片面印刷してサインせず持参。
2. Birth Certificateの原本(数週間後に郵送で返却される)
3. Birth Certificateのコピー(白黒・片面印刷)
4. 両親の身分証明書の提示(運転免許証など)
5. 両親の身分証明書の両面コピーの提出
6. バスポート用写真 (2x2インチ)
7. お金
・The application fee: Passport BookとPassport Cardを両方申請すると $115
・The execution fee:$35
パスポート用写真について ※2022/6/15追記
赤ちゃんの証明写真について、こちらのサイトが参考になりました。
スマホ等で撮影→canvaで編集→CVSなどでプリント、という流れ。
CVSのプリントは少し画質が荒くて大丈夫かな、と思ったけど無事受理されました。
写真は印刷する前に、
こちらのphoto toolで受理されるかどうかチェックしたほうがいいです。
申請費用について ※2022/6/15追記
急ぎの場合はexpedited feeを支払うことで発行を早めることができます。
【4】日本
☆外務省のパスポート取得に関するページ(全体概要)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_5.html
☆日本大使館のパスポート取得に関するページ
https://www.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/passport.html#shinki
手続きのタイミング
日本の戸籍謄本に赤ちゃんの情報が反映されてから
※大使館ページに
「出生届が受理されてから戸籍に反映されるまでに1、2ヶ月かかりますので、ご出産後のご旅行(帰国)は日程に余裕を持ってご計画ください。(帰国の為の渡航書は緊急性があると判断された方のみに発行されます)」との記載あり。
届出方法
必要書類を揃えて大使館に出向く。
申請後5営業日以降に交付されるので、本人と一緒に取りにいく。
必要書類
1.旅券発給申請書 1通
外務省HPから必要事項を入力して印刷
2. 戸籍謄本(全部事項証明)または, 戸籍抄本(個人事項証明) の原本 1通(申請日前6ヶ月以内に発行されたもの)
※「新生児のパスポートの申請は, お子様の名前が記載された戸籍贈 (抄)本を市区町村の役場から取り寄せ, 原本を当館に提出する必要があります。 」とのこと。
3. 写真 1葉
申請日前6ヶ月以内に発行されたもの。
4. 米国での有効な滞在資格· 外国籍を示すもの
有効なビザ、グリーンカード、I-20など。原本をその場で提示。
5. その他の書類の原本
親権者の写真付き身分証明書を提示。
6. お金
$56(現金のみ)。
※12才未満は5年パスポートのみ申請可能
参考:子供が二重国籍の場合、日本とアメリカのパスポート両方が必要な理由
☆米国大使館のWebサイトから抜粋
https://jp.usembassy.gov/ja/services-ja/dual-nationality-ja/
Q. 子供が二重国籍なので、日本のパスポートを使ってアメリカに旅行してもいいですか?日本とアメリカの出入国では、どちらの国のパスポートを使えばいいのでしょうか?
A. アメリカの法律で、アメリカ国民(二重国籍の有無に関わらず)はアメリカのパスポートでアメリカに出入国することが定められています。あなたの二重国籍のお子様はESTA申請する必要はありませんので、申請しないでください。アメリカ-日本間を旅行される二重国籍の方は、日米両方の有効なパスポートが必要です。日本の出入国は日本のパスポートで、アメリカの出入国はアメリカのパスポートを使用してください。両国のパスポートを同時に提出する場面は、日本の航空カウンターのみです。
※2022/6/21追記:出生届を大使館に提出してから約1ヶ月後、アメリカから本籍のある役所に電話で問い合わせたところ、戸籍に反映されたことが確認できたので親族に依頼してEMSで送ってもらいました。役所への問い合わせは、プライバシーの問題で本当は電話では回答できないのが原則とのことですが、海外からの問い合わせということで何点か個人情報に関する質問に答え、特別に教えていただきました。柔軟な対応に感謝…!
【5】SSN
手続きのタイミング
産院のナースセンターに提出。後日(3ヶ月以内)郵送で届く。
※2022/4/27追記:メリーランド州の場合ですが、出生後にナースに渡された「アメリカの出生届」の書類に、「子のSSN取得を希望するか?」の欄がありました。ここにチェックを入れておけば、赤ちゃんのSSNを取得できるみたいです。
☆参考にさせていただいたサイト
https://www.us-lighthouse.com/life/daijiten/pregnancy-and-delivery.html
【6】保険に赤ちゃんを追加する
手続きのタイミング
各保険会社の規定によるので事前に確認。
(わたしの保険会社の場合は、出生後60日以内に電話で申し込みとのことでした)
※2022/6/21追記:改めて調べたところ、保険の追加には結局birth certificateが必要とのことだったので、電話ではなくbirth certificateが届いてから別途手続きを行いました。生後すぐの検診は小児科のほうも赤ちゃんが保険に追加されていないことはわかってくれるので、一旦保険証なしで診察を受け、保険に追加されたら一報を入れるという感じで大丈夫だと思います。(生後すぐの検診の診察費用の請求書が、保険に追加されていないため実費で届いてちょっと焦ったのですが、保険会社に連絡したところきちんと精算されました。)
【おまけ】The White Houseにご挨拶すると、大統領のサインが入ったお手紙が届く
Twitterでシェアしてくださっている方がいて存在を知りました!
めっちゃアメリカっぽい〜記念になりそう〜
調べてみたら、Presidential Greeting Requestなるものがあって、
赤ちゃんの出生だけでなく、卒業や結婚など
さまざまな節目で申し込めるみたいです(/・ω・)/
手続きのタイミング
赤ちゃんが1才の誕生日を迎えるまで
申し込み方法
・the White Houseのオンラインページから必要事項を入力(Birth of a Childを選択)
・もしくは、お手紙を郵送する(↓宛先)
President Joseph R. Biden Jr.
Greetings Office Room 39
1600 Pennsylvania Ave.
Washington, D.C.
20500
☆こちらのページを参考にしました
おわり:抜け・漏れ・tipsなどあればご連絡ください!
日本人コミュニティからシェアしていただいた情報をもとに、
一通り必要そうな手続きを整理してみました(/・ω・)/
わたし自身が実際に手続きをするのはこれからなので、
こうしたら楽だったよー、これくらい時間かかったよー
みたいな情報があればお寄せください!随時ブログに追記します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
また次のブログでお会いしましょう(/・ω・)/