メリーさんのひつじ日記

文系PhD留学帯同妻のアメリカ・メリーランド州生活奮闘記です(/・ω・)/ 不定期更新

そりゃないぜAir Canada、そりゃないぜトロント空港。

 

どうもkyoumixです(/・ω・)/

 

今回は愚痴の記事、というか

怒りの供養ブログです…

 

読んでモヤっとするかもですし

胸糞悪い気持ちになるかもしれないので注意!

 

 

もう二度とAir Canadaは使わない。

 

 

 

 

 

〜はじまり〜

 

夫の学会のため家族でトロントに行きました。

4泊5日でそれなりにトロントを満喫し、

さぁメリーランドに帰るかー、とトロント空港でチェックインしようと思ったときに事件は起きました。

 

"You're too late! You missed the flight."

 

Air Canadaアメリカ行きチェックインカウンターで

まず最初に言われた一言です。

 

missed the flight?…え、乗れないの?

嘘でしょ、信じられない、という気持ち。

さすがに動揺を隠しきれず納得できない、と食い下がると、

 

「90分前までにチェックインしないと乗れないの。それがルールだから。」

「あっちのカウンターで相談してみて?」とだけ言われ、パスポートを突き返されました。

 

時間を見るとフライト時刻の80分前。わずか10分たりませんでした。

 

しかし我々としては納得できない理由がありました。

少し時を遡ります。

 

 

トロント空港(YYZ)到着〜Air Canadaカウンターに着くまで

 

まず、トロント空港(YYZ)に着いたのは17時前でした。

フライト時刻は18:50。

 

国際線は2時間前には空港に着くように、というのが定石ですが、

トロント空港までの特急(UP express)が30分以上遅れて到着し、

余裕のないスケジュールとなってしまいました。

だけどまだかろうじて2時間弱はあるし、問題ないだろうと考えてました。

 

出発ロビーにAir Canadaのカウンターを見つけたので並ぼうとすると、

US向けの便は別のカウンターだよと言われたのでそちらに移動。

ただ、わたしが"11"としか聞き取れず、

11番のカウンターなのか、Aisle 11なのかわかりませんでした。

 

念のため、すぐ隣にあった11番のカウンターの人に質問しようとしましたが、

ここの対応も悪かった。

 

 

トラブル①:カウンター係員の質問への対応

 

女性の係員でしたが、こちらに気付いてもなお

同僚とのおしゃべりをやめず、

話しかけても無視。

やっとこちらに話を聞いてきたのは自分たちのおしゃべりがひと段落した後でした。

モヤっとしましたが、要件だけ伝えようと思い、

"DCに行きたいんだけどカウンターはどこか"とだけ聞きました。

 

すると、

「US向けの便は別のAisleだから、Aisle 11に行ってね」と

"諭されるように"言われました。

こっちが焦っているのが子供っぽく見えたのか知らないけど、

とにかく「まぁ落ち着いて?話聞いて?^^」みたいな態度だった。

 

この時点でAir Canadaの心象はめっちゃくちゃ悪かったです。

 

 

トラブル②:Aisle 11の列係員の対応

 

切り替えてAisle 11へ向かうと、US向け便のチェックインカウンターが。

ただ、有人チェックインカウンターの列はロープで塞がれてて、

並ぶには係員に通してもらう必要があります。

 

我々はベビーカーを預けなくちゃいけなかったので、

有人カウンターに並ぶ必要がありました。

 

係員を見つけて話をすると、列に通してもらえましたが、

"Do you have a Chinese passport?"と聞かれました。

 

…?

 

え?見た目で国籍判断するん?

え、この時代に見た目で国籍判断するん?

 

かなりびっくり。

 

ワイらはJapanese passportだけど、

それ、仮に当たってても失礼だし、

仮にも航空会社の職員が見た目で客を判断して

そういうこと言うのアウトじゃね?

とか、いろいろ感じました。

 

おそらく、USパスポートかそれ以外かを確認したかったのだろうけど、

それならUSパスポートを持ってる人はいる?って聞けばいいし、

中国の、って決めつけてくる必要はまるでないと思いました。

 

 

トラブル③:全く進まないチェックインカウンター

 

モヤモヤがだいぶ蓄積してきたなか並び始めたのですが、

列の進むのの遅いこと…

30分〜40分以上は待ったでしょうか。

 

そもそもカウンターの数が3つしか空いてない。

列には10組以上待ってたのに…

 

ときどきカウンターの係員がどっかいっちゃったり、

別のカウンターでは暇そうにしてる係員が談笑してたり、

なんかもう、イライラの発生源を究極に煮詰めた感じ。

 

Air Canadaとは関係ないことですが、

トロント市内を歩いて観光して帰ってきたところだったのと、

夫は学会の疲れとホテルの乾燥からやや体調を崩していたので、

この待機列に並んでる間は地獄でした(^ω^ ≡ ^ω^)

 

 

 

そして、や……………っと呼ばれたと思ったらこの一言ですよ。

 

"You're too late! You missed the flight."

 

…ね、え?って思うでしょ?

 

 

 

Air Canada チェックインカウンターでの出来事

 

そんなわけで、

Air Canadaへの不信感、待機列の尋常じゃない遅さ、プラス疲れ(プラスベビ泣き)で

イライラがマックスに達した我々なのでした。

 

「時間には間に合うように来ていたし、列にはずっと並んでたんだ。チェックインの時刻に間に合わなかったのはオペレーションのせいだろう。納得いかない。」

とかなりの剣幕で抗議しましたが、

 

あちらは「90分まえにチェックインするルールなの」の一点張り。

「なにかヘルプが必要なら、あっちのカウンター(special assistance用)で相談してみて?」とだけ。

パスポートを突き返され、仕方なくspecial assistanceカウンターに向かいました。

 

が、

ここの経験が過去史上1番やばかった。

まじでいま思い出しても胸糞悪い。

イライラしすぎて、怒りでお腹痛くなったもん。

 

 

special assistanceカウンターでの出来事 ←最悪だった

 

何度でも書きますが最悪でした。

 

まず、係員が全く客に注意を向けていない。

カウンターに向かっていっても、誰も話を聞いてくるどころか見向きさえしない。

 

仕方なく、わたしが"Hey! ... Hey, hey!"と呼び止めると、

係員のひとりの女性が「何事?…まさか、わたしのことを呼んでる?」と

信じられないわ、といった表情を浮かべて言ってきました。

 

話を始めようとすると、こちらの話を遮りながらこんな感じのことを。

「わたしの名前はHeyじゃないわ。〇〇っていうのよ。それからここは車椅子の人がサポートを受けにくるカウンターだけど、なんでここにきたの?」

 

は?

 

確かにイライラしてたから声は荒げてたかもしれない。

本来Hey!と呼び止めるのは丁寧な言葉遣いではないのかもしれない。

 

だけど客にその態度は何?

名前も知らないお前のことを、あっちを向いておしゃべりをしていたお前のことを、

他にどう呼び止めろと?

 

今思い出しても本当に腹が立つ。

 

夫がわたしをなだめつつ、

あっちのカウンターでチェックインをしようとしたら

時間を過ぎていてもう乗れないと言われたからこっちに来たんだ、と

冷静さを振り絞って事情を説明すると、

 

やはり

「90分前にチェックインしないと乗れないルールだから」の一点張り。

そして同じようにここには間に合うように来ていたし、

列に並んでずっと待っていたんだよ?と説明しても、

聞く耳は一切持たず、「乗れません」とのみ。

 

そしてどうやら上司らしい男性がやってきて、

事情を伝えたけど、「まぁ乗れないね」とだけ言って去っていきました。

 

あまりの対応の悪さに愕然。

これからどうしろと?

本当に乗れないの?

というか列が全く進まなかったことへの謝罪は?

 

あちらは一切非を認めることはないんでしょうね。

 

諦めたくなくて、

「他に話せる上司はいないの?」と聞いたら、

「あの人だけね。ま、まだそこにいるから聞いてみたら^^?」ってめっちゃ煽られた挙句、

その上司らしき人が別件で遠ざかっていくのを見て

「ほら、行っちゃうけどいいの?^^」ってさらに煽ってきた。なんだこいつ。

 

 

こんな調子で、あちらからは何の代替案も提示してこないので、

「後の便でDCに行けるフライトはある?」と聞くと、

やっといくつかの選択肢を提示してきました。

(この時点でもう少し冷静な別の女性の係員が加わり少し落ち着いた)

 

 

やむなくフライト変更。IAD→DCAへ

 

そんなわけで、

Air Canadaの待機列に素直に並んでいたせいで間に合わなかったたった10分だけのために、

フライトを変更することになりました。

 

我々が行きたかったIAD(ワシントンダレス国際空港)へは

翌朝の便になってしまうというので、

仕方なくDCA(ロナルドレーガン空港)行きの21時出発の便に変更しました。

 

さすがに小さい子ども連れて延泊はキツかった(お金もないし)。

 

 

ただ、私たちの車はIADに停めてあって、

車がないと家に帰れないんですよね(^ω^ ≡ ^ω^)

タクシーやUberはベビーがいるとチャイルドシートなしでは乗れないんですよね。

最寄駅まで辿り着けたとしても、大荷物で深夜(0時すぎ)にバスは…

ってことで、

DCA到着次第(23時前後)、メトロでIADに向かい(1時間45分)、IADで車をピックアップして帰る(1時間)というルートになりました(^ω^ ≡ ^ω^)

 

 

あとこの出来事に比べれば余談レベルだけど、

最後に荷物を預けるときの対応も最悪だった。

重量計に乗せた荷物をわざとバタン!!って倒された。

バタン!!て!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

トロント空港も最悪だった

 

Air Canada最悪、もう二度と使わん、トロントの街は楽しかったのに残念だ、と

ブツクサ言いながら今度は手荷物検査を通って、

そのあとUS行きの乗客は出国審査ならぬ入国審査があるんだけど

この入国審査官も本当に酷かった。

 

 

意地悪な入国審査官

 

アジア系の男性。名前も覚えてるけどここでは書かない。

こちらの英語の発音と、

やや焦って動揺してる様を終始バカにしてニヤニヤしてた。

 

カナダに行くのは初めてで、カナダからアメリカに戻るのも初めて。

だから勝手がわからず、とりあえずパスポートを出したら、

「なんかほかに出すもんないの?(にやにや)」と。

 

夫が「I-20ですか?」って聞いたら、

「アイトゥエーニー?^^」って。

めっちゃくちゃバカにしてきた。は?

まじで、は?

 

「Come on, sir? (にやにや)」とも言われた。

まじで、は?

 

挙げ句の果てに、I-20を出した後、

「ほれ、ここのページを見てみろ、入国審査のときに提示しろって書いてあるだろ?」

「何年も留学してるみたいじゃないか?なんでそんなことも知らない?」

と煽りに煽る。

 

こちらはここの手続きの流れを知らなかっただけで、

アメリカの入国審査なんて正しく何回もこなしてきてるし、

ちゃんと正しく入国してきたのに。

途中でそのことを説明しても遮る入国審査官。もうダメ。

心を無にして手続きを済ませました。

 

 

まじでクソ。

 

 

 

フライトまでの気持ち

 

"80分後"のフライトに乗れたはずが

4時間後のフライトに変更になってしまったので、

かなりの時間を持て余してしまいました。

 

トロントでは概ね楽しい思い出ができて、

名所も巡り、気に入った雑貨を買ったりできたので

トロントという街に満足していたのですが、

最後の最後に最悪な気持ちにさせられました。

 

カナダという国、トロントという街、Air Canadaという会社に

正直がっかりせざるを得なかったし、

この期間、カナダにお金を使ったことを後悔するレベルで悲しい出来事でした。

 

といいつつお腹がすいてしまったので(ベビもお腹空いてイライラマックス)

仕方なくTim Hortonsでベーグルサンドを買って食べましたとさ。

 

もう こないからねー

 

 

おわり:たぶんもうAir Canada使わない

 

カナダとアメリカは隣国といえども国際線。

ほぼ国内線感覚で行き来できちゃう国ではありますが、

やっぱ国際線。

 

だから、チェックイン時刻に余裕を持って行動できなかったのはこちらの落ち度かもしれない。

 

だけど、

質問しにいった乗客に対して諭すような話し方をしたり、

中国人だと決めつけたり、

接客がお説教から始まったり、

待たせたことへの謝罪が一切なかったり、

こちらの発音をバカにして煽ってきたり、

 

これらは人と人のコミュニケーションとしてもおかしいですよね?

 

アジア人だから、外国人だから、

英語が(わたしは)カタコトだから…まぁそんな要素もあるかもしれないけど、

そういった要素を鑑みる前に、そもそも会社として、組織として「ない」よね。

 

DCに帰ってきてからの深夜に電車移動と車の運転(夫)は体力的に堪えたけど、

無事に帰ってこれたし、荷物もなくならなかったし、

フライトが変更になったこと自体は、もはや大きな問題ではないです。

 

わたしは、

必要以上に煽られて、見下すような態度を取られたのが本当に許せない。

 

そしてそれを許しているAir Canadaという会社や

トロント空港に幻滅しました。

 

なんかもういろんなこと考えちゃった。

自分が白人だったらナメられないのかな、とか

英語がネイティブ並に堪能だったらもっと建設的に議論できたのかな、とか。

わたしが小柄なアジア人で、英語もカタコトで、

焦って怒ってるのが面白かったのかな、とか。

アジア人差別についてはSNS経験談をたくさん覗き見ることができるけど、

(今回のことは差別とまではいかないかもしれないけど)

実際に経験するとこんなにショックなんだな、というのも。

(いや、差別的だと言えば差別的な経験だよなやっぱり。)

 

悲しい、悔しい経験でした。

 

 

一応フォローしておくと、

IAD(ワシントンダレス国際空港)のAir Canadaスタッフの男性は

めっっっっっっっっちゃくちゃ親切で助けられました。

ETA申請をすっかり忘れてたのに、申請の方法とかどのくらいで返事がくるから、とか丁寧に呆れずに説明してくれた)

 

そういういい人もいるのに勿体無いね。

 

以上、怒りの供養ブログでした!

トロントの楽しい思い出は改めてまとめます!!!

トロント、楽しかったよ!!!!!!!!!!!!!!!!!(空港での記憶をかき消すように)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

また次のブログでお会いしましょう(/・ω・)/