メリーさんのひつじ日記

文系PhD留学帯同妻のアメリカ・メリーランド州生活奮闘記です(/・ω・)/ 不定期更新

【ついに引っ越す】安アパートの思い出を振り返ろう【2年と11ヶ月】

 

どうもkyoumixです(/・ω・)/

 

前回、子育てに疲れてメンタルが…という話を投稿したところ、

かなりたくさんの励ましの言葉をいただきました。

ありがとうございます…ウッウッ(´;ω;`)

 

前向く!

自信を持つ〜。

励ましてくれたひとや言葉を信じる。そんで前を向く。

わたし、頑張ってる!

 

 

さて、H/K(話は変わって)

ついに…ついに引っ越すことになりました!!!

やったー!!!

 

 

 

 

 

ハロー ニュー アパート

 

念願のお引越しが決まった!

 

2年半前ほど住み続けたこのアパートから、念願のお引越し。

これまでも何回も検討しては、予算の問題で諦めてきました。

 

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しかーーし!!!

我々は気がついたのです。

すぐ近くに非常に条件の良い物件があることに…。

 

大学近く(いまでも近いけど)の物件なのですが、

そちらのアパートは大学と提携していて、

その大学の学生なら家賃が約2割引になるのです。

しかも、大学のwi-fiが利用できるのでネットは個人契約の必要なし。

utility(電気ガス水道など)、駐車場代も込み。

 

これらを踏まえると…

あれっ!!2 bedroomにいまの家賃のプラス$100くらいで住める!!

これはアツい!!

 

築年数はいまと変わらないけど、

管理会社がわりと信頼できる会社(他の物件に遊びに行ったことがある)だし、

学生も多く住んでるのでより安心感が増す。

 

 

争奪戦を勝ち抜いて

 

このことに気づいたのが8月。

waiting listに入れてもらい、待つこと3ヶ月…

ようやく入居が決まり、先週鍵をもらってきました。いえーい!

 

このアパート、utility込み・大学徒歩圏内ということで人気が高く、

waiting listに入っていても順番に入居の案内が来るわけではなく

「空き部屋出たよ!」と一斉に配信→早い者勝ちという流れでした。

 

わたしたちも2回目のチャレンジでゲット。

1回目はメール配信の20分後にメールに気づき、電話したものの他の方に決まってて、

2回目はメールにすぐ気づいて電話したものの、2分差で他の方に負けました。

でも、なぜかその人が何かしらの都合でキャンセルになり、

わたしたちに決まった…という。

 

オンラインでlease agreementにサインし、

move-in orientionをオンラインで受け、

入居日になってから契約なかったことにされてたりしないよな!?と不安に過ごしつつも

無事に入居日となり、鍵をもらいました。

 

あーよかった!

ありがとう夫!夫ありがとう!

 

 

ただいま絶賛引越し中…

車で5分くらい(歩くと40分)の距離なので、ダラダラと小物類を運んでおります(/・ω・)/

 

 

 

このアパートでの思い出を振り返る

 

ということで、このアパートで過ごす日も…もう数えるほどしかなくなりました。

もうね、思い出というかなんというか、

いろいろありすぎるので雑ですが書いていこうと思います。

多すぎるので箇条書きでいきます。

 

築70年以上の古いアパートなので

いかんせん虫が多かった(^ω^; ≡ ;^ω^)

気持ち悪い話も出てくるので苦手な人は注意してね。

 

 

アパートの建物全体

 

同じ作りのアパートが連なってる

 

・建物の玄関(上の写真の白いドア)は無施錠でした。正確には、一度施錠され住人に鍵が配られたのですが2日も経たずに故障→修理されず→無施錠状態に元通り。そのため、ホームレスと思わしき方が度々入ってきてました。

 

・しかも、その鍵の配り方も適当で、ある日ドアに張り紙がしてあって、この日付以降は施錠するから、鍵の準備ができたら連絡するね→その日付を過ぎても音沙汰なし。結局、忘れたころに管理会社のひとがノックして配りにきました。どんな管理?!

 

建物外観(裏側)

 

・激しい雷雨の翌日外に出ると、配電盤(?)のボックスが大破してるのを発見。でも、通報する義理もないし…とか思って見守ってたら、いまだに修理されてないです。もう半年くらいほったらかしなのでは…

 

ぼかーん

 

郵便受け

 

ごちゃ!!

 

・ポスト用の鍵は1個しかなく、夫のキーホルダーにつけてたのでチェックする頻度低めになってしまってたなぁ

・ある日いつも通りガサッと配達物を取ったら、見たことのない虫がくっついてて高めの悲鳴を上げました(その悲鳴で夫もびっくりしてた)

・その日以来、全ての郵便物は手でしっかり持つ前に摘んで持って、軽く振ってる(;´Д`)

 

 

廊下

 

・前述の通り、アパートの玄関は無施錠なのでホームレスの方がよくお入りになってました。

・そんで共有ランドリールームの前でおやすみになられてました。

・廊下のコンセント(しかもうちのドアの横)で勝手にiPhoneを充電してました。

・住人かもしれない人が、階段に座ってしょっちゅうマリファナを吸ってました。そしてその匂いが部屋に入ってくることがよくありました。

・明らかにやばいタイプの住人(しかも真上に住んでる)がたまに廊下に向かって叫んでました。うるさい!静かにしろ!みたいな内容だったけど、1番うるさかったのはお前だーーー!!

・ラテン系の住人が多いためか、時折美味しいスパイシーな匂いが漂ってきたことも。

・基本どこかの部屋のBGMがデカ過ぎて漏れ聞こえてました。金曜の夜〜土日は基本爆音パーティ。

 

 

共有ランドリールーム

 

洗濯機2台、乾燥機2台

 

・ずっと壊れてた記憶。使えるようになったら誰かが壊す→管理会社に連絡しない→ずっと壊れてる、の繰り返しだった。出産前、早くベビ服を水通ししたかったのに一向に直らず、アノヴァ先輩のアパートの洗濯機を何度も借りにいったり、コインランドリーまでわざわざ出かけたりした。

 

2台ともout of order

 

・ランドリールームの施錠がされるようになるまでは、ホームレスの溜まり場になってたらしい。たしかに、マックのごみとかよく落ちてた。

・洗濯機のドラムのふちに、濡れたピーナッツが挟まってたことがある。ぬるぬるしてて気持ち悪かったけど手で掴んで捨てた…

・乾燥機の中にはよく硬貨が落ちてて、拾って置いておいたら次に行った時にはなくなってた。

・2台を2連続以上回す大家族のお母さんがいた。その日は諦める。

スペイン語話者のお母さんと意思疎通が取れず、その子供に英語で通訳してもらったことがある。

 

・とにかく、故障が多かった!回った!と思って30分後に取りにいくと脱水できないまま止まっていて、隣の洗濯機に移し替えてもう一度洗濯する…というのもやったし、びしょびしょの洗濯物を涙ながらに絞って、部屋に泣く泣く持って帰ったことも何回もある。

・洗濯機は1回$1.5で30分、乾燥機は1回$1.5で45分。

・アパートはたくさんあるのにランドリールームは限られてるので、たくさんのひとが集中的に利用する。タッチの差で先に使われてめっちゃイライラしたなぁ。

 

 

ゴミ捨て場

 

・見事なまでにノー分別。もえるごみ、もえないごみ、びん、缶、プラスチック、紙、家具、マットレス、冷蔵庫…全部同じゴミ捨て場でした。資源ごみって、なに?

・連休中はゴミが溜まって大変なことに。そして全部を回収していかないごみ収集車…!

 

玄関

 

・まずドアの立て付けが悪い。ドスッと閉めないと閉まらない(^ω^ ≡ ^ω^)

・チェーンはあるが、チェーンの先(引っ掛けるパーツ)がないw

・ロックが簡易的。しかも原因はわからないけど、ロックの有無と向きが逆転してる(縦で開く、横で閉まる)

・(夫エピ)覗き穴から外を見ようとしたら、覗き穴にGがいてあわや…

・ホームレスの無心、謎のセールスのノックも度々あって怖かった。

・知らない人が部屋を勘違いしたのか、本気で開けにかかってきたことが2回あった。しまいにはドアの前に座り込んだり。酔っ払ってたのかな…

Amazonなどの置き配は意外にも(?)盗まれたことは一度もなかったです。

 

リビング

 

夫の誕生日、つわりでしんどすぎたけど、ガーランドだけでも…と頑張って飾った

 

・引っ越してきた当初は照明が足りなくて本当に暗かった。当時の自炊記録をみるとびっくりする。こんな暗闇で飯を食っていたのか。。

・当時は夫用の勉強机もなかったので(もともと大学の研究室がメインだったし一人暮らしだったからね)、リビングテーブルで研究→ご飯の時に退いてもらう、のサイクルだったことがあった。

 

同じ場所、同じテーブルなのに、暗ぁ

 

・床はもちろん、食卓、壁、照明の下、ゴミ箱の下…あらゆる場所にGがいた。というか、いる。お鍋をやるのにIHコンロを出したら、熱さにびっくりしたGがコンロの中から出てきて逃げてったり、ご飯を炊こうと思って空の炊飯器を開けたらその中にいたり、ハイチェアに登ってきたり、とにかく、気が抜けなかった。

 

・引っ越してきた当初は掃除機もなかったので、ほうきとちりとりで掃除してた…放課後の教室かよ…今思うと涙ぐましい。

 

少しでも賑やかに、とポストカードを貼った

 

・ほぼ在宅の夫の研究スペースはリビング。机は別だけど、わたしのスマホの音量が大きいとか、集中してるときに話しかけないで、とかでたまに喧嘩した。いまは安く譲ってもらったroom dividerで仕切ってる。引っ越したらbedroomのひとつは研究部屋になるからね…!

 

他に置く場所がなくて夫の洋服棚はリビングに。IKEAの選びにいったなぁ

 

ジューサーを買って大はしゃぎしたなぁ(なお、現在は棚の奥深く)

 

 

キッチン ※閲覧注意

 

オーブン&コンロ

 

・とにかくGがきつかった。鍋に登ってたり、お皿にいたり、油の容器に登ってたり、湯沸かしポットを持ち上げたら出てきたり…。

・Gのタマゴを見つけたりするともうほんとうにしんどかった…なぜそんなものが冷蔵庫の中に…?なぜそんなものがお皿の水切りラックの中に…?昨日はなかったよね…?

・火を使ってる最中にコンロの上にいるのを見つけたり、まな板使ってるときにすぐ横に出てきたり。

・オーブンを予熱しはじめると80%の確率で熱さにびっくりしたGが逃げていく。

・電気を消すと出てくるので、新生児育児期間中(ミルク使ってたとき)は真夜中でも電気をつけっぱにした。それでも出てきた。

・朝イチ、水切りラックや家電を一通りゆすって何もいないことを確認or2〜3匹倒すのが日課だった。

・引き出しを開けたら2〜3匹ぴゅーっと逃げていったりもした。フンが落ちてたり、死骸が転がってることも日常茶飯事でした。もういや!

 

・夫が一人暮らししてた時代に炊飯器を、二人暮らししてから電子レンジを住処にされたので、どちらも買い替えた。家電は容易に住まれるのでinstant potも本当は買うの最初は渋ってた。いまのところ無事なもよう…(側面は登られてたことある)

・「このお皿はきれいなのか…?」ってドキドキしながら使ってた。お客さんが来る時は、さすがに直前に洗ったりした。哺乳瓶を煮沸消毒したあとは、速やかにキッチンではないほかのところで乾燥させてた。

・朝昼晩、季節問わず出るので、キッチンに立つ時はいつも緊張してた。特に、一時帰国のあとなど、しばらく清潔な空間ですごしたあとのこのキッチンはかなり堪えた。

・とにかく死ぬほど倒した。ゴキジェットがないと料理できなかった。

 

・コンロに置いておいたフライパンの中にネズミのフンが落ちてたこともあって、そんな日はかなりメンタルにきた(´・ω・`)

ペストコントロールも何回も呼んだけど、そこまでの効果はなかった。建物が古すぎる〜〜〜

 

・そんなわけなので、初めてオーブンを使うまでにかなり時間を要した。まずオーブンを開ける…ということが一大ミッションでした(いまはしょっちゅう使ってます)

 

 

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キッチンのパートなっが(^ω^; ≡ ;^ω^)

 

 

バス・トイレ

 

・キッチンよりは少ないけどここにもGがたくさんいた。しょっちゅう倒してたし、倒してる。シャワーを浴びてる最中に目の前にいたり、洗面台で顔洗って顔上げたらいたり、ここでもあんまり気が抜けなかった。

 

・引っ越してきた当初、なぜか洗面台のお湯のバルブを回しても何も出ず、それで3ヶ月くらい過ごした。管理会社に電話したら一瞬で直してもらえた。いまではほとんど問題なく会話ができる夫ですら、電話が億劫で仕方なかった。そんな時代もあった…

・シャワーの水が止まらなくなってしまって、修理業者を呼んだらお湯と水の向きが逆になった(お湯の向きにひねると水がでて、水のときにお湯が出る)

・シャワーヘッドを取り替えようとしたら、もともとのシャワーヘッドが堅すぎて外せなくて諦めた。新居では使うぞ…!

 

・トイレのタンクも故障したりしたなぁ…おかげでタンクの構造に詳しくなったよ…

 

 

寝室

 

床はフローリングだけど清潔ではないのでずっとクロックスを履いてました


・隙間風がとにかくひどかった。アメリカには隙間風をシャットアウトする用途のビニールと両面テープが商品として売っているので(insulator)、それを貼ってました。ビニールが膨らむスクラム

・一度、見たこともないでかい虫が転がってた…

・ベビ氏が生まれる前、ネズミが勢力を盛り返したことがあって、寝室にデスク置いて勉強してたら足元をネズミが通った。やばすぎ。

 

一時期はヨガマットしいてリングフィットをがんばってた

 

・最初はベッド以外何もなかったけど、わたしが越してきてからベッドサイドテーブル、わたしの勉強机、椅子、タンス…など家具が揃っていって、いまはベビーベッドとベビーサークル、ベビ用の棚を置いています。おかげでぎゅうぎゅうだけど、こうやってふりかえるとなんか感慨深いものがあるぞ。

 

渡米後すぐIKEAで選んだタンス。$130か…思い切ったな…

 

いまは物置と化したわたしの勉強机。新居ではまた使えるかな…

 

・つわりがひどかったので、1ヶ月くらいずっと夫が作ってくれた料理をベッドの上で食べてた。いま振り返りながらエコー写真を見ると懐かしさと愛おしさで泣きそうになる。

 

ベビーベッド。ベビ氏よ、無事に生まれてきてくれて、育ってくれてありがとう

 

駐車場

 

・車の台数>>>アパートの世帯数な感じだった。ので、夜21時くらいをすぎるとアパートの駐車場が空いてるか怪しくなる。もちろんパスがないと停められないんだけど、数がちゃんと制限できてない。毎日十数台はstreet parkingに停めている印象。

 

・夫の一人暮らし時代を含め、このアパートの駐車場で3回tow(撤去)された。最初は夫が車を入手した翌日、パスを入手し損ねて未掲示たったのでtow。2回目は誤って消火栓の前に停めてしまってtow。3回目は、駐車場もstreet parkingもどこも空いてなくて、あ!ここなら!と思った場所は実は黄色いライン(駐車禁止のしるし)の縁石で、もれなくtow。Uberで取りにいった…

 

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・駐車している間に、誰かにぶつけられて、車のフロント部分が凹んでしまった。けど、そのぶつけた誰かは逃走…もちろん連絡先を残してくれているわけもなく、いまでも凹んだままのヤリスたん。防犯カメラももちろんないので、いまでも真相は闇の中です。

 

 

 

おわり:まずは無事に引っ越そう

 

手短に振り返るつもりがすんごい長くなっちゃった!

そりゃ3年も住んでたら思い出書ききれないよね。

 

この3年で、アメリカ生活に慣れ、悩み、泣いて、勉強して、

ベビ氏が生まれてさらにもがいて…

楽しい時も辛い時も過ごしてきたこのアパート。

 

ずっとずっと引っ越したい!すぐにでも、1日でも早く、って本気で思ってたのに、

いざ離れる日が近づくと少し寂しいです。

 

うちからは少し離れててあまり歩きにはいかなかったアパートの中庭。
写真で見ると雰囲気良さそうに見える。

 

でもベビ氏にも広いスペースが必要になってきたし、

夫にも部屋が必要なのさ!わたしにも!

だからバイバイアパート、ハロー新居。

 

まずはお引っ越しを無事に終えられるように頑張ります!

 

最後まで読んでくださってありがとうございました!

また次のブログでお会いしましょう(/・ω・)/