メリーさんのひつじ日記

文系PhD留学帯同妻のアメリカ・メリーランド州生活奮闘記です(/・ω・)/ 不定期更新

ジェンダーリビったり、引っ越しを考えたり、マタニティ服探したり(アメリカ妊婦生活/16週〜19週)

 

どうもkyoumixです(/・ω・)/

 

先週は最高気温26℃とめちゃくちゃ暖かかったので、

大量のサンドイッチを携えてDCにピクニックしに行ってきました

 

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ハムトマト、エビワカモレ、ツナきゅうり、たまごという隙のないラインナップ

 

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精一杯の映え(ラップとろうか?)

 

Lincoln Memorialに行ったのですが、大混雑でした。

それと、何組かウクライナの国旗を持って歩いている人や、

ウクライナの国旗カラー(黄色&水色)の服装で歩いている家族を見かけました。

 

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ちょっと見えづらいけど、街角のポールにウクライナアメリカ、DC市の旗が掲げてありました

 

 

さて、今回は妊娠5ヶ月(16週〜19週)の妊婦健診の記録と

過ごし方の記憶を引っ張り出してみます。

 

 

 

 

「つわり、おわり!テイ!」

 

ただのプラシーボ効果かもしれないのですが…

2nd trimester(妊娠13週〜26週のこと)に入ったあたりから

つわりがかなり楽になってきて、

16週を迎える頃には食欲が盛り返してきました!

 

それまで完全放棄していた家事・自炊も再開して、

ほとんど元通りの生活に。

たくさん歩いても大丈夫だし、においも気にならなくなりました。

 

本当に、ホルモンって不思議だ…

 

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つわりが酷かったときにアイスをいろいろ試しました。
この韓国ブランドのMELONA(メロン味)はまじでメロン!!って感じで美味しかった^^

 

 

16週の妊婦健診

 

やったこと

・尿検査

・血液検査

・心拍確認(マイク)

・面談

 

…のみ!

エコー検査はなし。

 

ポータブルなちっちゃいマイクをお腹に当てられて、

「うんうん、OKOK」って言われただけでした(^ω^ ≡ ^ω^)

"Your baby's heartbeat is good."とだけ(^ω^ ≡ ^ω^)

 

わたしの通っているクリニックにはたまに医療実習生が来るのですが、

最初、その実習生が赤ちゃんの心拍を確認するのにマイクを何箇所かに当てたけど

全然音が拾えなくて、

一瞬めちゃくちゃ怖くなりました。

そのあとドクターがちゃんと見つけてくれたけども、

ひやひやさせないでおくれ…と思いました。

 

ちなみに、

「面談」と言ってもドクターの方から何か説明してくれるということはなく、

"Do you have any questions today?" と聞かれるだけ。

 

なので毎回質問を用意していくのですが、

例えば今回は

アセトアミノフェンは飲んでも大丈夫なんですよね?

・旅行に行くなら、いつまでに済ませたほうがいいですか?

・旅行に行くなら、電車と飛行機どっちがいいですか?

みたいなことを聞きました。

 

アセトアミノフェンはOK、

旅行するなら予定日(due date)の2ヶ月前までに、

いまはCOVID-19のリスクを下げるために車がいいよ、とのことでした。

 

あとはつわりの薬を継続して飲んでもいい?→ええよん

ということを確認してこの日の診察は終了。

 

晴れて16週…安定期に入ることができてホッとしました。

 

 

 

ジェンダーリビールをやってみたくて

 

ジェンダーリビールとはなんなのか

 

ジェンダーリビールとは、読んで字のごとく

「赤ちゃんの性別を発表すること」です(/・ω・)/

 

アメリカには赤ちゃんの性別を発表して、

それを盛大に楽しむ、という文化があるらしい…!

 

発表の方法はいろいろあるのですが、

例えばバルーンを割ったときに出てきた

紙吹雪の色が青ならboy、ピンクならgirlという感じ!

 

どんな雰囲気なのかは、ぜひこちらの動画を見ていただきたい。

 

youtu.be

 

性別がわかるのは確かに楽しいけど

ここまで狂喜乱舞する!?って感じがしてちょっと面白い(^ω^ ≡ ^ω^)

 

Amazonジェンダーリビールグッズのレビュー動画もお時間があればぜひ…

性別発表の瞬間、大興奮する参加者の様子がアップされてます…

1つ30秒くらいなんで…(^ω^ ≡ ^ω^)

 

www.amazon.com

 

ジェンダーリビールグッズは

Party Cityのような大型パーティーグッズ屋さんではもちろん、

DOLLAR TREEみたいな雑貨屋さん(ほぼ100円均一ショップ)でも手に入ります。

 

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DOLLAR TREEで見つけたリボン。かわいい〜

 

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It's a boy!と書かれた紙皿など。でも、これ、どう使うんだ…?

 

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こちらはIt's a girl!バージョン。

 

日本でも最近流行ってきてるらしい!

ケーキの中身がブルーベリーだったらboy、いちごだったらgirl、とか、

おにぎりの具材が昆布だったらboy、梅干しだったらgirl、みたいな、ね!(^ω^ ≡ ^ω^)

 

 

夫の院生仲間にそっとリビりました

 

天邪鬼なわたくし(^q^)

「ちょwwwこのテンションwww」と面白がりつつも

一方では「ちょっとやってみたい…」という憧れがあり

夫の院生仲間とのパーティでバルーンを割らせてもらいました(^q^)

 

バルーンは↑のものをAmazonで注文。

およそ$15(約1,500円)。

色のついた煙が出るキャノンとかいろいろあったんですが

煙はちょっと近所にできそうな場所がなかったのでバルーンにしました(^q^)

 

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ばばーん

 

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セット内容はバルーン2つ、紙吹雪2色分、持ち手用のリボン

 

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水色かピンクのどちらかの紙吹雪を選んで風船に入れます

 

本当はヘリウムガスで浮かせられたらよかったんですが、

ヘリウムガスを入れる設備なんてないので

普通にDOLLAR TREEで買った空気入れで入れました!

 

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こんな感じの空気入れが売ってる

 

性別はSNSとかブログみたいな公のところには書かないつもりなので割愛しますが

(いや、いつか気が変わるかもしれませんが…もし今後どこかで書いたとしても怒らないで…いまはなんとなく気分じゃなくてサ…別に秘密にしたいわけではないので直接聞かれたら全然答えるアレです…単に書きたくないだけで…アセアセ)

 

バルーン割り、めっちゃ楽しかったです!!!

 

アノヴァ先輩とザ・主人公くん(新しく来た後輩)が盛り上げてくれたし、

バルーンが割れて紙吹雪がバァァァァーーーッッッ!!と舞ったあの瞬間、

やっぱり叫んじゃったしテンション上がりました(^ω^ ≡ ^ω^)

 

お互いの両親にはバルーンを割る様子を動画に撮って送りました。

日本に住む父親からは一言、「面白い趣向だね。」との返事が来ました。

たしかに面白い趣向だよね(^ω^ ≡ ^ω^)

 

 

引っ越しを考える

 

アメリカのアパートには人数制限がある

 

わたしが住んでいるメリーランド州には

「この間取り(面積)に住めるのは○人まで」と定めた法律が存在します。

(地名+room occupancy limitとかでググるとその地域のルールがヒットすると思います)

 

アメリカのアパートの間取りは小さいほうから

・1 studio(ワンルーム

・1 bed room(リビング+1部屋)

・2 bed room(リビング+2部屋)

などがあるのですが、

例えば1 studioか1 bed roomに住めるのは大人2人まで、

もし3人以上で暮らす場合は2 bed roomじゃないといけない、とか、

そういったルールです。

 

どちらかというとアパートを借りる側というより、

貸す側へのルールなのかも。

州ごと、ではなくcounty(群)ごとに若干規定が違うっぽい…し、

アパートによってポリシーが異なるので管理会社への確認が必要になります。

 

 

引っ越したかった…

 

以前ブログにも書いたのですが、

うちのアパートは築70年と古く、

隙間風は堂々と入ってくるしG・ネズミも出現、

共用のランドリーはだいたい70%の確率で壊れていて使えない、

たまに漂うマリファナ臭、金曜夜から始まるパーティと大音量のラテン音楽

 

とまぁ、若干ではありますが落ち着かない環境なんです(;´Д`)

 

kyoumix.hatenablog.com

 

これまでもやる気のない管理会社のマネジメントと

あまりにも多い害虫に嫌気が差して

何度も引っ越しを検討してきましたが、

今回も赤ちゃんを迎えるにあたって改めて物件探しをしてみました。

 

 

…が、結論としては引っ越さないことに決めました(´・ω・`)

理由は今のアパートのコスパが良すぎるからです。

 

夫の大学から離れすぎない物件を

何件か見に行ったのですが、だいたいこんな感じ。

 

 

A: マンションタイプ(high-rise)

◎内装キレイ

◎信頼できる大手の管理会社

◎共有スペース、ランドリーはキレイ。

◎以前住んでいた知り合いにヒアリングしたところ、害虫は少なめ。

×補強工事中で騒音がえぐい。

×1 bed roomで$1,700(約17万円)程度。高い…!

×駐車場は無料だけどutility(電気ガス水道など)は家賃とは別にかかる。

 

B: アパートタイプ

◎1 bed roomで$1,400(約14万円)程度でまだお手頃

◎電気ガスは家賃に含まれてる(水道だけ別)

◎アパート全体が団地のようになっていて、公園つきの広い敷地

◎リニューアルされた部屋はかなりキレイ

×しかし!!全ての部屋がリニューアルされているわけではない!!

×Googleレビューには「G、ネズミと暮らしたくないなら住むな」

×キッチンの棚が壊れている、木の板が剥き出しなど、内装がかなり荒い…

×共有スペースに若干漂うマリファナ

×そもそもこのアパートのルールで、1 bed roomに3人で住むのはNGだった

 

C: アパートタイプ

◎1 bed roomで$1,400(約14万円)程度

◎電気ガス水道、インターネットが家賃に含まれてる!

◎大学と提携しているので学生割引が使える

◎信頼できる大手の管理会社

×空いてる部屋が交差点に面した部屋しかなく、夜はかなりうるさそう

×たまたま見学した部屋の浴槽に死んで間もないGがいた…

 

(参考)いま住んでるアパート

◎1 bed roomで$1,240(約12万5000円)

◎utility(電気ガス駐車場)込み!水道、インターネットは別

◎子供が敷地内でよく遊んでいて、雰囲気は良い

◎1人がbabyであれば1 bed roomに3人で住んでもOKだと確認が取れた

×Gとネズミが出る

×床、壁がボロボロ

×管理会社のやる気がなさすぎてランドリーが永遠に直らない(この間はアクセスできる洗濯機10個のうち10個が全滅だった)

×深夜に帰宅すると駐車場が埋まっているのでストリートパーキングに停めざるを得ない

 

 

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こういう階数が多いアパートのタイプをhigh-rise(あるいはmid-rise)と呼ぶ

 

正直、Cについては空き部屋の位置さえよければ

引っ越してた可能性が高いですが…!

 

アパートの見学にいったり、Googleレビューをたくさんみたりして調べた結果、

害虫問題や管理会社の怠慢さ、駐車場がいっぱいで停められなくなる…といった問題は

この地域の$1200〜$1400代くらいの家賃のアパートだと

皆抱えている問題らしく、

思い切って住む地域を変えるか、家賃の高いアパートに引っ越さない限りは

解消されなさそうでした。

 

それには最低でも、

家賃を月$400(4万円)くらいは上乗せしないといけなくて、

しかもそういった物件に限ってutility(電気ガス水道など)は別料金、

駐車場だけで$100以上かかったりするので

固定費がガツンと上がってしまうのですよね…

 

もちろん低所得者用の家賃プログラム(MPDU)もチェックしましたが

空きがなかなか出ない&

もともと家賃の高い地域の物件だから割引になったとて高い…

 

ということで、ここまで家賃が上がるのであれば

今の部屋をキレイに掃除する&家具や赤ちゃん用品にお金を使おう!ということになり、

引っ越さないことに決めました(´・ω・`)

 

 

☆MPDU(Montgomery countyの家賃補助プログラム)のリンク

一応貼っておきます!

 

↓利用条件

www.montgomerycountymd.gov

 

↓空き部屋が出るとこのページに反映されます。

www2.montgomerycountymd.gov

 

 

 

マタニティ服を探す!

 

店舗にはなかなか売ってない

 

広めのTARGETだとマタニティ服コーナーがあって

試着しながら選ぶことができます!

 

H&MとかOLD NAVYみたいなアパレルブランドの場合は

マタニティ服の販売はしていても店舗には置いてないみたいで、

わたしはほとんどオンラインで購入しました(/・ω・)/

 

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TARGETのマタニティ服コーナー

 

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オーバーオール、かわいいけど

 

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$39.99…結構値段するのね(^ω^ ≡ ^ω^)

 

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もともと持ってるズボンをマタニティ仕様にして履ける腹巻きも売ってました。便利そう。

 

とりあえずTARGETではスウェットパンツをゲット!

妊娠後期に入った今ではやや苦しいですが、

中期まではかなり着心地よく着れました。

 

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こんな感じの

 

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身長159cmくらいでややぽっちゃりスタイルのわたしですが、
アメリカサイズなのでXSでちょうどでした(^ω^ ≡ ^ω^)

 

デニムパンツは何本か友人に譲ってもらい、

ニットやレギンスなどは

H&MとPINK BLUSHというブランドの服をブラックフライデーセールで買いました。

(PINK BLUSHはバイリンガールのちかさんが動画でオススメしてて気になってた)

 

www.pinkblushmaternity.com

 

個人的にはH&Mのジョガーパンツが気に入りました!

 

 

まとめ:いろんなことが現実味を帯びてきた妊娠5ヶ月

 

つわりがようやくひと段落し、

ようやく動けるようになってきた妊娠5ヶ月。

 

本当は新生活に備えて良い物件に引っ越せたらよかったけど

月少なくとも$400プラス…1年で$4,800…2年で$9,600…とかって考え出すと、

固定費は低めにキープするに越したことはないなと(;´Д`)

 

ボストンとかカリフォルニアだと

家賃相場が段違いに高いので、もっと大変だと思います…

(同じような条件の物件で$2,000越えはザラだと思う)

 

アメリカってほんと家賃高い…!

 

 

そんなわけで妊娠5ヶ月の記録でした。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

また次のブログでお会いしましょう(/・ω・)/

 

NIPTを受けたり、つわりの薬をもらったり(アメリカ妊婦生活/12週〜15週)

 

どうもkyoumixです(/・ω・)/

 

先日の誤字。

 

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あくせぷたぷたぶる

 

もちろん書きたかったのはacceptableです( ˘ω˘ )

ESOLの授業ノートなんですけど…たぶん眠かった…

 

 

さて、今回は妊娠4ヶ月(12週〜15週)の記憶を引っ張り出して書いてみます。

 

 

 

 

 

つわりは相変わらず継続

 

相変わらずオエェとなっていた記憶。

コーラにハマり、炭酸が手放せない毎日…

スーパーで買い物する前に、ごめんコーラだけ買っていい?って近くの酒屋に寄ったりしてました。

 

この頃もオンラインESOLを取っていましたが

あまりの気持ち悪さ(と先生のクオリティの問題)でドロップアウト

 

ボストンとニューヨークに1週間くらい旅行する予定だったのもキャンセル。

ほとんど食べられなくて4週間ちょいで5lb(約2.5kg)痩せました。

 

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ゼリーが食べたくて買ってみたJELL-Oという、アメリカではお馴染みらしいゼリーの素

 

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お湯で溶かして冷やすだけでゼリーができます。
味は…アメリカ!!そこまで不味くもなかったけど、そんなに美味しくもなかったです。

 

 

12週の妊婦検診

 

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産婦人科(obgyn)の待合室がハロウィン仕様に。
病院のくせに「RIP」とか血糊とか普通に飾ってあったんだが…!

 

この日は、「旦那さん連れてきていいよん☆」とのことだったので

夫と一緒に診察と面談を受けました。

 

数週間ぶりの検診(OB visit)。

この頃はまだ胎動なんか感じられないので

健診と健診の間は

赤ちゃんは生きているのか!?とずーっと不安だったのを覚えてます。

 

 

12週の検診でやったこと

・経膣エコー、4D腹部エコー

・尿検査

・体重、血圧チェック

・血液検査(NIPT:新型出生前診断

・血液検査(maternity screening:母体側に遺伝子異常がないか?のテスト)

・面談

・つわりの薬(吐き気どめ)の処方

 

 

ものすごく緊張して迎えた検診でしたが、

エコー検査では無事に赤ちゃんの成長を確認することができました。

手足が既に出来上がってて、

なんならちょっとくねくね動いてて超絶びっくりしました。

前回は豆粒だったじゃん…!

 

ちなみに先生は"Your baby is growing well ^^ much bigger^^"みたいな

シンプルな英語で話してくれました。さすが日本人慣れした医者…!

 

 

NIPT(新型出生前診断

 

NIPTとは

 

NIPTとはNoninvasive Prenatal Genetic Testの略で、

胎児の出生前遺伝子検査のことです。

アメリカでは通常の妊婦健診の一環として、保険適用で検査を受けることができます。

 

ざっくり何がわかる検査かというと、

・21トリソミー(ダウン症候群)

18トリソミーエドワーズ症候群)

・13トリソミー(パトー症候群)

などの染色体異常が妊婦の血液検査だけでわかります。

ついでに性別も。

 

ほかにも、ターナー症候群などの

性染色体の異常が原因の症候群の有無も調べることができます。

 

日本だと

出産時の年齢が35才以上である、エコー検査で異常を指摘された、など、

検査を受けるにあたっていくつか条件がある模様。

しかも保険適用外なので実費負担(約20万円程度)になるらしいです。

 

↓参照したサイト

dna-am.co.jp

 

 

NIPTを受けるまでの流れ(体験談)

 

わたしのクリニックの場合ですが、

 

①8週相当の検診(最初の検診)のときに受付で資料を渡される

②12週の検診で採血される

 

 

これだけでした(;´Д`)

 

医師から検査についての説明もなかったし、

同意書へのサインなども特にありませんでした。

 

わたしは検診を受ける前に、

友人から「12週にNIPTっていう検査があるよ!」って教えてもらっていたので

事前に検査のことを意識してNIPTについて調べる時間がありましたが、

 

もしもらった資料をスルーしてたら(そんな人いないと思うけど)

「今日は採血多いな〜」くらいで終わってたかも。

それくらい通常の流れ、って感じで進みました。

 

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NIPTで検査できる項目の資料。わたしが受けたのは中央のMaterniT 21 Plusってやつでした。

 

結果は1週間ほどで届きました。

いずれの項目も異常なし。

同じ日のエコー検査でほとんど異常がないことは確認できていましたが、

結果を見てやっぱり安心しました。

 

なお、検査費用は保険が全額カバーしてくれたので0円でした。

(加入している保険によっては一部負担額が発生するかもしれません。)

 

 

NIPTを受けてみて(個人的な感想)

 

※すごく個人的な感想です。

検査を推奨するべきかどうか、という話ではありませんのでご注意ください。

 

個人的には受けてよかったと思いました。

 

それはもちろん、この赤ちゃんに染色体異常が検出されなかったから、ということが

少なからず影響しているのは間違いないのですが、

12週というかなり早い段階で胎児の情報を得られるのはかなり重要だと思いました。

どちらの結果に転んだとしても、次にどうするべきか十分に話し合う時間を取れるし、

心の準備もすることができるから…という考えからです。

 

性別も確定させることができるので、それも良かったです!

アメリカだと名づけは出産した病院を退院するまでに必要なので

前々から性別を踏まえて名前を考えることができるし、

なによりいろいろ準備も進められるし)

 

 

つわりの薬(吐き気どめ)をもらう

 

毎日吐き気(nauseous)がしてしんどいです…とドクターに伝えたら、

つわり用の薬を処方しようか?と提案してくれました。

 

実は、これの前の検診の時点(8〜9週相当)でも処方を提案してくれていたのですが、

なんとなく我慢すれば済むような気がして、断ってしまっていたのですよね…(;´Д`)

今思うと、さっさと処方してもらっていればよかったのかも…

 

でも、お腹の赤ちゃんが生きてるか…?って不安になったときに

つわりを感じて安心してた部分もあるので、なんとも言えないです…

でも、つわりは本当にきつかった…(堂々巡り)

 

 

アメリカでの処方された薬のもらい方(CVSの場合)

 

クリニックとドラッグストアによって変わるかもしれないので、ご参考までに!

流れは非常にシンプルです。

 

①医師が処方せんを出す

 →あらかじめクリニックに伝えておいた「行きつけのドラッグストア(pharmacy)」に処方せんのデータが転送される。

 「行きつけのドラッグストア」は近所のCVSを登録しておきました。

 

②「行きつけのドラッグストア」に行って、名前を伝えて薬を受け取る

 →名前と一緒に生年月日(DOB)と聞かれ、IDの提示を求められます。

 

③代金を支払って完了!

 

 

自分で処方せんの紙を持っていかなくていいのと、

店舗での待ち時間がなくて便利でした!

いちいち薬局で個人情報とかアレルギーの用紙書き込まなくていいし…

 

(実際には、CVSで「あなたの処方せん?なんにもきてないよぉ〜?」って言われてやや慌てたのですが…

医師が処方せんを入力してからCVSに届くまでに若干のラグがあっただけのようで、

時間を置いて取りに行ったら無事に受け取れました。)

 

ちなみに、クリニックによっては処方せんを紙でもらって、

自分でドラッグストアに持って行くパターンもあります。

そのときは、処方された薬が用意されたころにもう一度取りに行けばOKです。

 

 

もらった薬

 

処方してもらったのは

Doxylamine-pyridoxineという薬です。

商品名はDiclegis(ダイクリーグス?)というらしい。

 

先生の説明によると、

この薬の成分はほとんどビタミン(ピリドキシンがビタミンB6の一種だそうです)なので

とっても安全だよ☆とのこと。

しきりに"very safe medicine ^^"と言われました。

 

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番号が印字されてます。直径8mmくらいの薄い錠剤。

 

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ケースはこんなん。蓋は押しながらじゃないと開けられないタイプ。

 

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CVSでもらった薬の説明用紙。服用上の注意などが載ってます。

 

お値段は、60錠入って$310…およそ3万円!

たっかーい!(^ω^ ≡ ^ω^)

 

ただし、処方せんの保険に入っていたので負担額は$20(約2,000円)で済みました。

※過去に何度か書いていますが、処方せん(prescription)の保険は他のmedicalやdentalの保険とは別に加入しないといけないので要注意です。

 

なお、refillをもらうこともできて、

この紙に書いてある"refill"のあとの数字の分だけ、期限内であれば、

医師にもう一度処方せんをもらわなくても

ドラッグストアで「おかわり」をもらうことが可能です。これは便利。

 

 

効果

 

最初に飲んだ日の翌日は、眠気がものすごくて、

いや、確かに吐きはしないけどずっと気持ち悪いわ…って感じだったのですが、

 

だんだん体が慣れてきたのか眠気にもあまり影響しなくなって、

吐き気がとれて体はかなり楽になりました(`・ω・´)

 

この薬は後期づわりでオエェ…ってなってる今も飲んでます。

 

安定期に入ったあと、飲むのをやめたらやっぱり気持ち悪くなってしまって、

でも妊娠中なのにずっと飲み続けていいものか?と悩んで、

ドクターに相談したら

「ずっと飲み続けていいよん!なぜならvery safe medicineだから☆」

と言われました(/・ω・)/

 

 

おわり:アメリカ妊婦生活のメリットを感じた妊娠4ヶ月

 

 

以上、妊娠4ヶ月(12週〜15週)の記録でした!

 

もちろん、人によって見解は分かれるでしょうが、

あくまでも個人的には、

特別なステップを踏まずにNIPTが受けられたこと、

早めに性別がわかったこと、

つわりの薬をさっと処方してもらえたことは

アメリカで妊婦健診を受ける利点なのかな、と感じました。

 

(日本だとつわりの薬って処方されない…?吐き気どめくらいはもらえるのかな…?

SNSを覗いた限りの情報でしかありませんが、そのような書き込みを見かけました。

もしそれが本当なら、日本でも早く認可されて処方されるようになってほしい…)

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

また次のブログでお会いしましょう!(/・ω・)/

 

 

つわりでも食べられたものとか、初めての健診とか、母子手帳とか(アメリカ妊婦生活/〜11週)※食べ物の写真あり

 

どうもkyoumixです(/・ω・)/

 

もりもりブログ書くぞ!と意気込んだ矢先、

体調が安定しなくてなかなか書けずにいます(´・ω・`)

 

毎日目に飛び込んでくる映像があまりにも衝撃的で、非人道的で、

ウクライナに特にゆかりのない自分ですら

ものすごく感情が持っていかれてしまいます。

本当はもっと学んで、目を背けずに受け止めないといけないのはわかっているのですが

自分は自分のことで精一杯で、そこまで心に余裕がないのも事実で

正直言うとあまりニュースを追えていません。。

1日でも早い解決を願っています。

しかしこの場合の「解決」とはいったいなんなのか…

 

 

 

さて、アメリカでの妊婦健診のことを

記憶がある限り書き残しておきたいと思います!

 

今回は妊娠2ヶ月〜3ヶ月目のいっちばんつわりがしんどかった時期の話です。

食べ物の写真もありますので、現在進行形でつわっている方はご注意ください(´・ω・`)

 

 

 

 

アメリカの妊婦健診は最速で8週から

 

妊娠検査薬はCVSなどのドラッグストアで手に入ります。

こんな感じのやつです。たぶん日本のと大差ないはず。

 

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pregnancy test

 

おやおや、これは…となってすぐに、

予めここ!と決めておいた産婦人科に電話で予約をしました。

 

電話で聞かれたことは

・初診ですか?

・名前

・生年月日(date of birth)

・妊娠検査薬で検査はしましたか?(tested positive?)

・最終生理開始日(when did the last period start?)

ぐらいだったと思います。

 

アメリカの妊婦健診を受けられるのはどんなに早くても8週から!だそうです。

確かに計算上8週以上になる日に予約を入れられました。

 

日本だと5週とか6週とか、もっと早くに行けるそうなのですが…

ということで検査薬で妊娠が分かってから妊娠の確定(胎嚢の心拍確認)までに

若干のラグがありました。この期間がモヤモヤしてやや辛かった…

 

 

8週相当の健診内容

 

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Rockvilleにある産婦人科(obgyn)

 

初めての妊婦健診でやったことはこんな感じ。

 

<書類系>

・このクリニックで健診を受けることへの同意書へサイン

・今日この日に行うエコー検査(ultrasound test)の同意書にサイン

・12週に実施予定のNIPT(出生前遺伝子検査)の案内をもらう

 

<検査>

・尿検査(urine test)

・血液検査(blood test)

・体重、血圧(blood pressure)チェック

・経膣エコー検査(pelvic ultrasound)

 

コロナ禍ということで

夫は待合室にも入れず、診察は1人で受けました(´・ω・`)

 

当たり前のことだけどすごく緊張したし、

心拍確認ができたときは心底ホッとしました。

エコー検査の様子は動画に撮らせてもらえたので

車で待機してもらっていた夫にもあとで共有できました。

 

この日に正確ないまの週数と、出産予定日(due date)を教えてもらいました。

全然8週じゃなくてもうちょい手前でした(・ω ・)

時が戻った…(・ω ・)

 

あと、このサプリは飲んでいい?

この薬は?とたくさん聞いたらか、

prenatal向けのサプリのサンプルをたくさんくれました。

 

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ほとんど賞味期限間近or切れてましたけど…(笑)

 

 

さらに1週後、身体チェック的な健診

 

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待合室はこんな感じ。完全予約制だし付き添いも原則入れないから、いつもガラーんとしてます

 

なんかあんまり覚えてないのですが😰

心拍確認をした翌週に来るように言われ、健康診断のようなことをしました。

 

やったこと

・尿検査

・血液検査(またかよ!って思った)

・体重、血圧チェック

・体の確認(なぜか全裸に…)

感染症の検査(HIVとか)

 

あと、PAPテスト(子宮頸がんの検査)は受けた?いつ?って聞かれたので

数ヶ月前に日本で受けた、結果は以上なし(normal)、と伝えたら

日本語ので構わないから検査結果を提出してね、と言われたのでこちらは後日提出。

 

次の検診は12週。

3Dのエコー検査をやるからきっとfun visitになるよ^^!

旦那さんも連れてきてOK!^^とのことでした。

 

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毎度行う尿検査のコップ。急いで撮ったらカフェで映やすときとおんなじポーズになってしまった…

 

 

アメリカの夏。つわりの夏。

 

つわり(morning sickness)は本当に個人差が激しいらしく、

ものすっごく苦しむ人もいるし、全然ケロッと過ごせる人もいるそうで。

 

わたしは妊娠が分かる前後で既にオエェ…ってなってたタイプでした(´・ω・`)

最初はそこまで吐きもせず、

かといって食べ続けないと気持ち悪い、というわけでもなく、

ただただずっと気分が悪い、熱っぽい、動けない、食欲がわかない…と言う感じ。

 

妊娠初期の特徴的な症状で、

基礎体温が上がるっていうのがあるみたいで

ずーーーっと37℃くらいあるのが地味にしんどかったです。

 

夏だから汗もかくのに、シャワーを浴びるのも気持ち悪くて

4日に1回くらいのペースで、我慢できなくなったら浴びる…みたいな

そんな生活でした。(潔癖症の人ごめんちゃい)

 

においに特に敏感になって、

にんにくや油のにおいが特にダメでした。

唐揚げなんかもってのほか。当時は字面を見るだけでオエェってなってた…

水も不味くてまともに飲めず…

 

そんなわけで、

夏の間、自炊は全部放棄させてもらって、

夫に全部お願いしてしまっていました…すまなかったな…

 

 

 

つわりでも食べられたもの

 

つわりの間って本当に不思議で、

今まであんなに大好きだった食べ物に全くそそられなくなったり、

逆に普段思いつきもしないような食べ物が急に食べたくなったりしました。

 

特に恋しくなったのは日本食、というか

日本のコンビニで買えるようなものでした(´・ω・`)

ファミマとかセブンでパッと買えるような、あのサンドイッチが食べたすぎて辛かった…!

 

・りんご

 

ただただカットしただけのりんご。

アメリカっていろんなりんごの種類があるんだ〜って知る。

オーガニックのがなんとなく美味しい気がしました。

 

・バナナジュース

 

バナナと牛乳をスムージーにしただけのジュース。

バナナ特別好きじゃないけど、お腹も膨れるし助かりました。。

 

・冷やしトマト

 

ただただ冷やしただけのトマトをよく洗って丸齧りしてました!

夏だからなのか、めちゃくちゃ美味しく感じました。

たまにツナ缶乗っけたりとかもしました。

 

冷やし中華

 

冷たさ&酸っぱさが食欲を助けてくれました。ほとんど具なし。

とはいってもローカルスーパーに売ってるものではないので、

わざわざ日本食スーパーに行って夫に買ってきてもらったりしました。。

 

・フルーツヨーグルト(ベリー系)

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chobaniっていうヨーグルトブランド

 

こんな感じの小さいカップがセットになってるやつを買ってました。

なぜかピーチ味は受け付けられなくて、

ベリー系ばっかり食べてました(´・ω・`)

 

・サブウェイのツナサンドイッチ

 

比較的食べやすかったです!(家でも作れるじゃん!って言わないで)

 

・焼きそば

 

これもアジアンスーパーに行かないと買えないのですが、

味がはっきりしたもの、かつ麺類、というので焼きそばも食べやすかったです。

ただ、ウインナーやたまねぎは受け付けられなかったので

具なしでいただいてました。

 

チェリオス(シリアル)

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Cheeriosは種類も多くてうめぇんだ

 

なぜかシリアルはとっても食べやすかったです!

Cheeriosというブランドが好きで、これに牛乳をかけて食べてました。

 

特に好きな味はVery Berryとチョコレート。

水が不味く感じてたので牛乳を美味しく飲めたのはよかったです。

 

・レモン味、梅味のキャンディー

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一袋で$3.9(≒400円)ですよ…

 

こういう酸っぱい系のキャンディーってローカルスーパーにないんですよね…

梅とか、レモンとか、

そういうどストライクに酸っぱい味のものが食べたかったので、

日本食スーパーで買ってきてもらいました。

とっても高い…でも、手に入るだけでもありがたかったです。

 

・フルーツのシロップ漬け

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Doleのmandarin oranges

 

缶のタイプやカップのタイプなどいろいろあるのですが、

こういったフルーツのシロップ漬けは食べやすかったです。

 

メープルシロップ味のパン

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シナモンロールみたいなパン

 

体調が少し回復してきた頃に、

スーパーで見かけてこれだ!!と直感的に食べたくなったパン。

 

結構甘めですが、これくらい味のはっきりしたもののほうが食べやすかった記憶。

 

・ピンクグレープフルーツジュース

 

定番かもですが!

すっぱくて、冷たくて飲みやすかったので、冷蔵庫に常備してました。

 

・コーラ

 

これが自分にとっては意外な救世主でした!

カロリーゼロ&カフェインレスのものとか、いろいろ種類があるんですねぇ。

家の中ではもちろん、ちょっとした外出時にも欠かせないアイテムだったので

まとめ買いして冷蔵庫に常備してました。

外で飲むとスッキリするんだよね…。

 

 

こんな感じのものを

食べれる時に、食べれるだけ食べて、乗り切っていました。

 

わたしはどちらかというとアメリカの食生活が好きで、

ハンバーガー、パスタ、ブリトー、どんとこい!ってタイプだったのですが

この時ばかりは日本食が恋しくなり、

普段はそこまで利用しない日本食スーパーの常連となってしまいました…

 

だけど日本食が手に入る環境ってだけでありがたかった…メリーランド最高かよ…

 

テイクアウトの機会も増えたので

食費は前の月に比べてぐんと増えたけど、仕方なかった(´・ω・`)

 

 

 

大使館で母子手帳をもらう

 

アメリカには母子手帳という文化がないそうです。

だけど、一応もらえることはもらえるらしい!

 

大使館のHPを確認すると、

つい最近、pdfでの配布に切り替わったとのことだったのですが、

大使館にダメ元で電話してみたら、在庫ありますよー!とのことだったのでもらいに行きました。

 

わたしのときは英語版、日本語版が選べました。

 

わたしがもらったのは…

 

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BOSHI-TECHO

 

英語版!!

理由は、「ちょっとかっこいいから」という浅はかなものです(´・ω・`)

アメリカ生活の記念になるかと思って(´・ω・`)

 

あと、ドクターに記入してもらう機会があるかな…?と思って英語にしました。

 

でも今のところ、病院での出番は全くありません(^ω^ ≡ ^ω^)

 

しかも全部英語なので(英語版だから)

わたしにとっては使い勝手が悪く、

結局、厚生労働省のHPでダウンロードできるpdf版の母子手帳をプリントアウトしました。

 

最終的には日本で使うことになるものだし、

日本語ので全然よかった…

 

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STAPLES(文房具チェーン)で印刷しました

 

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全部印刷すると両面印刷でも卒論くらいの厚みになります

 

ちなみに印刷時に穴を開けるかどうかと、開ける穴の数を2つか3つかで選べるのですが、

2つ穴にして超後悔しました(^ω^ ≡ ^ω^)

 

アメリカで売ってるファイルって

ほとんど(全部)3つ穴なんですよね…

 

なのでアメリカファイルに綴じたい!って方は

間違えずに3つ穴を選んでくださいね…!

(2つ穴も入手可能ではあるけど、Amazonとかで買うしかなくてめんどくさいです)

 

 

 

おわり:2〜3ヶ月目はつわりの記憶しかなかった

 

ということで、妊娠3ヶ月目(〜11w)までの記憶を遡ってみました。

 

夏は本当につわりが辛くて、

他に何かやっていた記憶がありません…

 

覚えているのはYouTubeさらば青春の光チャンネルを表も裏も見尽くしたことと、

SexyZoneにハマり始めたことくらいですかね…

 

さらばの花田優一シリーズ、まじで面白いので時間ある人は見てほしい

youtu.be

 

なんでさらばのYouTubeの宣伝してんだろ…

まぁいいや…

 

アメリカ妊婦生活、序盤のほうのお話でした!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

また次のブログでお会いしましょう(/・ω・)/

 

 

 

アメリカで妊娠・出産を考え始めて準備したこと(アメリカ妊婦生活/プロローグ)

 

どうもkyoumixです(/・ω・)/

 

もう最近自炊に疲れてしまいました…

かと思えばぐんと熱が入り、手のかかるラザニアとか茶碗蒸しとか作っちゃったり…

気分の波がすごい!( ˘ω˘ )

 

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ミートソース、ホワイトソースから作ったラザニア。美味しかった〜^^

 

さて、オンラインですが両親学級の受講も始まり、

いよいよ「出産」というイベントが間近に感じられてきました。

怖いっす。。マヂ二足歩行の弊害。。世の母はすげぇよ。。

 

これからどんどん忙しくなりそうなのですが、

時間の許す限り、わたしのアメリカでの妊婦生活や妊婦健診のことを

ブログに残しておきたいと思います。

 

メリーランド州、という比較的日本人の多い地域ではありますが、

日本人コミュニティとのつてが当初皆無だったわたしにとって、

アメリカで出産するということはいったいどういうことなのか、

どんな準備が必要なのか、どんな産婦人科がいいのか…という情報を集めるのは

やや難しい作業でした(´・ω・`)

 

なので、さまざまな方からヒアリングしたり

自分なりに調べていく中で分かったことは

できるだけ多く記録したいと思っています。

 

アメリカのなかでも州によって全く環境は異なりますし、

同じ州だとしてももちろん産院や産婦人科によって、

あるいは数年前と今とでは求められることが全然違う…ということはありえますので、

あくまでも体験談として読んでいただければ!幸いです。

 

今回はアメリカで妊娠と出産を考えるにあたって

自分なりに準備したことをまとめておきたいと思います。

 

 

 

 

 

①日本人に話を聞く

 

やはり、1番重要だと思われたのは「アメリカで出産を経験した日本人ママに話を聞く」でした。

 

といっても、わたしは夫の大学院留学に帯同してアメリカに来ているだけなので、

身の回りに日本人家族がいない…!

単身で来ているパターンは何人かいるのですが、

まず結婚してるケースが稀だし、パートナーを呼んでいるケースはさらに稀…!

 

幸い、メリーランド州自体は日本人が多い地域なので、

こちらで出産を経験される方は毎年そこそこの人数がいらっしゃるようです(/・ω・)/

ワシントンD.C.ベッドタウンであることや、NIHというアメリ国立衛生研究所があることが大きいです)

 

ということで、インスタで相互フォローになっていた

メリーランド州にお住まいの先輩ママさんたち何人かにヒアリングをさせていただくことができました。

 

実際に聞いてみて分かった、

アメリカで出産するメリットとデメリット、

重要なことは以下の通りです。

(まだわたし自身がそのフェーズに行ってないのにすんません…(´・ω・`))

 

 

アメリカで出産するメリット

 

・体重指導が日本よりも厳しくない

・NIPTという出生前の遺伝子検査がメジャーであり、受けやすい

アメリカの国籍は出生地主義のため、アメリカ国籍がゲットできる

・ミドルネームを付けることができる

 

 

アメリカで出産するデメリット

 

・妊婦健診が日本よりも簡素。日本だと毎回エコーを撮るが、アメリカだと妊娠期間中通して3〜4回ほど(その他の回は心音確認のみ、など)。

・診察がかなり楽観的(日本だったら入院するかもしれないが、安静にしてね、とだけ指示されて帰らされるなど)

・小児科探しや予防接種、チャイルドシートの取り付けなど、子どもの命を守るための情報をすべて英語で調べないといけないので、かなり大変。

・出産後の入院期間が短く、2日ほどしかない。

・いざという時に頼れるひとがいないと、結構メンタルに来る可能性がある。

 

 

アメリカで出産するにあたり重要なこと

 

・ドクターやナースと対等に話せるように、英語とメンタルの準備が必要。(体調を聞かれた時にfineとかgoodではなく、具体的に伝えられるように単語や表現を覚えておくなど)

・いざという時に頼れるひとがいること。

・話を聞ける日本人の知り合いがいると安心。

・医療費がとにかく高いので、保険のカバー内容を確認しておく。(産婦人科はもちろん、NICUに入った場合や帝王切開などもカバーされているかどうか、など)

・産後すぐに必要なベビー用品などは日本人コミュニティやワシントンD.C.掲示板で譲り合いがあったりするので、タイミングが合えば初期費用をおさえることができる。

 

 

なお、妊娠〜出産までで実際に払った金額は

10万円〜40万円とやや幅がありましたが、

とにかく保険が大事!とみなさん口を揃えておっしゃっていました…!

 

 

 

いろいろ教えてくださった方、改めてありがとうございました!!

 

当時のわたしはESLにも通ってなくて英語を使う習慣がほとんどなかったし、

アメリカの医療システムについての知識も皆無だったのに、

なんとなく子どもは欲しいなぁ…と漠然と考えているだけでした。

 

ヒアリングの結果を受けて、

大学院留学の帯同中に妊娠・出産を考えるなら

それなりの準備が必要だな…!(小並感)

ということと、

そこまで金銭的な余裕がなくても保険次第ではなんとかできるかも…?

ということがわかりました。

 

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子ども服売り場で「あーん、かわいいしんよー!!(^ω^)」とかはよくやってた(怪しい)

 

 

②保険のカバー内容を確認する

 

アメリカの医療システム

 

アドバイスいただいた内容をもとに、

まずやったことは保険のカバー内容の確認。

 

アメリカの医療システムって、日本とは根本的に違ってるんですよね…(´・ω・`)

 

日本だと会社経由で組合健康保健に加入したり、

そうでなくても役所経由で国民健康保険に加入しておけば、

原則としてどの病院でも3割負担で医療を受けられますが(妊娠・出産はおいといて)、

 

アメリカではそういった「健康保険」といった制度がないため、

 

医療保険に加入するかどうか

・どの会社の医療保険に加入するのか

医療保険のどのカテゴリーを契約するか(医療全般のmedical、歯科のdental、処方箋のprescriptionは別々の保険に加入する必要がある)

・PPOにするかEPOにするか(ネットワーク内外で使える保険か、ネットワーク内しかカバーされない保険か)

 

というところから任意の選択となり、

さらに、

加入している保険会社の保険が使えるかどうかは、

クリニックにより異なる、というトラップがあります。

(かかりたい病院の保険がA社とB社のみ取扱い、ということであればC社でいくらいい保険に入っていてもカバーされない、ということ)

 

 

産婦人科の詳しいカバー内容を確認

 

わたしたち夫婦は夫の大学経由でCareFirst(BlueCross BlueShield)という保険に加入しており、

医療全般のmedicalはPPO(ネットワーク内外OK)に、

歯科のdental、処方箋のprescriptionにも加入済みでした。

(歯科、処方箋は保険会社が違うので他社になります)

 

改めて大学からもらった保険のパンフレットを確認したところ、

妊娠と出産に関わりそうな部分では

maternity benefitがきちんと明記されていたのですが、

念のため保険会社に連絡して、

NICU

帝王切開

もカバーされていると確認を取りました。

 

ほっ(´・ω・`)

 

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メリーランド州発行のHealth Benefitsのパンフレット。ちょっと古い…。

 

 

産婦人科にカルテを作っておく

 

メリーランドの産婦人科(obgyn)探し

 

おおよそ産婦人科の医療内容がカバーされていることが確認できたので、

次に産婦人科(obgyn)探しを始めました。

 

手術体験記でも少し触れましたが、

日本で昔卵巣に腫瘍があると診断されたことがあり、

3〜4ヶ月に一度経過観察をするように言われていたのです(´・ω・`)

 

なので、アメリカで妊娠出産をするしないに関わらず

いずれはアメリカで産婦人科にかかる必要がありました(´・ω・`)

 

日本人の方にヒアリングをしたところ、

Rockvilleという地域に日本人が多くかかっている産婦人科があるとのことで、

わたしもそこで診てもらうことにしました。

 

※ほんとはいまここで「このクリニックです〜」ってご紹介できるとわかりやすいと思うのですが、

今まさに通っている最中なので全てが無事に終わったら追記しますね(ノД`)

もしメリーランドの産婦人科気になってる方がいれば、

なにかしらの連絡手段でご連絡いただければお教えしますので!

 

 

もうだいぶ前のことなのであんまり覚えてないのですが、

初診ということでかなりたくさんの書類にサインをしたり、

病歴を記入したりした覚えがあります。

 

コロナ対応で診察室・待合室には本人のわたししか入れず、

パートナーには必要であればFaceTimeなどで参加してもらってね、と言われました。

 

先生(のちにプンスコすることになるDr. S)との面談で

・卵巣に腫瘍があると日本で診察されたこと

・妊娠を考えているが、腫瘍がそれに影響しないか確認したい

ということを伝え、

エコー検査だけしてもらいました。

 

特に問題はなかったらしく、

「次は妊婦さんとして会えることを楽しみにしてるよ〜☆旦那さんと営んでね^^☆」

と言われて帰されましたwwwwwwwwこらwwwwwwww(^ω^ ≡ ^ω^)

 

 

ちなみにドクターとの面談前に、

ナースに血圧を測ってもらったり来院の目的を再度聞かれたりする時間があるのですが、

英語で全然説明できず(というか全く伝わらず)、

夫に電話で代わりに説明してもらう…という一幕がありました。

(ナースに電話越しで「彼女は何のためにここに来たの??」って聞かれた時はつれぇ気持ちになった…(´・ω・`))

 

 

事前に産婦人科を探しておくことのメリット

 

婦人科系の疾患を持っていなければ、

妊娠・出産前に産婦人科にかかっておく必要は必ずしもないかと思いますが、

個人的には以下の理由で

前もってカルテのある産婦人科を作っておけてよかったと考えています。

 

・コロナのせいで新患を受け付けていないクリニックがたまにある。あてにしていた医者がいても、いざというときに新患を取っていないタイミングだと詰む。

・初診の場合、記入する用紙がめちゃくちゃ多い。過去の病歴や同意書、行きつけのドラッグストアの登録など、英語でそれなりの分量の書類を記入しなければいけないので、気持ちと時間に余裕があるうちに済ませておけてよかった。

 

・「どんなスピード感でしゃべるドクターやスタッフがいるのか」、「クリニックの設備や雰囲気」を事前に確認できた。

・自分の加入している保険で問題なく診察してもらえることを確認できた。

・電話で予約を取る、ナースやドクターに英語で来院の目的を伝える、診察の流れを体験するなど、次に来る時に必要な手順を一通り経験できた。

・そもそもアメリカで病院に行くのが初めてだったので、実際にどのような形で請求が来るのか、どのように支払うのか事前に把握できた。

・日本の産婦人科に書いてもらった「紹介状(英文)」がまったく役に立たず、自分の症状は自分で説明する必要がある、ということを学べた。

 

 

特に最後の紹介状の件は…ここの時点で確認できてよかったなと思っています。

病院からもらう紹介状って、患者は開けちゃダメって言われるじゃないですか…?

だから真面目に開封せず、封筒のまま産婦人科の受付に出したんですけど、

なんと中身の3枚中2枚が日本語だったという\(^o^)/

 

1枚だけ、簡単な英文のレターがあったけど、

あとは日本語のMRIと血液検査の検査結果(画像のデータとかなし)のコピーが入っているだけ…!

こんなん英文の紹介状って言う?

1通5,000円もしたのに…。

 

結局何が起こったかというと、

紹介状の中身を見てドクターが一言、"So...how can I help you?"と。

そりゃそうだよね、日本語の検査結果なんかわかるわけないじゃんね!

 

ということで持病がある方で渡米を予定されている方、

英文の紹介状をもらうのも1つの手ですが

最も大事なのは

・持病の英語での呼び方を医者に確認しておくこと

・それが「どこに」「いつから」あるかきちんと把握しておくこと

です!!

 

あと場合にもよるかもしれないけど、

紹介状の中身は確認しちゃってもいいかもしれないです(´・ω・`)

 

 

 

④prenatalのサプリを飲み始める

 

妊娠を希望しているひとにとって

積極的に葉酸(folic acid)を摂ることが重要であることはよく知られていますが、

アメリカだとprenatal(出生前の、妊婦向けの…という意味)用に

必要な栄養素を集めたサプリがドラッグストアなどで売られています。

 

わたしがいまも継続して飲んでいるのは

Nature MadeのPrenatal Multi + DHAというサプリです。

特にこだわりがなかったので、ググってみてレビューがよさそうなやつを選びました(・ω ・)

 

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90日分で$22(≒2,200円)くらい。ちょっとお高い。

 

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粒がでかい!日本のEVEと比べてこの大きさなので、慣れるまではちょっと大変(´・ω・`)

 

かなり粒が大きいのと、

ちょっと前までかなり魚臭い感じ(最近はそうでもないけど)がしたので、

飲みにくいと感じるひともいるかも…

いろいろ種類があるので、飲みやすいサプリを探してみるといいと思います。

 

わたしは、妊娠が分かってから改めて

産婦人科の先生に「このサプリでいい?」って聞いたところ、

成分を見てOKと言ってもらえたので特に新しいものを探さずにこのまま飲んでます。

 

 

 

おわり:情報と保険がとにかく大事なんだぁ〜〜〜

 

紆余曲折ありましたが、

・加入している保険が妊娠・出産をカバーしてくれている

・安心して診てもらえそうな産婦人科が見つかった

ということで、具体的にアメリカでの妊娠と出産がイメージできるようになりました。

 

お住まいの地域やコミュニティとの関わりの有無で

条件は異なってくるかと思いますが、

アメリカに暮らしていると、つくづく情報って大事だなぁ…と感じます。

 

正直、まだ出産を無事に終えていない段階なので

ドヤ〜っと書いてるのがお恥ずかしいのですが

どなたかの参考になれば幸いです!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

また次のブログでお会いしましょう(/・ω・)/

 

 

メリーランド州でWIC(食費補助プログラム)を利用してみる!(アメリカ妊婦生活)

 

どうもkyoumixです(/・ω・)/

 

妊娠後期に差し掛かり、ひとつひとつTo Doを片付けているのですが、

先日やっと「WICへの申し込み」を済ませることができました!

 

今回は、メリーランドでのWICの申し込み方や必要書類、

実際のbenefitなどについて書いておこうと思います。

 

これから申し込みされる方はよかったら参考にしてください(/・ω・)/

 

 

  • WICとは
  • メリーランド州でのWIC申し込み
    • ステップ①:メリーランド州のwebサイトで応募要件を確認
    • ステップ②:countyの事務局にアポイントを取る
      • メールで送った内容
    • ステップ③:countyの事務局とやりとり
      • 必要書類
      • 電話面接
    • ステップ④:eWICカードのPINを登録
  • どんな食材がもらえるか
    • 細かい条件はポータルなどで事前にチェック
    • 個人的に驚いたこと
  • 実際に使ってみる
    • 買い物の流れ
    • 対象商品の表示
    • 試しに使ってみる!
  • おわり:こういった補助はガンガン使っていきたい!
  • 申し込みにあたって参考にさせていただいたブログ

 

 

 

WICとは

 

そもそもWICとは、

アメリカに住む低所得層向けの食費補助プログラムです。

妊娠中の方や小さい子供がいる家庭が対象となっており、

条件さえ満たせばビザステータスに関わらず利用することができます。

 

食費補助プログラム、というのは具体的には、

・牛乳やパン、卵、シリアルといった基本的な食料品が無料(月毎に上限あり)

・野菜やフルーツなどのfresh productがある一定額まで無料

などといった、

家計を直接的に助けてくれる内容になっており、

妊婦さんや小さい子供(メリーランドでは5才未満)の健康を確保することを目的としています。

 

取りまとめはそれぞれの州ごとになされており、

利用できる条件(収入上限など)も各州によって異なるので、

気になる方はまず「WIC 州名」で調べてみるといいと思います(/・ω・)/

 

わたしはメリーランド州に住んでいるので

メリーランドでのWICプログラムに申し込みました!

 

なお、ざっくりとWICの全体像を把握したい方は

こちらのメリーランドのWIC事務局作成の動画がわかりやすいので

先にご覧ください!

 

www.youtube.com

 

 

メリーランド州でのWIC申し込み

 

ステップ①:メリーランド州のwebサイトで応募要件を確認

 

まずは州のサイトから応募条件を満たしているか確認します。

 

health.maryland.gov

 

メリーランド州の場合は、

・メリーランド在住であること

・下記のいずれかであること

  ・妊娠中

  ・6ヶ月未満の赤ちゃんがいる/1才未満の赤ちゃんを母乳で育てている

  ・新生児(infant)、5歳未満の幼児である

・収入上限を上回っていないこと

・栄養のサポートが必要であること

などの条件を満たした人がサポートの対象になります。

 

条件さえ満たしていれば、

本人が仕事をしていようがいまいが、

既婚でも独身でも、

父親でも祖父母でも、OKです!

 

2022年2月時点での収入上限はこちらの通り。

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メリーランドのWICサイトから拝借(income guidelines)

 

ここで一応補足をば…

「低所得層」「収入上限」という言葉にややドキッとされる方もいるかもしれませんが、

アメリカでは(少なくともESOL内で情報交換している感覚では)、

この収入上限にひっかからない家庭のほうが多いような気がします。

みんな結構カツカツだし節約大好き(^ω^ ≡ ^ω^)!

 

 

ステップ②:countyの事務局にアポイントを取る

 

メリーランドの場合は、

county(≒郡、みたいな市区町村よりも大きなまとまり)ごとに申込先が分かれているので、

まずは自分の住んでいるcountyの事務局にアポイントを取ります。

 

WICのwebサイトには「電話してね☆」と書いてあり、

このハードルがすごく高いなと感じたのですが、

意を決して電話したところ

「コロナでオフィス閉まってるからこのアドレスにメールしてね…」という

自動音声が流れました(´・ω・`)

 

ということで、案内があったcountyの代表メールアドレスに連絡してみることに。

 

メールで送った内容

 

・WICに申し込みたい旨

・基本の個人情報

  ・氏名

  ・自分の誕生日(DOB:Date of Birth)

  ・出産予定日(Due Date)

  ・住所

  ・電話番号

  ・メールアドレス

 

 

ステップ③:countyの事務局とやりとり

 

メールを送ってから数営業日で、スタッフの1人からお返事が!

 

・必要書類を送付すること

・電話面接(phone appointment)がある旨

を伝えられました。

 

 

必要書類

 

担当者からのメールには

続きを読む

ぷんすこぷん

 

どうもkyoumixです(/・ω・)/

 

昨日も手術と入院についての記事をアップしたばかりですが、

産婦人科医にあまりにも腹が立ったので

今後のために忘れないようにメモしておきたいと思います。

 

 

 

今日、手術後初めてかかりつけの産婦人科医(S先生)に診てもらう機会がありました。

1月上旬にも定期検診があったのですが、

その時はいつもと違う曜日しかわたしの都合がつかなかったため

別のドクター(G先生)に診てもらっていました。

 

手術を受けた病院からは、

「かかりつけの産婦人科には、手術の内容を共有しておきます」と言われていたけど、

いざ産婦人科での検診を受けると、

「何か変わったことはある?」と聞かれ、拍子抜けしてしまった…という出来事は

既に前回のブログ(④)に書きました。

 

その時、そのG先生から、

手術後のフォローアップのために、念のためリスクがないか確認するべきだからと

エコー検査のスペシャリストである別の産婦人科医を紹介されて、

わざわざ遠くの病院まで診に行ってもらって、

異常なさそうだ…!という判断をもらったところまでも同様に④に書きました。

 

 

 

問題はここから。

 

主担当のS先生(初診からずっとこの人に診てもらってる)と手術後初めての検診だったので、

私がうけた手術については聞きましたか?と尋ねたところ、

「なんの手術?」と聞かれ(まずこれも嫌だけど、まだ許そう)、

年末に腹部の痛みを感じて緊急外来にかかり、

子宮筋腫を摘出する手術を受けた、と伝えました。

 

それを聞いた反応がまず、「そうですか」みたいな淡白な反応。

 

「どこの病院で手術を受けた?」とも聞かれ、

自宅の近くの〇〇病院です、と伝えたところ、

 

「あぁ、僕たちはその病院には行かないことになってるんだよ。

だから僕たちがその情報にアクセスすることはないし、

お助けできることはないね」と…

 

 

 

いや、確かにそうかもしれない。

この産婦人科医とわたしが手術を受けた病院はネットワークが異なっていて、

幸い、わたしが入ってる保険がネットワークの内外に関わらず

医療をカバーしてくれるタイプだったので

どちらのネットワークの病院にもかかっている、というだけで、

本来なら同じネットワークの病院にかかるべきだったのかもしれない。

 

でも、そんな反応するか?

 

 

 

続けてS先生、

「我々も行けるあの病院ならねぇ。

緊急外来にかかる前に僕たちに電話するべきだったね」と。

 

いやいや、電話したよ。

でもそもそもこの先生、出なかったじゃない。

代わりにG先生が対応してくれて、

特に紹介できる病院はない、ってハッキリ言われたのに。

 

 

 

もちろん電話した旨、

そしてどの病院でもいいからすぐに行くこと、という指示を受けた旨も伝えたけど、

それでも一切顔色変わる様子なく。

 

その後、PCのカルテを見ながら話せる状況になったときに、

「手術の詳細レポート(path report)をもらってきてくれれば、話はわかるんだけど」

と。

いやいや…

 

もう送られてるはずだし。

実際、数分後に送られてきてることに気づくS先生。

 

 

 

「ふぅん…卵巣の腫瘍と子宮筋腫を取ったんだね」

帝王切開の必要性についてはなんて言ってた?」などなど淡々に。

 

G先生に別の病院の先生を紹介されて、いま診てもらっていること、

帝王切開の必要性についてはその先生が来週、最終判断をすることになっていることを

また一から説明。

 

一応今現在進行形で起こっていることについては理解したようで、

了解したような感じ。

 

面談の最後に、「問題は片付いたからもう大丈夫だね!」と…

 

 

 

ここまでが今日の出来事。

 

 

 

なんでしょう、なんなんでしょう。

誠意を求めたわたしが高望みだったのでしょうか…

 

まず、私は緊急外来にかかる直前にこの産婦人科に電話しているし、

なんなら前日にS先生に腹痛のことを直接伝えています。

 

その時に、「心配ご無用さ☆」と言って2分で帰らせたのはお主じゃないか。

幸い、盲腸を疑って緊急外来にかかり、

ねじれた子宮筋腫と卵巣の嚢腫を摘出できて、

すべてが無事に済んだからよかったけども、

 

「心配ご無用さ☆」のせいで判断が遅れて、

母子ともにもっと危険な状態で手術を受けなくちゃいけなくなっていたら?

もっと別の病気が隠れていて、赤ちゃんが助からなかったら?

どうするつもりだったんだろう。

訴訟されても勝てるっていう確信と余裕があるのか?

 

 

 

別にいちいち患者の詳しいステータスについて暗記しろ、とは言わないし(無理だろうし)、

手術のレポートはきちんと届いていたので

「なんの手術を受けたの?なにがあったの?」と聞いてくるのは、許せる。

 

でも、労いの一言もなく、

なんなら「電話するべきだった」と言ってくるのは何様なんだ?

 

ちなみにG先生は同じように手術のことは知らなかったけど、

起こったことを伝えたら

「それは大変なことを経験されましたね…無事に済んでよかったわ」と

声をかけてくれたので、すごく安心できました。

緊急外来にかかる直前に電話をした先生がG先生だったから、

話が早かった、というのもありますが。

 

 

 

実はS先生は、このあたりの日本人妊婦ならほぼこの先生にかかる、というくらい

日本人界隈では名の知れた先生。

日本人妊婦さんからの評判を聞いてこの産婦人科の、このS先生にかかる、と決めて、

これまでの定期検診もできるだけこの先生の予約を取れるように

予定を調整してきていました。

 

それなのに、ここにきてこの対応…

 

もう一度書くけど、

別に手術について把握してなかったことについては仕方ないと思う。

アメリカに来たばかりの自分だったらそれすら許せなかったかもしれないけど、

前回G先生のリアクションを見て、それは難しいんだろうな、

自分の口である程度詳しく説明できないといけないんだろうな、って学んだ。

 

でも、

自分が見逃していた(かもしれない)症状について一切悪びれず、

緊急外来にかかる前に指示を仰ぐべきだった、と注意してきて、

挙句の果てに「ネットワーク外だからサポートできることはない」と薄ら笑いながら言ってきたこと、

絶対に許せないし、ものすごく腹立たしい。

 

いつものわたしなら、

波風立てずに流すか、愛想笑いしてたところだけど、

今回ばかりは愛想笑い、一切しなかった。

 

でもそれが精一杯だった。

少しでも抗議の気持ちを示したかった。

英語力が足りないのが悔しかった。

 

 

 

もうこの先生の予約は、他が空いてないときじゃないと取らないことにした。

次回の診察はG先生の予約を取りました。

 

ただでさえ、異国で医療を受けること、

英語で症状を説明し、英語で指示を仰ぐこと、

診察はコロナの影響で付き添いができないから、マンツーマンで話さないといけないこと、

出産に際して日本から家族を呼んだり、産後も助けを求められないこと、

その他諸々、不安やプレッシャーがつきまとう環境のなかで、

 

産婦人科医が信頼できない」なんていう

最も初歩的で致命的な問題を抱えてこのまま前に進むわけにはいかないので。

 

少なくとも、少しでも、自分が診てもらって安心できる先生に頼りたいと思います。

 

 

 

今回の学び:こっちの人に誠意を求めてはいけない。

 

 

 

感情のままに書いた文章なので、

わかりづらいと思います。すみません。

嫌になったらのちのち消すかもしれません。

 

こういう嫌なこと、たまーにあるんだよな!!

 

 

 

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AKIRA volcano ramen



ちくしょう…と思ってその足で食べに行ったラーメン。おいしかった。

嫌なことがあったらだいたいラーメン行ってるな。

ラーメンがある地域に住めててよかった(´・ω・`)!

 

アメリカで妊婦が子宮筋腫の摘出手術をした話④【終】(退院後の生活、痛み止め、電話通訳の感想、請求額など)

 

どうもkyoumixです(/・ω・)/

 

早いものでこのブログを開設して2年になりました!

何かを始めるにはちょうどいい節目になるかなと思って

節分に立ち上げたので、節分がくるともうそんな季節かぁ〜としみじみします。

これからも週1更新を目標に、アメリカに住んでる間は続けていきたいなぁ〜

 

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今年は恵方巻きを作ってみた(^ω^ ≡ ^ω^)
ちゃんと酢飯、きゅうり、かにかま、冷凍ほたて&えび、たまご焼きがはいってるお(^ω^ ≡ ^ω^)
美味しくできた(^ω^ ≡ ^ω^)

 

さて、年末から年始にかけて手術を伴う入院をしていました。

 

めちゃめちゃ簡潔にまとめると、

「お腹が痛くて念のため病院に行ったら、大きめの子宮筋腫が捻れていたので手術した」

というお話。

 

妊娠中の手術となりましたが、赤ちゃんも私も無事に退院することができました。

 

今回は退院の流れ、痛み止め、電話通訳の感想、請求額といった

細々としたものをまとめて、手術体験記を締めたいと思います!

 

ややボリューミーですが、よければお付き合いください!

 

 

前回までの記事はこちら↓

 

kyoumix.hatenablog.com

 

kyoumix.hatenablog.com

 

kyoumix.hatenablog.com

 

 

 

 

退院の流れ

 

術後2日のスピード退院!

 

病室で年を越し、元日早々に退院となりました。

もちろんアメリカに「お正月」という文化はないので

Happy New Yearの挨拶もそこそこにアップルマフィンを食べました。

 

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毎度飲み物が多かった(コーヒー、オレンジジュース、牛乳パック)

 

病院側は前日(つまり手術翌朝)に退院させる気満々だったんですが、

一晩粘った時点でもこちらとしては

「まだ早いよぉ…」って気持ちでいっぱいでした(´・ω・`)

 

家に帰ったところで

トイレちゃんと行けるかなとか、

電動じゃないベッドから起き上がれるかなとか、

病院から自宅までの道のりの揺れに耐えられるかなとか(´・ω・`)

 

まぁでもずっと病院にいても、

痛み止めを飲むくらいしかできることないからね(´・ω・`)

 

 

ドクターからの注意事項

 

その日の午前中にドクターがやってきて、

退院後の過ごし方についてのインストラクションを説明してくれました。

 

・生活面の制限

・シャワーは今日からOK!

・2週間は掃除機かけない、重いもの持たない。階段の上り下りも1日1回まで。

・1週間は運転禁止。

・腹痛(abdominal pain)を感じたり、発熱したり、出血があったり、陣痛(contraction)のような兆候に気がついたら、すぐ病院に行くこと。

 

・処方薬について

・痛み止めを1週間分くらい処方するが、麻酔レベルで強い薬のため、基本的には市販のタイレノール(≒カロナール)を飲むこと。

・処方する薬の副作用で便秘になりやすいので、便を柔らかくする市販のColaceという薬を必要に応じて飲むこと。

 

・かかりつけ医のフォローアップについて

・縫合した糸は勝手に溶けるので、次の定期検診でかかりつけ医にテープだけ外してもらうこと。

・今回の手術については、この病院からかかりつけ医に共有する予定(←フラグ)

 

 

その後、退院します!という書類にサインをして、

今回病院で施された処置(検査内容と結果、手術概要など)を要約した用紙をもらい、

退院手続きは完了しました。

 

そぉぉぉぉ〜〜〜〜っと身支度を整えて、

ナースに「いっぱい食べて、いっぱい水分摂って、いっぱい赤ちゃんに話しかけてね!」と激励され、

うっかり届いてしまったお昼ご飯を食べてから、自宅に帰りました。

 

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ほろほろ煮込み牛肉^^ これは結構美味しかった^^

 

 

電話通訳の感想

 

上記の説明が始まったとき、

一旦家に帰った夫がまだ病院に来ていなかったこともあり、

退院時のインストラクションでは電話通訳を利用しました。

 

アメリカでは、患者さんが英語を話せなくても不利益を被らないように、

多くの病院やクリニックで通訳のサービスが受けられるようになっています。

 

使いたい時は話の途中でもドクターかナースにお願いすればOK。

この病院では、専用のiPadを持ってきてくれて、

ドクターたちが通訳さんとのセッティングを済ませてくれました。

 

 

で、使ってみたはいいものの…

やや微妙でした(´・ω・`)

 

 

通訳の流れとしては

 

ドクター喋る(英語):例)"If you have an abdominal pain..."

通訳電話越しに訳す(英語→日本語):「もし腹部の痛みを感じた場合は…」

患者喋る(日本語):例)「わかりましたー!」

通訳電話越しに訳す(日本語→英語):"I understand."

 

という感じなんですが、

 

 

まず、音質や電波のせいで会話そのものがスムーズに進まない。

スピーカーフォンで喋ってるので仕方ないといえば仕方ないのですが、

ベッドからだとかなり大きな声を出さないといけないので、

術後の疲れた状態ではちょっとしんどかったです。

 

あと、こちらの英語が第二言語であることを考慮してなのか、

ドクターがシンプルな英語でゆっくりと説明してくれたので、

通訳を介さなくてもほとんどの内容が理解できてしまって、

通訳を待つ時間にやや煩わしさも感じました。

("Do not drive for one week."とかだったらさすがに聞き取れる)

 

 

1番困ったのは誤訳されてしまったことです(´・ω・`)

 

子宮筋腫のことを英語ではfibroid(読み:ファイブロイド)というのですが、

ドクターが「あなたはfibroidを摘出する手術を受けました」と言ったのがうまく聞き取れなかったのか、

「あなたは5つの筋腫を取り除く手術をしました」と訳されました。

 

5つ…ふぁいぶろいど…

ファイブのロイド…ってコト…!?(ちいかわ)

 

明らかにこれまでのドクターの説明と食い違っていたので

おかしいな、と感じましたし、

ちょうどそのタイミングで夫も到着したので、

「これは誤訳だ」とはっきり気がつくことができました。

 

でもこれがもし1人の状況で、

おかしいなと感じても誰にも答え合わせできない(あるいはその余裕がない)場合に起こったら

結構怖いなと思いました。

 

電話通訳が利用できるのはとってもありがたいし、

自分でこれなんて言おう…と思っていた質問が聞けたのでよかったのですが、

相手も人である以上100%ではないので

身を守るためには

自分自身がある程度英語が分かるようになっている必要がありますね…(´・ω・`)

 

 

退院後の生活

 

スローライフのスタート

 

退院したその日と翌日くらいまでは本当にしんどくて、

家の中でも1歩1歩慎重に、ゆぅぅ〜〜っくり歩くようにしていました。

何かを手に持って歩くのは、バランスが崩れるので避けていました。

 

靴下も自分で履けないし、

手すりがないと椅子に座ったり立ち上がったりできないし…

シャワーを浴びた後も自分では着替えが拾えないので

夫に浴室まで来てもらって…みたいな(´・ω・`)

 

 

1番辛かったのはベッドに寝る&ベッドから起き上がる動作。

開腹の手術跡と、右側のおそらく筋腫を摘出した部分がすごーく痛かったので、

少しでも動くと下腹部全体がビリビリビリッ!!と痛む…。

 

最終的に編み出したベッドへの寝方は…

 

・キッチンで使っていた踏み台をベッドサイドに置いておく

・でかいクッションを枕元に重ねて、柔らかい壁を作っておく

・ベッドサイドの出来るだけ枕側に腰掛けて、踏み台に両足を乗せる

・でかいクッションに体重を預けながら、片足ずつ、太もも〜ひざのあたりを手で持ち上げるor夫に持ち上げてもらう

・両足が乗ったら、でかいクッションから徐々に背中を下にずらしていき、枕に頭がくるまでもぞもぞする

 

というステップになりました(´・ω・`)

起き上がる時はこの逆。これは2週間弱続けてたかも。

 

最初の数日はこれすら無理だったので、

夫くんに力づくで起こしてもらったりしてました(´・ω・`)

 

あとは、

横隔膜を刺激する笑い方ができなかったので

新春のお笑い番組をチェックするのがしんどかった(´・ω・`)

 

 

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アノヴァ先輩夫妻がプリンとお花を差し入れしてくれました(´;ω;`)

 

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指導教官夫妻も手作りおせちを分けてくれた…(´;ω;`)!

 

 

とはいえ、つわりの時とは違い気分が悪いわけではないし、

頭も元気なので、退院後は普通にブログとか書いてました。

 

2週間くらいは日常生活は無理かなぁ…と思っていたけど、

身体の回復は想像以上に早くて、

退院2日後くらいにはトイレもかなり楽に行けるようになり、

3〜4日目くらいからは自炊もちょこちょこ再開できました。

 

この手術体験記も退院4日後には一通り書き上がっていました。

 

 

痛み止めについて

 

処方された痛み止めは2種類で、

オキシコドン(Oxycodone)→8-10レベルの激しい痛み

インドメタシン(Indomethacin)→4-7レベルのそこそこの痛み

の処方箋をもらったのですが、

インドメタシンのほうはCVS(=大手ドラッグストア)のカウンターでストップされてもらえませんでした(^ω^ ≡ ^ω^)

 

インドメタシンは妊婦の服用が推奨されていない薬らしい。

CVSの薬剤師に、「病院にダブルチェックしないと渡せないよ!今日は土曜日だから月曜日に確認する」って言われたんですけど、

結局月曜日になっても連絡がこないままなぁなぁになってしまいました…(^ω^ ≡ ^ω^)

 

※ちなみに、アメリカの処方箋は病院から予め登録しておいたドラッグストアに

電子データで送られるパターンが多く(ドラッグストアは好きなチェーン、店舗を登録できる)、

その場合は薬さえ用意できていればドラッグストアの処方箋カウンターで名前を伝えるだけで薬を受け取ることができます。

(病院によっては紙の処方箋をもらってドラッグストアに自分で持っていって、準備ができたら取りに行く、というパターンもあります)

 

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CVSで受け取ったオキシコドン。こんなケースに入ってます。

 

そのほか、市販薬の

タイレノール(Tylenol)→ 一般的な解熱鎮痛剤。マイルドに効く。成分はアセトアミノフェンで、日本のカロナールと同じ。

・コーレイス(Colace)→便を柔らかくする薬。強い痛み止めであるオキシコドンの副作用で便秘になりやすくなるのと、お腹に力を入れらない状態でもお通じを助けられるようにとのことで。

を購入するように案内されました。

 

市販薬をドラッグストアで買ってね、っていう指示、

日本だとあんまりないですよね(・ω ・)

 

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タイレノール。成分はアセトアミノフェン。めちゃくちゃメジャーな解熱鎮痛剤。

 

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コーレイス(Colace)。アメリカではそこそこ一般的?らしいけど、日本では売ってない成分らしい(・ω ・)

 

 

「食後に1日3回!」みたいな指示ではなく、

痛みがあれば痛みの強さに応じて薬を選んで飲む、というシステムだったので

自分で服用のタイミングを判断するのがやや難しかったです(´・ω・`)

 

それぞれの薬に「24時間以内に○錠まで!」とか、

「○時間空けなきゃだめ!」とか書いてあるし…

 

結局、処方してもらった1番強い薬のオキシコドンは初日だけ服用して、

あとはタイレノールを起床時・午後・寝る前に、

コーレイスを毎食後に飲む、という風にしていました。

 

5日目まではタイレノールが手放せなくて、

朝、痛みで目が覚めることもあったのですが

6日目からは痛み止めがなくても大丈夫になりました(/・ω・)/

 

 

術後のフォローアップ検査

 

かかりつけ医へGO☆

 

かかりつけの産婦人科の定期検診が1月上旬に入っていたので、

入院した病院のドクターからは、

・縫合部分のテープをかかりつけ医に取ってもらってね

・手術の内容についてはうちから共有しておくね

と言われていました。

 

共有してくれるなら楽だな〜安心だな〜と思っていたのですが、

実際にかかりつけ医に行ったところ、

「何か変わったことはある?^^」と聞かれました。

 

えぇ〜…

この日のドクターは同じクリニックの初めて見てもらう先生だったので

もしかしたら私のカルテには情報が入っていたのかもしれないけど…

 

改めて、年末から腹痛があったこと、一度ここに来たけど心配無用と言われたこと、

手術と入院をしたこと、子宮筋腫を摘出したことを一から説明しました。

やっぱりアメリカで言われる「やっとくね」は信じてはいけないと痛感しました…

 

妊娠中の手術だったということで、

念のため出産へのリスクが発生していないかきちんと検査をしましょう、ということになり、

エコー検査の専門技師がいる産婦人科を紹介されました。

 

どうやら、同じ産婦人科のなかでも

定期検診のためのエコー検査と

より精密な目的でのエコー検査では役割が分かれているらしい…!

 

 

より精密検査ができる産婦人科

 

電話での予約(英語…(´・ω・`))と

webページからのデジタル問診票の入力を済ませ、

紹介してもらった新しい病院に。

 

内容は専門技師によるエコー検査とドクターとの面談。

エコーだけで30分くらいじっくりと確認してもらい、

特に異常はないとのこと!よかった〜

定期検診ではなかなかエコーを見てもらうチャンスがないので

見てもらえて嬉しかったです。

 

今度また行くことになっているのですが、

最終的には手術した病院から治療内容の詳細を取り寄せたうえで

帝王切開(C-section)の必要性があるかどうかを判断して

ここでのフォローアップは完了するらしいです。

 

 

手術、入院にかかったお金

 

アメリカの医療費と保険制度

 

いやぁ…すごいです。高いです。アメリカの医療費…!

たぶんこれを読んでくれている方も1番気になるところではないかと。。

 

実際、わたしたちもすごく怯えていました。

手術が無事に終わったのはいいけど、支払えない金額の請求が来たらどうしよう…

いざとなったら交渉しないと…

と、指導教官の先生に万が一の場合のヘルプをお願いしたりしていました。

 

アメリカでは経済的な理由で医療費が払えない場合、

きちんと交渉すれば減額や分割に応じてもらえる場合があるそうです。

そもそも、事務が全体的に雑な国なので、

病院や保険会社の手違いでものすごい金額の請求が来てしまったり、

支払ったはずの医療費が再度請求されるケースもあるとか。

 

ということで、

請求が来ても鵜呑みにしてすぐに支払わない&細かく内容をチェックすることが

すごくすごく大事だそうです!

 

 

EOBと請求書

 

手術と入院から1ヶ月ほどの間に、

EOB(Explanation of Benefit)や請求書(bill)がいくつか届いたのですが、

五月雨式にちょこちょことやってくるので、

実はまだ全体でいくらかかったのか把握できていません。。。

 

※EOB(Explanation of Benefit)…保険会社が発行する書類。

①病院やクリニック、検査機関といったproviderがどのような項目でいくら請求しているか、②保険会社がそのうちのいくらを負担するか、③保険加入者の自己負担額がいくらか、が記載されている。だいたいは請求書(bill)が来る前に、郵送で送られてくるか、保険会社のポータルサイトで確認できる。

 

入院した病院は1つなのに

EOBや請求書が五月雨式にちょこちょことやってくるのは、

治療に関わった関係者が多く、

請求元がドクター個人、検査機関、入院した病院…と分かれているからで、

しかもそのドクターも執刀医、画像診断医、手術前の相談医…と、

それぞれの関係者から独立した請求書が来るからです(´・ω・`)

 

 

実際の請求額と自己負担額

 

前置きが長くなりましたが!

いまとりあえずわかっている範囲で公開しちゃいたいと思います。

 

※転載禁止です。(念のため)

 

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せっかくなのでリアルな数字を載せてみる

 

ぎゃ〜〜〜

 

ということで、子宮筋腫の摘出手術と入院(1泊)のproviderの

請求額は$23,582.27(≒2,358,227円)でした。

 

230万円…

別日に行ったフォローアップのためのエコー検査を除いても、

200万円以上の請求が来たことになります。

 

しかし、そのほとんどを保険がカバーしてくれたので

自己負担額は10万円強で済む見込みです。全体のおよそ4%。

保険、すばらしい…

 

最初は入院した病院からの請求額だけを見て、

130万円くらいか…!とそれでもびっくりしたのですが、

あとからそれぞれのドクターや病院外の検査機関からの請求も来ていて、

さらに100万円ほど上乗せになりました。

 

まだ請求が来ていない分もあるかもしれないのでやや怖いですが、

おそらく保険がカバーしてくれるでしょう…!

 

なお、処方箋(prescription)の保険は

一般的な医療保険(medical)とは区分が分かれていて別々に加入する必要があります。

そのため上の表には含まれていないのですが

請求額が$10程度、自己負担が$1程度とかなり安価でした。

 

 

まとめ

 

自分の痛みを信じて、とにかく訴えるのが大事

 

年末に感じていた腹痛への違和感から始まり、

一度はかかりつけ医の診断を受けたものの

「念のため」と受診した緊急外来で結果的に子宮筋腫が見つかり、

無事に治療を済ませることができました。

 

もし途中で

 

緊急外来高いし、年末年始だからやめとこう…

英語で診察受けるの怖いからやめとこう…

かかりつけ医は大丈夫って言ってたし、緊急外来は大袈裟かも…

盲腸じゃないならさっさと帰ろう…

 

と、一度でも選択肢を間違えたら、

もっと長い間痛みに耐えるしかなくなり、

危険な状態に陥ったかもしれません。

 

「念のため」と病院に行ったのは英断だったと思います。

調べてみて本当になにもないのなら、それが1番いいわけですし…

 

一度はかかりつけ医に大丈夫、と言われたけど、

自分自身の症状と痛みを信じて訴えてよかった…と心から思いました。

 

今思うと、

「全然大丈夫だよ!心配しすぎ☆」ってテンションでかるーく、

"巻き"で診察されたことが、とても腹立たしいです。

 

心配なことは全て訴えて、

具体的に説明できなさそうであれば電話通訳を使うのも手ですし、

それでも取り合ってもらえなさそうな時は、

痛みをやや大袈裟に伝えてもいいのかなと思いました。

「痛みのレベルでいうと9〜10が続いていて、耐えられない」とか。

 

あと、アメリカのお医者さんは原則として

"How can I help you?"のスタンスなので(うちだけかもしれないけど)

自分自身が自分の身体で起こっていることや

いままでの治療や通院でわかっていることを十分に理解し、

例えばこんなリスクがあるかもしれないから調べたい、と

具体的にリクエストを出すことが重要だとも感じました。

(今回は、盲腸を疑っていることを明確に伝えた)

 

 

保険加入は必須

 

今回の件で改めて保険に加入する重要性を実感しました。

230万円は…払えないです(´・ω・`)

 

うちは夫婦ともに、大学経由で

医療保険(medical)、歯科(dental)、処方箋(prescription)の保険に加入していて

月$700ほど(年間で$8,400)というそこそこの額を支払っているのですが、

それでも手厚い保険に入っておいてよかったと思います。

(普段の産婦人科の定期検診代もほぼカバーされているので…)

 

※2022/3/24訂正

すみません!改めて確認したところ月$340程度でした!earning statementの読み方を間違えていた…!

それでも年間$4,080ほど。そこそこの額ということに変わりはないですね…(´・ω・`)

 

 

健康なのであればそれに越したことはないですが、

生きていれば万が一…ということは十分にありますので

保険にはちゃんと入っておくのが大事…

 

なお、countyによっては低所得者向けの保険プログラムを用意している地域もあります。

(「low income insuranse 州名」とかで調べると出てきます。)

 

 

英語の用意と心の用意

 

当たり前のことかもしれませんが、

アメリカで生きる以上、自分たちを守るための英語は自分で話せないといけないな、と強く思いました。

 

医療通訳などのサービスにも間違いが発生するリスクがあることを理解して、

次の出産のための入院のときには、

もっとスムーズにドクターやナースとやりとりできるように

語彙を覚えて使う習慣を続けていこうと思います。

(メンタルのために医療通訳を信じ抜く、というのも手だけど)

 

あと、余談ですが昔見たバイリンガールちかさんの動画が役に立ちました!

ナースさんに「おなら、出てるカナ??^^」って不意に聞かれたりするので…

 

youtu.be

 

 

おわり! このまま健康に過ごせますように

 

4回に渡って長々と書いてしまいました。

特に今回はすごいボリュームになってしまいました。

読んでいただいた方、ありがとうございました。

 

とにかく、無事に済んでよかったです!

とはいえ妊娠生活はまだまだあるので、

引き続き油断せず、気をつけて過ごそうと思います。

 

退院してから指導教官の先生夫婦に差し入れをいただいたり、

院生仲間の先輩夫婦からも差し入れをいただいたり、

ブログにもあたたかいコメントをたくさんいただいて…

まじで、まじでありがたかったです。ほろり…(´;ω;`)

 

そして、緊急外来に行くことに同意してくれて、

ずっと付き添ってくれて、随時通訳してくれた夫くんにも感謝を。

 

最後に、年末年始にもかかわらず尽力してくださった

すべてのドクター、ナース、スタッフさんにも、ありがとうございました!

 

もうこのまま、出産まで何も起こらないといいなァ…(´・ω・`)

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

また次のブログでお会いしましょう(/・ω・)/